目指せ!都内で戸建て 2000万!?
どけちパパの意味不明な発言。私だけではなく、不動産会社の方にも主張していました(笑)
結局、「3000万円以内の中古戸建て・3LDK・庭付き・駐車場込・約100平米・築20年」を購入することになりました。
当時(今も?)、都内新築戸建て物件は、5000万円〜7500万円で売り出しているように思えます。
そのような状況の中、テキトーに内見ボタンをポチポチ押して、いろんな選択肢の中から決断して、購入に至りました。その1つ1つの選択肢をオープンにしていき、「素人でも納得できる購入ができた」ことを記録に残そうと思います。
自分に合う不動産会社担当者
購入したい物件の内見希望をポチポチ申請したら、向こうから数社やってきました。全部で4社の不動産会社と関わりをもち、1番信頼できる不動産会社で契約できました。ちなみに、4社中2社は、最悪な不動産会社でした。
・合わなかった不動産会社:資料請求したら、いきなり家に押しかけてきた(この時点で怖い)、内見したい物件を見せてくれず、自分たちの会社が建設している物件に無理やり連れていかされ、最終的には「なんで俺には契約が取れないんだー」と叫ばれた_:(´ཀ`」 ∠):笑。
・相性が良かった不動産会社:自分たちの意見を聞いてくれた。納得がいくまで内見させてもらえた(100社以上内見しても大丈夫と言ってもらえた)。
以上、当たり前のことのようですが、意外とコミュニケーションが取れない人はいるもんだと実感しました。
そのためにも、「どのような物件を購入したいか、明確な基準(細かくなくても良し!)を持って内見に挑むこと」、「すんなり購入しそうな客と思われないようにすること。」と気づきました。
⇨ 『都内で3LDK以上の2000万円以内の戸建て物件希望』 という、どけちパパのよくわからない発言が生かされていたと思います。
SUUMO物件を実際に内見してみた
戸建てを合計40〜50軒ほど内見しました。
自分が気に入った物件のURLをたくさん不動産会社の方にメールを送付し、
1日多くて6軒。少なくて3軒ほど内見。(ちょっと数値は感覚値ですけど・・・)
エリアも限定せず、6エリアほどまわりました。
「3LDK以上・3000〜4200万円・駐車場付・新築中古戸建て」の条件で、他の細かい希望は設定しませんでした。
担当の不動産会社の方が、100軒内見した方もいるので、いくらでも付き合うとおっしゃってくれたので、気兼ねなく、内見できました◎
気にいるか否かの物件は、個人好み👩❤️もあると思います。
ここでは、実際に内見してみて、当初の考えと違ったわ!(@_@)という点を列挙します。
〜NG編〜
・吹き抜け有:家の中が広く見えて開放感あって素敵と思ってましたが、暖房費UP そして、掃除は業者依頼となることが多いそうです。維持費大!
・屋上庭園:庭でBBQや夜景みながらビール飲みたいなど、憧れでしたが、基本毎日掃除しないと、雨漏りしやすいみたいです。実際に雨漏り物件を内見してしまいました(時間の無駄w)。
〜OK編〜
・駅から徒歩10分以内で探していたが、11分も10分もあんまり変わらないことに気づいた!(普通に考えればわかりそうなことですが・・・。)おかげで、SUUMOの検索幅を拡げ、今の購入する家を発見することができました。
・物件の値下げ交渉。当初は全然値下げ交渉できませんでした。ローン審査を依頼し、主人がフリーランスのこと&物件建物の影響で、審査に落ちてしまい、「頭金を増額するので、物件の値段(数百万円単位w)を下げて欲しい」とお願いしたところ、値下げに成功しました。『複数回、内見したこと。具体的に値下げして欲しい理由があったこと。また、買い手が1年近く見つかっていなかったこと。』が要因で、たまたま値下げできましたが、基本値下げは難しいので、値下げ戦略は内見のうちから考えないといけないと思います。
新築 or 中古 , 戸建て or マンション
私の考え・・・戸建orマンションの選択は、戸建希望でした。自分たちの実家が戸建というのあり、なんとなく戸建と考えていました。あとマンションは、管理費や駐車場代が毎月継続して支出していく仕組みが納得できず、購入した物件が完全に自分のものにならないイメージがあったためです。
新築or中古の物件については、どちらでも納得できる価格と条件であれば、問題なし!と考えていました。
どけちパパは、「戸建&中古物件」の1択!!!!
なぜか???? “土地の価格は過去の統計上そんなに下がらないが、建物の価格は急激に下がっていく”からとのこと。
「資産価値が上がる物件を!」と世間ではよく言いますが、素人ではなかなか見つけることは難しいと思います。建物の価値は、約20年でほぼ無価値となると言われているので、土地の値段で家を購入するという方法はある意味、無難な選択ではないでしょうか。
「5000万円の新築で、2000万円(建物代)マイナスとなる物件」と「3000万円の築20年の中古で、ほぼ土地代のため、値下がり幅が少ない物件」のどちらを選択しますか?
もちろん、新築物件の方が断然素晴らしいです。物件探している間は、主人の主張なんて聞き流してました笑。SUUMOを見ることが趣味の私は、機能面や収納面が圧倒的に、中古物件の比にならないくらいレベルが高いと感じています。
ただ、今考えると、そのためだけに、2000万円ほどの借金を抱えるのは・・・・。リフォームすればずっと安い値段である程度快適にできる!と思え、中古物件を選択して良かったと思いました( ^ω^ )
(お金持ちになったら、新築注文住宅とかも憧れちゃうかもだけど☆)
ローン について
実際に購入するとなると、多額のお金がかかるため、住宅ローンを組む方が大多数だと思います。我が家は中古物件を購入したため、リフォーム代も工面しないと行けません。ローンを理解するのに、こんなにたくさんの前提知識を持っていないといけないことを初めて知りました(笑)
家購入は、気に入った家を見つけるだけではありませんね٩( ᐛ )و笑
しかも、主人がフリーランスのため、本審査落ちました笑
(そのおかげで、物件値下げ交渉ができましたが・・・、頭金を多めに入れないといけないことに・・・笑)
ここで、ご存知の方もいると思いますが、
簡単に、基本事項を簡単に説明します。(詳しくは各自調べてもらえると!)
基本用語確認
・単独ローン:夫婦どちらかのみの契約となり、夫婦収入合算することは不可。所有権や住宅ローンや団体信用保険も単独。
・連帯保証:どちらか一方の所有名義・住宅ローン控除や団体信用生命保険(単独のみ適用)・夫婦収入合算してローン借入額を単独ローンよりも増やせる。
・連帯責務(取り扱いが少ない):夫婦共同名義・住宅ローン控除や団体信用生命保険(夫婦ともに適用)・夫婦収入合算してローン借入額を増額できる・契約者はどちらか一方のみとなるが所有権は夫婦ともにあり・銀行手数料は単独分。
・ペアローン:夫婦共同名義・住宅ローン控除や団体信用生命保険(夫婦ともに適用)・夫婦収入合算してローン借入額を増額できる、✖︎銀行への手数料が倍・離婚時揉める✖︎
・35フラット:全期間固定金利、審査が通りやすい。
・変動金利:金利が世の中の状況によって、変動する。(借りる当初は、固定金利より安い)
・固定金利:借りるときに、金利が決定、返済完了まで固定された金利。(借りる当初で比較すると変動金利よりも高い)
・元金均等返済:毎月の返済額の元金が一定金額(利子は一定ではないため、毎月の返済額が変動していく)
・元利均等返済:毎月の返済額(元金と利息の合計)が一定の金額
・団体信用生命保険(契約者が亡くなった際にローンが0円となる)
・がんや3大疾病補償(契約者が病気になった際にローンが0円となる)
・災害時住宅補償(災害時住宅損傷したときのローン負担軽減)
これらの内容を理解していると、話しあいの時、すぐに話しについていけます。補足すると、連帯責務とペアローンの違いがあまり理解できていませんでしたが、私の借り入れた銀行は連帯責務はありませんでした。
ローンで何を選択したか。
*うちの場合は、ペアローンにしました。
主人がフリーランスということもあり、私の収入だけで返済金額も1つの希望だったため、夫婦収入合算はそれほど重要ではありませんでした。
しかし、老後亡くなった際などで、単独名義にすると相続関係を考えたり、住宅ローン控除を2人で分けられることを考えると、デメリットの銀行手数料分は取り戻せると判断し、ペアローンにしました。
(住宅ローン控除は1%恩恵あり。ただし、中古戸建ては2000万円の1%が限度。うちの場合、単独名義で借りると、2000万円超えた金額は控除にならない。つまり最大20万円のみの控除となる。
例えば、単独ではなくペアローン3000万円借りたとして、夫婦名義にすると、15万円ずつ、合計30万円の控除が受けられる!)
*団体信用生命保険・がんや3大疾病補償・災害時住宅補償は、団体信用生命保険のみ付帯しました。理由は、保険と比較したからです。これらのオプションを加入すると、金利がUPします。
主人は保険未加入(笑)。団体信用生命保険は、月4000円程で、夫婦ともに死亡保険に加入できるような計算だったので、団体信用生命保険は即決断(一般的な死亡保険の一時金より、ローンの方が金額大)。むしろ、加入しないと、何かあった時の負担が大!!!
がん&8大疾病保障は、+月6,500円ほど。災害時住宅補償は、+月2,200円ほど。35年ローンのため、どちらもそれぞれ100万円以上上乗せされる計算になりました。金額が多大なこと、またローンと併せてではなく、掛け捨ての保険など自由度高いため、付帯しないことにしました。
*変動金利と固定金利は、変動金利を選択しました。変動金利の方が圧倒的に金利が安かったからです。そして、変動金利の金利は、過去10年ほど金利が大幅に上がったことはなかったことも要因です。住宅ローン控除終わる頃までには全額返済!!を目標にしていたこともあって(今考えると無理w)、変動金利一択でした。
*元金均等返済と元利均等返済は、元金均等返済を選択しました。これは単純に、銀行への手数料をなるべく減らしたいの一心です。こちらを選択しても月々の返済が8万円弱だったこともあります。YouTubeで、元利均等返済にして、元金均等返済分を投資へまわし、繰上げ返済する方法もありましたが、差額がそれほど変わらないこと、手間暇が必要なことを考え、確実にコストを減らせる選択肢として、元金均等返済が良いと考えました。
振り返り
ただ、今考えると、変動金利・元利均等返済でもよかったかなぁと思うところはあります。最近は固定金利の金利が上がってますよね。変動金利の金利もU Pしそうですよね。元利均等返済を選択すれば、毎月の返済額は5年ごとの見直しのため、いきなり家計に響くようなことはなさそうです・・・・。
まぁ^_^、まだ変動金利の金利が大幅に上がっていないので、この選択でよかったと思い続けられてますw
戸建てと賃貸の費用
永遠のテーマですよね。
巷では、「家賃の金額で、家が購入できる!」という意見に対して、「家購入にはローン以外に費用がかかるから、そんな簡単な話しではない!」という意見もあります。
実際に購入しないとわからないところですよね。金額だけではなく、満足度もあると思いますが、とりあえず「費用」で比較すると、明白のため、
うちのケースで、総額費用を比較してみようかな・・・と思います。
また、同条件(広さやアクセス)にして、比較するとなると、あきらかに賃貸物件が不利となるので、
うちの場合、(主人の)フットワークが重いことを加味して、「以前住んでいた賃貸物件(おそらく購入しなければ今だに居住していた物件)」と「現在居住している購入物件」で比較します。
①賃貸
2LDK木造メゾネット物件・駐車場付・最寄駅徒歩13分
家賃83,000円(月単位・共益費・管理費込・2年ごとに更新料2ヶ月分支払有)
火災保険及び保証金:40,000円(2年契約)
⇨83,000×(2年分+2ヶ月分)+40,000=2,198,000
2年居住して、2,198,000円かかる計算です。
②購入戸建て物件
3LDK中古戸建て(建物90平米)・庭付き・駐車場付・最寄駅徒歩11分
1ヶ月分のローン:78,310円
火災保険と地震保険:約4,550円(月単位)
固定資産税:8,300円(月単位)
⇨ここまでを合算すると、約91,160円(月単位)
2年居住して、2,187,840円かかる計算となりました。
差額10,000円(2年単位)で、戸建ての方が安い結果となりました♪( ´▽`)
わーい!ヤッタァー!と騒いでいたら、
戸建ての下記の費用が加味されていないことを旦那くんに指摘されました( ͡° ͜ʖ ͡°) まじだっっっww
頭金:300万円
リフォーム代:300万円
銀行や士業手数料:66万円
不動産会社手数料:110万円
(賃貸の初期費用も含めてないから、フェアといえばフェア笑)
都内だと賃貸物件2〜3LDK(80平米・駐車場なし)は、月14万円〜18万円が相場となります。そこに火災保険・駐車場をプラスすると、さらに費用がかかります。
同条件で考えれば、戸建ての方が安いという結論に至った!ということで締めたいと思います^ ^笑
最後に・・・
何が正解か、分からない中、ついこないだまで20代だったつもり(当時)の私は、必死に考え、決断していきました。
当時、1つ1つの選択が怖く、正直不動産の漫画を読んだり、FPや宅建資格の本を読んだりしながら、決断していきましたが、いまだに正解はわかりません。
ただ、こうして、このように考えて、この決断をしたとはっきりと考えを言える状態にできたこと、それだけで正解だ!!!と思っています笑
そして、結構すぐに意見が折れるうちの旦那さんが、“土地の価格は過去の統計上そんなに下がらないが、建物の価格は急激に下がっていく”という主張を繰り返し行ない、ブレなかったこと。それが、最善の結論に至ったと考えます。
いろんな選択肢があると思いますが、自分の決断に自信がもてる結論に至ると良いですね。これから、家購入する人がいたら、参考になると幸いです。
前記事は、こちら♪
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