RABBIT HUTCH 4周年に際し
2021年11月26日、RABBIT HUTCH は4周年を迎えました。
それを記念し、来る12月1日『The Dreamer』という PREDIANNA のカバー曲がサブスクでリリースされることが発表されました。
ダンスビデオも公開されるようで楽しみです。MVではなく終始定点カメラでダンスをしている動画になると想像しますが、ライブで踊るのが好きな私にとってはそういう映像は大変ありがたいです。
またサブスクでの配信というのも歓迎したいです。こういうファンダムの活動ではとにかくモノに縛られがちになり、数年後、ほとぼりが冷めた後は処分に困ったりするものです。否、グッズ類だけの話ではなく生活一般でも同様に、最近では現金も触らなくなり(それこそ本当にDIANNAプロジェクトの特典会の時だけ、とか......)、不惑を越えてからというものの、DIE WITH ZERO や、マイナスで生きる、という生活様式にスライドして行かねば、と思うようになりました。と言ってもまだまだモノに囲まれて生きています(今年中にはたくさん処分しようそうしようきっとゼッタイ)。
話が脇道に逸れましたが、この『The Dreamer』は先日開催されたRABBIT HUTCH & MERUCHU ダブルワンマンライブ『ふわぴょんわんだーらんど』の RABBIT HUTCH 公演にて不意に披露され、PREDIANNA からのファンが色めき立つという出来事がありました。私自身はこの曲は初めての体験でしたので、オーディエンスのそのうろたえた様子を尻目に、必死に振り付けを真似ておりました。
また話によれば、この曲は PREDIANNA が解散前に発表した最後の楽曲で、ライブでのみの披露で音源はなく、レア度の高いものだったようです。後藤ひなた、服部桜子、天野里音の3人は当時 PREDIANNA と帯同しライブ活動をしていたこともあり、それを自らが音源化できることに特に感慨深いのではないかと思います。
当時のこの曲に込められた想いや成り立ちの経緯は私にはわかりませんが、タイトルや歌詞から想像するに、それぞれ違う道を辿ることとなった PREDIANNA 個々のメンバーの Dreamer としての姿に成り代わって、 RABBIT HUTCH のこれからの夢追い人としての展開へコンバートされるのではないかと考えられます。以前の記事で紹介した最新シングル『笑って』では「成長」をテーマに、メッセージ性の強いしっとりとした楽曲に挑戦し、カワイイだけじゃない姿を見せようという姿勢を取りはじめました。この『The Dreamer』のカバーも PREDIANNA の遺伝子を受け継ぎ、更にひとまわり大きい成長を見せようという試みなんだと思います。
それを象徴するかのように、放出されたビジュアルからは、これまでの黄(天野里音)・青(後藤ひなた)・桃(服部桜子)・緑(清田杏里)・赤(三浦みう)という5色カラーを抑え、白と黒のモノクロームに、前回の『笑って』の衣装からは完全に断絶された装い、そして何より、三浦みうがセンターに配置されているという、全く新しい視覚効果を提供しています。これは PREDIANNA からのバトンを確実に受け取った瞬間である、というあらわれのように感じます。
思えば、今月20日に開催された RABBIT HUTCH のファンミーティング『聖兎☆聖域(セイント・サンクチュアリ)』のTwitter上で展開されたティーザーで、それぞれのカラー名に✗をつけた写真がアップされましたが、これとちょっとは繋がっていたのかも知れません。
兎に角、今回はミニリリースという形ではありますが、どんどん新しい展開をたたみかけてくる RABBIT HUTCH の5年目も目が離せません。ひとまずは12月1日を心待ちにしようと思います。
今年も残すところ1ヶ月弱。来年からは東京や各地への遠征も始まるんじゃないかとまことしやかに噂されていますが、しばらくステイ・ナゴヤだった RABBIT HUTCH の、キッズアイドルから数ステップ成長した姿やステージパフォーマンス、ほんのり色づいてきた女子としての魅力に、より多くの人に気づいてほしいと願ってやみません。