【コラム】あの日、死のうと思った私の話
こんにちは、どかたちゃんです。
私は社会に出てから、「やりたいことも見つからない」「職場で期待を裏切ってばかり」「恋愛もうまくいかない」と、いろいろな壁にぶつかっていました。
特に、ホスト通いやセフレ関係に陥ったこと、そして「モテ女」になるための恋愛ノウハウやセミナー・自己啓発に合計300万円近くお金をかけても成果が出ず…。結果的には職場では「使えない扱い」、彼氏もできず、最後には鬱病になってしまい、自死を考えるほど追い詰められてしまいました。
今回のコラムでは、そんな私が「死にたい」と思い詰めていた時期を赤裸々に綴り、そこからどうやって立ち直ったのかをお話ししようと思います。もし似たような苦しみを抱えている人がいたら、少しでも「自分だけじゃないんだ」と思えるきっかけになれば嬉しいです。
■ 「使えない社員」とレッテルを貼られた私
社会人として働き始めたものの、要領が悪くミスが続く私は、上司や先輩に叱られ、
「正直、どかたちゃんは使えないよね」
と囁かれるように。
何とかしようと思って休日や深夜に必死で勉強しても成果は出ず、自信を失うばかりでした。
「社会に出ても通用しない、何をやっても空回り…」
この挫折感は想像以上に大きく、周囲に評価されない日々で自己肯定感はガタ落ちでした。
■ ホスト通いとセフレ依存…そして“300万円課金”の空回り
仕事で認められないストレスを抱えた私は、気づけばホストクラブに足繁く通うようになりました。
夜の煌びやかな空間だけが一時的に「求められている」感覚を与えてくれたのです。
一方で、彼氏ができない孤独を埋めるためセフレ関係も持ってしまい、相手の都合に振り回されても離れられず"都合のいい女”状態に…。
そんな空虚感を何とかしたくて、今度は「モテ女になるため」の恋愛ノウハウや自己啓発セミナーに次々と手を出し、合計300万円ほど投資しました。けれど、
• 職場での評価は上がらず
• ホストにはお金を使うばかり
• セフレには大事にされない
• 高額ノウハウで得た小手先テクも空回り
という悪循環が続き、私はどんどん追い詰められていきました
■ その瞬間、私を救ったのは“一行のフレーズ”だった
ある夜、本気で死を考えながらネットを徘徊していたとき、目に止まった文章がありました。はっきりとは覚えていませんが、「どうせ死ぬなら、何か試してからでも遅くないじゃん?」というような内容でした。
「モテ女になれないなら死のう、くらいの勢いでいいんじゃないの?
一度、自分が変わるのを試してみてダメだったら、そのとき考えれば?」
というメッセージが、妙に胸に刺さりました。“死ぬのをちょっと先延ばしにする”なんて発想は、当時の私にはなかったので、これが一種の“逆転の発想”になったんです。
■ “都合の良い女”を脱却するために行動を変えてみた
そこから、私は少しずつ以下の行動を始めました。
1. 職場の評価に固執しない
• 最低限の責任は果たすけれど、周囲の陰口は一旦無視。「クビになるまでは勤める」と開き直る。
2. ホスト通いを段階的に減らす
• 一気にやめる勇気はないので、通う回数・金額を半分→三分の一…と少しずつ調整。
3. セフレに本音を言う
• 「曖昧な関係が辛いんだ、ちゃんと付き合いたい」と告白。怖かったけれど、言えたこと自体が大きな一歩。
4. モテ女ノウハウを“自分らしく生きるための道具”に再解釈
• これまでは高額ノウハウを買い漁るだけだったが、今度は無料や手頃な情報をコツコツ実践。「自分の幸せの形」を探す思考に変えた。
■ 私が本当に変われた理由:選択肢は“死”だけじゃなかった
こうして行動を変え始めると、不思議なく「死にたい」という思いが薄れていきました。すぐに職場や恋愛が激変するわけではないものの、「とりあえず生きて色々試してみよう」と思っただけで、心が少し軽くなったんです。
• 友人に自分の状況を打ち明けたり、新しい趣味を探したり
• ホストやセフレ以外の知り合いと関わる機会を作ったり
• 自分なりに男性心理や恋愛テクを学び直して、少しずつ試してみたり
「死ぬこと」と「自分を変えること」のどちらが辛くないか、少し比べられるようになったと言うか、「まずは生きるほうを選択してみたら案外色々あるじゃん」と感じられたんです。
■ まとめ:ドン底にいた私が言いたいこと
1. 死ぬのを“後回し”にしてみる
• 「せっかくなら、モテ女になれるかどうか試してからでも遅くないかも…」という逆転の発想が意外と効く。
2. “都合の良い女”を脱却するには、少しずつ“自分を大切にする”行動
• ホスト通いやセフレ、職場からも認められない→ 自分を追い込む要素ばかりの環境に、一度距離を置く。
3. 300万円課金で変われなかった私が、本当に変われたのは“意識”と“行動”を変えたから
• ノウハウを買うだけではダメ。自分がどう実践し、どう意識を変えていくかが肝心。
もし今、あなたが「死にたい」「もう限界」と思っているなら、一度“死”以外の道を軽く試してみるのはどうでしょう。「死ぬのはいつでもできるから、とりあえず自分を変える実験をしてみる」そんな考えが、当時の私を救ってくれました。
■ 最後に
使えない扱いされても、ホスト通いしても、セフレに振り回されても、300万円の課金でも成果がなかった私が、ようやく“自分が好き”と言える生活を手にするきっかけは、「死ぬのをちょっと先延ばしにする」という一言でした。
そこから、自分の行動を少しずつ変えていくうちに、いつしか「モテ女」と呼べるほど自信を持てるように。
あなたも、今がどんなに苦しくても、本当に死を選ぶ前に“もう一つの道”を試してみてほしい。
都合のいい女で終わる必要はないし、今の職場で挫折したって人生は終わりじゃない。
私がここまで変われたんだから、きっとあなたにもできるはずです。
どかたちゃんでした。
一緒に「生きるほうを、もうちょっと選んでみる」という道を探してみましょう。