日本の味を世界へ【グルメ】
ドバイに進出している日系企業は年々増加中。
トヨタを代表する車業界、エネオスなどの石油系、日立などのエネルギー系、みずほ・三菱などの銀行、貿易会社など日本と世界をつなぐ企業が勢力を拡大しています。
ドバイに住む日本人は約3000人。狭いコミュニティです。
多くとはいえない人口ですが、日本人はどこに行っても日本の味を求めるものです。
寿司、うどん、からあげ、ラーメン…。ふと食べたいなあと思う日本の味。しかしそう簡単には売っておらず、今でこそ寿司は世界中で人気の日本料理になっていますが、やっぱり日本の寿司とは何か違う…。
さらに、基本的にイスラム教のUAEでは豚肉は禁止。豚肉料理を出すお店は限られています。
念願のラーメン屋!!
一幸舎
博多とんこつで日本でも有名なお店ですね。中国やアメリカなどにも多く出店していて、日本の味を世界に届けています。
そして、1週間前に中東初進出を成し遂げました。でも、
どうやって豚骨ラーメンを売るの?
豚肉を料理に出すのはこの国では御法度。
しかし一幸舎さんは考えました。
鶏からじっくりだしをとった鶏白湯ラーメン!
豚ではなく、鶏で代用したのです。
〔一幸舎UAE店 感想〕
〇店長は日本人。スタッフの教育もしっかりしている。清潔感もあって良かった。
〇メニューが豊富で、鶏白湯だけではなく、まぜそばなど本格的な日本の味が体験できる。
〇麺の固さを指定できる。お好みは「バリカタ」
〇自家製麺で日本の味を思い出した。ここは日本か?と錯覚するほど。
〇BGMが日本の曲で、行ったときは嵐が流れていた♫
海外で日本の味を再現し、売るという行為をするのはかなりの至難の業だなと思います。現地で食材を調達したり、日本式のマニュアルで働く従業員をそろえたりするのは、他のお店を見ていて難しそうだからです。
日本の味を世界へ!
夢を実現するには、想いだけではなく戦略も必要。こんなおいしいラーメンを遠く離れた国に届けてくれる一幸舎さんに感謝です。
これからますます日本の味が世界に広がっていくことを願っています。
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