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子どもへ「がんばれ!」は言わないでおこう【臨月妊婦の記録③】

胎動が朝晩と激しく、膀胱も肋骨近くも圧迫してくれるおかげで、母(私)の体もたくましくなってきたように感じます。

相変わらず睡眠時間は短いスパンですが、よく食べ、副業の準備を行い、夫の力を借りながらのんびり過ごす毎日です。

のんびりするだけでは物足りず、何かと行動しないと気が済まない、止まれない性格のわたしは、学ぶことや新しい人と出会うのが何よりの楽しみ。

先日ご縁あってとある経営者のお話を聞くことがありました。

その時、心に響いた子育てや人材育成に関するお話について備忘録を。


"子どもがかけっこのスタートラインに立ったとき、何と声をかけますか?"



応援席のテントでカメラを構えているシーンを想像して、わたしが言うとするなら…

「がんばれ〜!!!」
「ここで見てるよ〜!!!」

教師の立場でも、きっと力強く「がんばれ!」というに違いないでしょう。

しかし、その経営者の方は「がんばれ」はNGだというんです。

どうしてか。

「がんばれ」は大人が子どもに期待をしているという意味の現れ。もし、1位じゃなかったら、こけてしまったらお家の人に怒られるかもしれないと子どもは思ってしまうでしょ。

では、どんな言葉をかけてあげるのがよいかというと
「楽しんでね!」とか
「行ってらっしゃい」

がいいんだと。

「しっかりとあなたのことを見ているよ」ってことが伝われば子供は安心してスタートすることができるんだそうです。


たしかに、大人は勝手に子どもに対して
・よい結果を残して自信をもってほしい
・がんばればよいことがある
という思いからよく「がんばって」と声をかけます。

しかし実際には、「がんばれ」は受け取り方によってはプレッシャーにもなるし、がんばったけど悪い結果だったら親の期待を裏切ったと思ってしまいかねません。

たしかに時には、励ます意味での「がんばれ」は必要です。
これまでやってきたことを知っている大人からの「がんばれ」はとてもパワーになると信じています。

だからこそ、基本的には”見ているよ”のメッセージを送り、安心して一歩を踏み出せるようにしてあげたいものです。


割と体育会系の考えの私たち夫婦。
今回の経営者からのお話で海のような心で子どもの成長を見守って認めて受け入れてあげたいなと考えを共有させることができました。

さあ!出産がんばるぞ!!
ではなくて
出産楽しむぞ!!!


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