【シティS1ベスト4】社会人でもシティ1週間前からベスト4になるまで【小ズガ】
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note初投稿です。ぴかてう(TwitterID:dojocchi3 )と申します。
11/28(土)に開かれたシティリーグ シーズン1 スキップ玉出にて、小ズガ(FTB寄り)デッキを使ってベスト4となったのでずっと書いてみたかったnoteを書こうと思った次第です。
前半にnoteのタイトル通りシティリーグに向けて社会人の僕が行ったこと、後半に環境予想や小ズガを選択した理由、デッキの解説を行っていきます。
投げ銭無料式なので、このnoteがいいねと感じた方は投げ銭をしてくれるととても嬉しいです。
※このnoteでの練習は1人回しの事を指しています。練習相手が欲しすぎる現状です笑
1.効率的な練習方法
まず今回のシティリーグについて、僕はシーズン1の最終週にある今回の物を選択しました。
その理由としては大きく二つあります。
①僕は社会人であり、なおかつCL横浜にも出ていないため練習時間がなかなか取れなさそうだったため、ギリギリのシティにすることで時間を取ろうとした。
②シャイニースターV発売後の環境となり、上手なプレイヤーはCL横浜と違う環境と予想してシティ前半に出場すると踏んだ。(シティ後半は勝ち進みやすくなるだろうと思った)
①、②どちらにも言えることは、早い段階でシティまでに使える時間を計算し、ベストな結果になりやすそうな択を選んでいます。
しかし、②に関してはある程度合っていたと感じているのですが、①に関しては仕事の問題で結局シティ1週間前までまともに練習してこれませんでした。
そのため、当初より短い時間で練習しなければいけませんでした。
そこで僕が行ったことは主に2つあります。
①「ポケカ」とnoteで検索して出てくる記事を片っ端から読んでいく、また有名プレイヤーのYouTubeも観る。
②早めにシティ本番で使うデッキを決め、そして間違いなく戦うであろうデッキをある程度絞り、勝ちのプランを明確に作っておく
①に関しては、ポケカというものはカードゲームであり情報戦だと僕は思っています。
そのためカードの情報を知っていればいるほど、本番でも冷静に対処でき、勝ちプランをその場で組み上げていくことができます。
その情報を集めるためにnoteや有名プレイヤーのYouTubeはとても便利で、こんな戦法、こんなカードがあるんだ!と気づかされることがしばしばあります。(そもそも観てるだけでも面白いですし)
また、既存のデッキタイプにおいても細部の作りは日々変化しているため、それについても対応出来たりします。(例:三神ザシアンのクチートGXは2枚入りもそこそこいる)
そして何より、デッキを作って実際に回してみるよりも圧倒的にとっつきやすいです。通勤退勤時間にデッキを回して動きを確かめることは出来ませんがnoteや動画なら観ることができ、短い時間でも有効活用できます。
②に関しては、練習時間が少ない中であれもこれもとデッキを作って環境デッキと戦わせていくと、どのデッキも中途半端になってしまい、結局練習不足のまま大会に臨んでしまうといったことになってしまいます。
そのため、僕は普段からよく使っており、どのデッキに対しても勝ち筋がある回し慣れていた小ズガを使おうと早めに決めていました。
そして環境に関してもTier1〜3くらいまでは予想していましたが、その全てを組んでいく時間はなかったため、Tier3のデッキは当たった時こうしようと脳内で決め、実際に回して練習するのはTier1〜2のデッキに絞っていました。
②は①と比べ時間はかかりますが、その分得られる成果が大きく、Tier1のデッキに対してやられたら嫌なこと、それに対してこちらはどのように切り返せば良いのか、と言った実際にやらないとなかなかわからないことを把握する事ができます。
2.シャイニースターVでの新カード
シャイニースターVの発売で特に影響が大きいと感じたカードは技「かくせい」で後1から特性ロックが行えるドガース。
そして、ザシアンVにのみ許された道具である「くちたけん」の2つです。
僕が使う小ズガ目線からこの2つのカードについて思うこととして、まずドガースは「後1特性ロックだけならなんとかなるけど、そこにマリィも組み合わさったらやばくね?」です
小ズガのドローサポートは有名ですが、溶接工しかありません。
そのため、ジラーチやオドリドリGXといったポケモンの特性によって展開を進めていく事が多く、それを後1からロックされてしまってはこちらからは何も出来ずに負けてしまいます。
先1で溶接工を上手く引きこめていたとしても、後1からマリィを打たれてしまっては元も子もありません。
実際マリィ後の手札がエネと炎の結晶しかない、または溶接工はあるけどエネが無いみたいな現象はよくある事です。
上記の事より僕が考えたことは、「じゃあ後1から溶接工を打てばええやん!」と凄く単純なことでした。
今回のデッキではザシアンVを採用しておらず、また、先行を取られて展開されるよりも後攻から「かくせい」やクワガノンVの「パラライズボルト」からロックされてしまう方が嫌なため、じゃんけんに勝っても基本的には後攻を取ります。(相手が三神ザシアンとわかっている時などは先行を取ります)
次に「くちたけん」の感想は、「このカードの存在で対三神ザシアン戦でレシリザ出しにくくなってしまったなぁ」です。
レシリザはオルタージェネシス込みのザシアンVのブレイブキャリバーを元気のハチマキが無ければ10だけ耐えることが出来ます。
また、元気のハチマキの採用率はそこまで高くないと感じていたため、対三神ザシアン戦においてレシリザは使う機会もあったのですが、くちたけんは大半の三神ザシアンのデッキに入ってきそうだと感じたため、レシリザを迂闊に出せなくなりました。
また、コンボザシアンやスピードザシアンといったザシアンがメインのデッキタイプに対しても、くちたけんとガラルジグザグマやガラルニャイキングを絡めることでレシリザが倒されてしまいます。
この2つのカードにより、小ズガはシャイニースターVで逆風を受けていると感じました。
そのため僕が思うTier表は以下のようになりました。
3.環境予想、デッキ解説
強化を受けた三神ザシアンとムゲンダイナがTier1
小ズガ、セキタンザン、そして最近出たデッキタイプであるクワガノンの草タイプを軸とした方がTier2
後は忘れてたら困りそうなデッキタイプがTier3に来ると予想しました。
時間の都合上1回当たるかどうかのデッキタイプと練習するよりかは、Tier1、2デッキとの動き方を練習した方が良いと踏んでいました。
そのためそれ以外との練習はほとんどしておらず、動画やnoteで動き方を調べたのみとなっています。
そして、僕は元々小ズガを使うと決めていたのですが、Tier1のムゲンダイナデッキに入っているガラルマタドガスで特性が止められるのがとても苦しいです。
そこで特性が止められる前に動けるようにした構築が今回シティで使用したレシピとなります。
色んな小ズガのレシピを見てそれを自分なりに使いやすくした構築となっております。
コンセプトとしては、理想の盤面を早めに作ることができる構築です。
色んなカードを入れることで対応力は上がりますが、その分必要な時に必要なカードが引けなかったりした時は腐ってしまいます。
なので、強いカードは4枚入れ、必要な場面を選んでしまうカードは入れないという考えの結果、比較的シンプルになりました。
ポケモン編
・ジラーチ 4枚
デッキの潤滑油であり、ポケモン入れ替えや回収ネットがグッズなのにドロサポになるカードです。
4枚にすることでジラーチでスタート出来る確率が上がり、1ターン目から動ける確率も上がる上、相手にデッキを悟られないといったメリットが大きいと感じました。
余ったジラーチは良くクイックボールや火打ち石のコストにします。
・ズガドーン 2枚
メインアタッカーと思われがちですが、個人的にはサブアタッカー的な立ち位置だと感じています。
実際に今回のシティ全7回戦でひのたまサーカスを打ったのはたった2回だけです。
最初からズガドーンで殴る事は少なく、VMaxが前に出てきて後述のファイアローVやウッウVを倒しにきたタイミングで起動させるのが大半です。
試合中1回しか使わない事が多い上にズガドーンスタートしてしまうと相手のカプ・レヒレが怖いため2枚。
・ズガドーンGX 1枚
試合の最後に出てきてバーストGX打つマン
主な勝ちプランの一つがズガドーンでVMaxを、ウッウVでデデンネGXを倒してバーストGXです。
しかし相手が上手だとそこをケアされ、バーストGXでなかなか決めさせてくれないので抜いても良かったかもしれません。
一応タチフサグマに対してワンチャン作ることも出来ます。
1枚しか使わないので1枚。
・レシラム&リザードンGX 1枚
これがないとクワガノンVにほぼ勝てなくなってしまいます。
僕はこのカードを使うのが苦手なので相手が雷デッキじゃないと分かればよく火打ち石のコストにしていました。
ルカメタザシアンザマセンタ戦でもクワガノンVが入っている場合があるため使用します。
使う場面が限られるため1枚。
・ファイアローV 1枚
非常に器用なカードです。小ズガにこのカードを入れてから世界が変わりました。
先1で技を使って実質デデチェンジを行う事もできますし、
後1でエネ2枚溶接工をファイアローVに打つことが出来れば後は手張りのみでエネ供給が間に合うようになるため、後々の展開が楽になったりし、その上相手のまだ育ちきっていないポケモンに対し160点という大きなダメージを与える事ができます。
更にキャプチャーエネルギーに上技下技両方対応しているため、技を打つついでにジラーチやオドリドリGXを呼ぶ事ができ、そして逃げるエネルギーが0のためポケモン入れ替えや回収ネットさえあれば毎ターン願い星をすることができます。
更に更に、弱点が雷のため、カプレヒレのネイチャーウェーブも耐える事ができます。
とにかく最初のターンにファイアローVを展開出来るとその後が楽になるため、クイックボールが最初にあった場合持ってくるポケモンランキング第一位です。
正直1枚じゃ足りてないですが、ウッウVに2枚目の枠を譲っているため1枚。
・ウッウV
このカードが入っていない小ズガは小ズガではない。
そう言い切って良いくらい使用頻度の高いカードです。
主な使用方法は相手のベンチのデデンネGXをスピットシュートで倒してサイドを2枚取ることですが、相手が進化カードに依存しているようなデッキ(モスノウやゴリランダー、マグカルゴなど)に対して育つ前に倒すといった事も良くします。
後述のガラルジグザグマと合わせてHP180のポケモンまでなら倒せる圏内であると感じています。
また、手札が事故っててどうしようもない時は上技のくちばしキャッチも打ちますが、この時あえていらないカードを1枚持ってくる事で相手のマリィを利用するといった器用な動きも出来なくはないです(あんまりやらない)。
このカードもファイアローVと同じくキャプチャーエネルギーに対応しているのもあり、ファイアローVほどでは無いですが、後の展開が楽になりやすく、前半に置きたいカードです。
最初は2枚で回していたがファイアローVに2枚目の枠を譲ったため1枚。
・ミュウツー 1枚
個人的にこのデッキのMVPと思っています。
溶接工を1枚でも願い星などで引いてくる事が出来ており、使用してトラッシュにあればクイックボールが実質溶接工の予約券になります。
ここで手札ではなく山の上に置くという効果が物凄く偉く、このデッキが苦手とし、今の環境で頻繁に起こるマリィ連打に対して牽制になります。
よく小ズガを使用していて溶接工が続かないということがあると思いますが、このカード一枚で相手のマリィケアもしつつ毎ターン溶接工を打つ可能性を引き上げてくれる。その上で回収ネットにも対応していたりと文句がありません。
ワタシラガVやともだちてちょうではない理由は上で述べたように、マリィケアが出来る点を評価したからです。
スタートした時、クチートGXで出された時が弱いため1枚。
・クロバットV 1枚
主にこのターンで勝ちきれないと負けるターンで無理やりカードを引くために使用します。
このカードの存在が後半のためにクイックボールを温存したい理由となっています。
デデンネGXでない理由は無人発電所を貼られていても使える点、ミラーに強い(ウッウVの素のスピットシュートを耐える)点があります。
忘れがちですが、相手がナイトシティを張っていた場合逃げるエネルギーが無くなるのでムゲンダイナ戦ではもしかすると使うかもしれません。
スタートすると弱いのと、主に後半に使うため、サイドに埋まっていても使うタイミングで拾えば良いという事から1枚。
・オドリドリGX 1枚
基本的にはこちらのポケモンが倒された時に出しますが、3エネ付いたファイアローVやズガドーンと一緒に出すことで、ボスを使ってオドリドリGXを倒した時はマリィを打たれない、またはマリィは打てるがオドリドリGXは盤面に残ると
・ガラルジグザグマ 1枚
ウッウVのスピットシュートでギリギリ倒せないクロバットVに2回かんしゃくヘッドを打ったり、レシリザのダブルブレイズGXとかんしゃくヘッド1回でクワガノンVを倒せたり、痒いところに手が届くようになるカードです。
ムゲンダイナ戦や三神ザシアン戦ではほぼ間違いなく使うため、安易にトラッシュしてはいけません。
スタートすると弱いのと回収ネットで使いまわせるため1枚。
グッズ編
・クイックボール 4枚
出来るだけこのカードを後半まで温存したいです。(リセスタを打たれてしまっても、このカードにタッチ出来ればクロバットVに繋がるため)
このカードで最も良く持ってくるカードはミュウツーな気がします。
減らす理由も無いので4枚。
・火打ち石 4枚
元々このカードを3枚、カマドを2枚で回し、相手のスタジアム(主に無人発電所)を割りやすくしていましたが、今の環境では無人発電所より混沌のうねりの方が流行ると踏んでいたためうねりに弱い火打ち石3、カマド2の構築をやめ、4-1の構築にしました。
実際シティでは無人は1回も貼られず、うねりはほぼ全てのマッチアップで貼られたため、この判断は正しかったと思います。
4枚にする事で山札を早めに圧縮し、欲しいカードを引きやすくなったり出来るのも良い点です。
・炎の結晶 4枚
最初の山札確認の際、炎の結晶の枚数はひのたまサーカスの火力に関わってくるため確認するようにしています。
山の炎の結晶の枚数が少ないと、クイックボールや火打ち石のコストに炎エネをむやみやたらに使った際に肝心な時に足りなくなってしまいます。
・ポケモン入れ替え 4枚
ジラーチを起動させないとこのデッキは動けないです。
1枚をエスケープボードにするのもアリかと感じていましたが、アブソル1枚に屈してしまうこと、中途半端にカードを分けるくらいなら同じカードを4枚入れた方が強いなと感じたことから4枚にしました。強いカードは4枚入れよう!
・回収ネット 4枚
このデッキのパワーカード
このカードで願い星を使い終わったジラーチを戻してそのジラーチを火打ち石のコストにすることはよくある事です。
ガラルジグザグマを使い回さないといけないマッチアップではジラーチにあまり使わないようにしましょう。
ミュウツーにも使用でき、欲しい場面の多いカードであるため4枚。
・ふつうの釣竿 1枚
あまりグッズをピン刺しする事が好きでは無いのですが、このカードがある事で前半のコストに後半で使用するクロバットVやズガドーンGXを使えるようになったり、非GXとの殴り合いで小ズガを使用できる枚数を増やしたり出来るため1枚だけ採用。
山札を確認する際はこのカードがサイド落ちしてるか確認しておきましょう。
・リセットスタンプ 1枚
手札干渉カードが1枚も無いとミラー戦の時にやりたい放題されかねないことや、相手が手札干渉無い前提の立ち回りをしてきた際に何も出来ないことが嫌だったので1枚採用しました。
前半に手札に来たら渋々コストになることがよくあります。
サポート編
・溶接工 4枚
このカードをどれだけ引けるか、引くために山札を綺麗に圧縮出来るかが小ズガを使う上で大切です。
そのためにミュウツーが入っていたり、ジラーチを4枚入れる事でジラーチスタートの確率を上げていたりしています。
どうしても引けない時はウッウVのくちばしキャッチを使用して無理やり引く時もあります。
また、このカードもサイド落ちの確認は行っています。
・ボスの指令 1枚
ファイアローVの欄でも書きましたが、最初のアタッカーをファイアローVにする事が出来ればこのカードを使用できる余裕が生まれることがあります。
また前半に来たら優先的にコストにしてトラッシュに置いておきます(ミュウツーで回収出来るようにしておきたい)。
しかし、一番良く使ってる使い方は溶接工が引けない時にとりあえず相手のシステムポケモンをバトル場に固定するためな気がします。
スタジアム編
・ヒートファクトリー 1枚
プリズムスターでなければもっと入れている小ズガにおけるパワーカード。
オドリドリGX、溶接工、ヒートファクトリーで9枚+願い星で5枚見る事ができればほぼ間違いなくひのたまサーカスで400ダメージを出すことが出来ます。
しかし、使いすぎると炎エネが足りなくなってしまうこともあるため引き際が大切です。
・巨大なカマド 1枚
火打ち石の欄に書いたようにうねりに弱いため1枚になってしまったカード。
しかし書いてある事は強いため場に残ってくれれば凄くありがたい。
エネルギー編
・炎エネ 14枚
小ズガを使っていて一番しっくりくる枚数のため、。山札確認の際は何枚サイドに落ちているかをきちんと確認しておきましょう(無駄に火打ち石を使用したりしないようにするため)。
・キャプチャーエネルギー 3枚
有名プレイヤーのnoteを読んで、採用したら理想盤面の作りやすさが大きく増した強カード。
主にファイアローVやウッウVに貼りますが、ズガドーンやジラーチに貼る事もよくあります。
エネルギーを貼って技打つ準備をしながらオドリドリGXのようなシステムポケモンを無償で持って来れるって考えるとめちゃくちゃ強く感じますし、実際強いです。
自引きしかこのカードを引く方法が無い上、主に前半に引きたいカードであるため4枚入れたかったですが、どうしても枠が捻出出来なかったため3枚。
不採用カード編
・カプレヒレ
ミラーでしか使用する事が出来ず、そのミラーも今回あまり発生しないと踏んだため不採用。
実際小ズガは数を減らしていたため不採用にして良かった。
・マーシャドー
キャプチャーエネルギーから繋がり、相手のうねりや無人を割れるカード、正直入れたかったですが枠を捻出することが出来ませんでした。
・フーパ
個人的にこのカードはオルタージェネシス込みで強いカードだと思っていたので不採用。
しかし、溶接工を引けなかった時でも殴れるアタッカーとして採用する価値はあったのかもしれないが僕の研究不足で入れられなかった。
・フィオネ
一番欲しいガラルマタドガス対面で特性ロックによりどかせないため不採用。
・ザシアンV
先行1ターン目にキャプチャーエネルギーから持ってこれるドローソースとして優秀。
しかしその後にマリィを打たれると無に返される上にベンチを圧迫してしまうため不採用。
・ぼうけんのかばん、エスケープボード、ビーストブリンガー、望遠スコープ
これらの道具カードは必要な時に引けたら真価を発揮するカードだと思っているのですが、必要な時に引けなかった時に腐ってしまうため、今回はこの枠を全て汎用性の高い回収ネットにし、この道具たちの中で最も強いと感じていた「望遠スコープ」の代わりとして、回収ネットと相性の良いガラルジグザグマを採用しました。
・エネルギー回収
ウッウVやファイアローVを使用する事で炎エネを節約する事ができ、その結果エネルギー回収が無くても十分炎エネルギーが持つようになったため不採用。
4.環境デッキとの戦い方
対三神ザシアン 五分
ファイアローVをオルタージェネシスGX前、つまり後1、先2(後1オルターはかなり厳しいです)で育て、オルタージェネシスGX前にバトル場のポケモンを、後に三神にダメージを与え、アルティメットレイを耐えながら三神を倒せられるかが勝負です。
三神ザシアンは炎弱点のポケモンが多いため、ファイアローVの技を耐えられるポケモンが少なく、サイドを先行出来る場合が多いです。
ファイアローVを育てるのが無理だった場合はオルタージェネシスGXの返しのターンにひのたまサーカスを打って倒せないと、ビーストブリンガーを採用していないことからそのまま負けるため、クロバットVを使用することも考慮しながらズガドーンを起動させるために全力を注ぎます。
三神で3枚、ウッウVでデデンネGX、またはかんしゃくヘッド2回込みでクロバットVを倒し2枚、バーストGXで1枚取るのが理想ですが、フーパやカプレヒレなどで調整されることも多く、マリィやリセスタの引き次第で何も出来ないターンが出来てしまうと捲られてしまうため、五分とさせていただきました。
また、フーパの採用がメジャーになっていることからオルタージェネシスの前に特性持ちを3体以上並べた状態でジラーチ前でターンを返すのはやめた方が良いです(1回それで予選負けました)。
他のデッキよりも溶接工を毎ターン打てるかが重要になってくるためミュウツーでマリィケアをしておくのが大切なマッチアップです。
・対ムゲンダイナ戦 (スタンダードな型なら有利、ドガス型は微不利)
スタンダードな型かドガス型か判断出来ない場合でも、一旦はドガスがいつ出てきてもいいように立ち回ります。
具体的にはファイアローVを育て、盤面に炎エネが溜まるようにすることで、ガラルマタドガスが出てきてもワンパンで持っていけるようにすると良いです。
また、ファイアローVをムゲンダイナ側からワンパンで持っていけるポケモンは主にムゲンダイナしか存在しないため、ファイアローVを倒しにきたムゲンダイナを返しに小ズガでワンパンできるのが理想です。
また、オドリドリGXを持ってくる時は悪弱点のため、ミカルゲなどに処理される事も考えて使用する時まであまり出しません。
この対面ではムゲンダイナで3枚、スピットシュートとかんしゃくヘッド2回をクロバットVに当てて2枚、バーストGXで1枚取るのが理想ですが、その間にガラルマタドガスやミカルゲなどが出てくる事もあるため、臨機応変に対処していきましょう。
・対セキタンザン戦(微有利)
セキタンザンVMaxをマリィを打たれながらワンパンすることは要求値が高くなかなか揃えることは出来ません。
そのため、毎ターンマリィを打たれないようにする必要があります。
まずこのマッチアップで最初に育てるのはウッウVであり、スピットシュートでマグマッグ、マグカルゴを優先して倒していくのが理想です。
また、ウッウVは基本的に4エネついたセキタンザンでないとあちら側からワンパンされないため、2連続で溶接工を打つことが出来れば、マグカルゴを立たせることなく思ったように動かせないように出来ます。
また、ウッウVが倒されるタイミングでオドリドリGXを出しつつ、ミュウツーで山の上に溶接工を置く事が出来れば、相手側からして、ボスの指令でオドリドリGXを倒せば次のターンスピットシュートが、マリィを打ちながらウッウVを倒せば次のターン溶接工とたむけのまいが確定で打たれるという、嫌な択を押し付ける事ができます。
この対面ではマグマッグ2対で2枚、セキタンザンVMaxで3枚、バーストGXで1枚取るのが理想です。
・対クワガノン戦(不利)
天敵ではありますがこのマッチアップのためにレシリザが入っているような物なので、出来るだけ早めにレシリザを育てていきます。
また、このマッチアップではいつグッズロックがされるかわからないため、炎の結晶やクイックボールといったグッズを使用するタイミングが非常に難しくなってしまっています。(迂闊に使うとリセスタ後のハンドが弱くなりやすい)
大きなお守りがついたクワガノンVにはフレアストライク+かんしゃくヘッド
タフネスマントがついたクワガノンVにはげきりんとフレアストライク
何もついていないクワガノンVにはダブルブレイズGXとかんしゃくヘッド
といった形で早めに倒せると後々の展開が楽になりやすいです。
ジュナイパーと合わせた型なのであれば、小ズガでないとジュナイパーを倒す事が出来ないため、使い回せるように普通の釣竿をトラッシュしないようにしましょう。
5.終わりに
当日のマッチアップですが、以下のような形となっていました。
全7試合中4試合が三神ザシアン戦であり、今回のシティ優勝者に2回負けてベスト4でした。
個人的な目標がトーナメントに残る事だったため、ここまでの戦績を残せたのはとても嬉しかったと同時に、次はシティで優勝することと改めて目標を立てられることが出来ました。
今現在はシティのシーズン2が始まっていますが、その参考にこの記事が役に立てれば幸いです。
ここまで見てくださり本当にありがとうございました!
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