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【6/5(水)原油のファンダメンタルズ:同じパターンと対応】
図1. 投資家の心理は株価の動きによって左右されます。原油価格も同様で、価格が上昇すると地政学的リスクなど多くの要素が好意的に見えますが、価格が下がり始めると景気後退の懸念が出てきます。一般的に、投資基準は株価や原油価格の動きに基づいています。
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原油価格が下落する中で、マネーマネージャーのポジションはコロナ時とほとんど変わらないほど弱気(ベアリッシュ)になっています。個人的にはこのような状態を好みます。
図2. このように、投資家のセンチメントがコロナ時とほとんど変わらないほど悪化している中で、原油在庫量は減少を続けています。非常に高い確率で、今週も原油在庫量は5〜6MBの減少を続けると見られます。
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図3. さらに、この状況下で精製マージンは反発しています。この流れが続けば、需要が回復していることを意味し、原油価格は近いうちに反発するでしょう。
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私と長期間共にしてくださっている方々は、このプロセスがどのように作用するかを理解されていると思います。同じプロセスで2023年第3四半期と2024年第1四半期を乗り越えてきました。特別な変動がない限り、今回も良いリターンを得られるでしょう。
現在の状況は過去と同様、ファンダメンタルズは改善しているのに原油価格が下落しているため、センチメントが良くならないケースです。
昨日と今日のような下落は、私にとっては持ち株を増やすチャンスであり、そのためVRNの比重を増やしました。さらに、明日原油価格がさらに下がって60ドル台に突入すれば、同様に比重を増やす予定です。
もちろん、CVEも良い選択だと思います。
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