東京メトロのドジっ子はどんなドジをするのか? @tokyometro_info (2024年11月1日追記有)
東京地下鉄株式会社、東京メトロが2024年10月23日に、東証プライム市場に上場しました!おめでとうございます🎉
上場を記念して、東京メトロ所属のドジっ子はどんなドジをしているか?をドジっ子看板のコレクションから紹介していきます!
(ドジっ子看板って何?という方はこちらの記事をご覧ください)
挟まれるドジ
開くドアに挟むウサギ
まずはこちら。開くドアに挟まれてしまうドジっ子。ドジっ子とはいえウサギ。縫い目のような線が見えるので、ぬいぐるみかもしれません。
よく誤解されるのはドアの閉まる部分に挟れることを警告しているわけではなく、戸袋部分に挟まれることを警告しています。エレベーターのドジっ子看板にも同じことが言えますね。
足を挟まれるスーツ姿の男性
初出年は不明ですが、かなり古い思われるドジっ子看板。サラリーマンのようなスーツの男性が足を挟まれて転倒しています。こちらはドア部分に挟まれていますね。「あぶない!」のレタリングの勢いが素晴らしい。今ではフォントから文字を作成すると思うので、なかなかここまで勢いがある「あぶない!」を目にすることはありません。
提供者によると、東京メトロ大手町の半蔵門線エスカレーター途中に掲示していたそうです。
自動改札機で通れないドジ
ドジな親ガモと、賢すぎるコガモ
お母さんガモが自動改札機を通ろうとした時、何らかの理由で引っかかってしまったドジっカモ。
このポスターで注目すべきはコガモの賢さです。「他のICカードが重なっているカモ?」「しっかりタッチされていないカモ?」「チャージ金額が足りていないカモ?」と矢継ぎ早に問題点を洗い出すコガモはなんと賢いことでしょう。コガモの将来が楽しみですね!
出会い頭の衝突ドジ
出会い頭の衝突を警告する力士
いわば衝突から始まる相撲の力士が、東京メトロでは張り手で出会い頭の衝突を注意しています。東京メトロとしては衝突の危険が最もわかっているという理由で力士を起用したのでしょうか?
エスカレーターで手すりをつかまないドジ
エスカレーターで転げ落ちる男性
手すりを掴まない男性がエスカレーターから転げ落ちています。
こちらは東京地下鉄株式会社名義でありますが、おそらく素材集から制作したと思われる貼り紙です。ただ、女性と子供の顔はパワポのスマイル図形で作ったような気がしないでもありません。
落ちていく男性の足元が鳥の足跡に見えましたが、赤いギザギザを回転させているのですね。非デザイナーの方による手作り感を多大に感じる貼り紙です。
酔っ払うドジ
酔っ払って泥酔するおじいさん
飲酒し、泥酔。カバンの中のスマホや鍵をほっぽり出しています。これは迷惑ですね。おじいさんに目がいくところですが、真ん中の女性も酔って寝ています。(ただ今のところ迷惑はかけていないようです) ※2024年11月1日追記
傘でつつくドジ
傘で子供をついてしまう男性
サラリーマン風の男性が傘の柄の部分を下に向けず、子供の顔に刺さってしまいそうになるポスターです。これは非常に危険です。傘の持ち方に注意しましょう。
駆け込み乗車で挟まれるドジ
駆け込み乗車をしようとする男性
閉まりそうな電車のドアにダッシュをするサラリーマン風の男性。近くの女子高生が驚いています。
おそらく先ほどの傘の看板と同じイラストレーターの方の作品。「ありがとうグッドマナー」シリーズのようです。
2019年イノシシ
さあ、ここからは一部の界隈で注目度の高いかけこみ乗車注意のポスターを見ていきましょう。
駆け込み乗車をした結果、鼻がひっかかってしまうポスターです。
こちらはイノシシですが、なぜこのポスターにはイノシシを起用していると思いますか?
正解は2019年の干支がイノシシだからです。
このように東京メトロの駆け込み乗車注意のポスターにはその歳の干支の動物が起用されます。
2020年ネズミ
2020年は子年ですので、ネズミが起用されています。イノシシと同じ挟まれ方をしています。構図は一緒ですが、この年のネズミから涙が流れています。
2021年ウシ
2021年の干支はウシ。この年も同じ構図です。鼻息が追加されました。
2022年トラ
2022年の干支はトラ。この年から左下の駅員さんからのメッセージが追加されました。ここに注目してください。
2023年ウサギ
2023年の干支はウサギ。この年のポスターは大変意欲的でした!3つの変化があります。
①まず初めて、挟まれる動物が斜めになりました!臨場感が出ていますね!
②さらにニンジンが真っ二つになる描写も!ニンジンをくわえながら、駆け込み乗車したということでしょうか。それも大変危険です。ドジなウサギですね。(ニンジンが真っ二つになるということは、2回挟まっているの?という疑問が残りますが)
③そして左下をご覧ください。昨年の駅員さんから動物に変わっています。この動物はトラ。なぜトラかって?2022年のポスターにトラが起用されたからですね!2022年の干支であるトラから2023年の干支であるウサギにポスター内でバトンタッチされています。これは大変素晴らしいアイデアだと思います!
2024年タツ(龍)
そして最新の2024年がこちら。動物が斜めで挟まれる様子と、下の動物の登場は2023年のウサギを引き継いでいます。空を飛べる龍が電車を利用する驚きがあります。
さあ、2025年の干支はヘビ。ヘビがどのように挟まれるのでしょうか?注目ですね!!2025年になったら、東京メトロを利用して確かめにいきましょう!!
※ちなみに保有している最古の駆け込み乗車のポスターは2019年イノシシです。これ以上、昔の東京メトロの動物ポスターをお持ちの方はぜひご連絡ください! どじた(X)
まとめ。あなたもドジをしないために
さて、13枚の東京メトロのドジっ子看板をご覧いただきました。東京メトロ、つまり地下鉄ではどんなことに気をつければ良いでしょうか。一覧にしてみましょう。
開くドア挟まない
閉まるドアに足を挟まれない
自動改札機を通る時は残額に注意する
出会い頭の衝突に気をつける(走らない・前を向いて歩く)
エスカレーターでは手すりを掴む
閉じた傘の向きに注意する
駆け込み乗車をしない
これらに気をつければ地下鉄でのドジは激減するはずです。
看板をまとめた気付いた点を紹介します。
男性が多い
人間が登場する看板の中で、ドジをしているのはいずれも男性です。看板内には登場しますが、ドジをしている女性は0。
ドジっ子看板全体の中で、ドジをする性別の約8割は男性ですので、こちらは仕方ないことですが、近年ではドジをする女性の登場も増えてきています。いずれ女性のドジっ子が登場するかもしれません。
動物が多い
駆け込み乗車シリーズでも見ていただいたように、動物が多くなっています。
ウサギ、カモ、イノシシ、ネズミ、ウシ、トラ、龍…。ここまで多様な動物を起用している会社は珍しいといえます。
以上、紹介したのは保有している東京メトロで発見されたドジっ子看板でした。おそらくこれらはほんのの一部。まだコレクションできていない看板写真がありましたら、どじたのX宛にご連絡ください!
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