道 -Road of Life-
久しぶりのプライベートログ。
”島”に行くと、なぜかできるだけ端まで行ってみたくなる。
今回は日本で2番目に大きな"島"だから、さすがにいちばん端までは行けないけど、車を借りてGO!
街中を抜けて山道に入って約1時間で目的地に到着。
車を停めて、徒歩で奥へと進む。
ずいぶん先までありそうだ。
青空見上げ、一発吠えてみる。
眼下に広がる景色もハンパない。
15分ぐらい歩くと、端が見えてきた。
歩きながら、よくこんなところに"道"があるもんだと関心する。
自分と同じように、端まで行ってみたい人は大勢いるもんだ。
端に到着。
この眺めは、行ってみないとわからない。
来てよかった。
さて、帰りは誰かが通った道じゃなくて、足跡のない道なき道を行ってみるか。
そのほうが近そうだし。
よし。
!?
ものの数分で後悔した。
凸凹してて歩きにくいし、
足に草がからむから足を高く上げて歩かないといけないし、
そういえば帰りは上り坂だったし、
行きの何倍も疲れるし、
方向がこれで合ってるのかちょっと心配になってきたし・・・
ってことで、途中から誰かが作ってくれた道に戻った。
あー、めっちゃ楽。
地面が固くて安定してるし、
邪魔するもの(草)ないし、
ちょっと遠回りだけと平坦だし、
方向に迷う心配もない。
あっという間にゴール(駐車場)が見えてきた!
いやー、なんかいろいろ考えさせられたわ。
どっちがいいとか悪いとかじゃないけどね。
一度に二つの道は通れないけど、選び直すことはできる(こともある)。
チャレンジすればいいってもんでもないし、
自分一人通っただけじゃ"道"はできない。
誰かが作った道も、その後を何人もの人が通り続けてようやく"道"ができるんだな。
その"道"を自分が通ることで、またほんのちょっと固くて通りやすい道になるかもしれない。
次に通る誰かのためになると思えば、
誰かが作った道の上を歩くのも、悪くない。
そんなことを、北の大地に教わった気がした。
イヤイライケレ