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若者たちでつくるTake off project

場所*宮城県岩沼市
期間*2020.1〜2020.4
コース*DIOコミュニティコース
 発起人さん(依頼主)、DIOスタッフ、プロジェクトを応援したいという仲間、いろんな方に参加してもらいながら工事をしました。工事をしながら、想いに共感する仲間が増え、それがコミュニティにつながっていきます。
 ご相談*もともとあるピザ窯を囲んだ交流スペースになるような小屋を作りたい

■工事前の様子

 母屋の西側にスペースがあります。青いビニースシートに包まれているのがピザ窯です。「このピザ窯に屋根を付けたいな。その奥に、食事ができて交流できるスペースがあるといいな。」というリクエストでした。

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■工事前の様子 動画をご覧ください!

 工事前の様子を動画に撮っております。ここに「どんな建物を作りたいのか?」だけではなく、「なぜ作りたいのか?」「その建物ができたら、そこでどんなワクワクすることができるのか?」いろんなことを語ってもらいました。「建物」だけでなく、共に体験するストーリーと、同じ経験をもつ仲間も作りたいのです。



■発起人さんの想いコンセプト、プロジェクト名、そして建物へ

 発起人さんに「どんな場所にしたいの?」と質問すると、「若者たちが、小屋を作ることで新しいことを学び、自信とエネルギーを回復する取り組みにしたい」とのこと。
 「若者たちが集い、楽しく学び、少しずつ自信をつけて、自立することをサポートするプロジェクト。自由に飛び立つ!」をコンセプトに、プロジェクト名を【若者たちでつくる Take off project】と命名。
 この交流スペースで焼きたてのピザを食べながら、お子さんからお年寄りまで、地域の方や遠方の方、障害や病気のある方もない方も、誰もが共に食べ、共に語り合えるインクルーシブコミュニティをつくろう!と想いをカタチにしていきます。

■スケッチ

ヒアリングをしながら、その場で描いたスケッチです。下のほうにピザ窯があり、上の方がみんなでピザを食べているスケッチ。

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■建物のイメージ

建物のイメージをよりリアルに感じるために、パソコンで3Dで作成してみました。

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■工事開始

毎朝、工事前のミーティングしてからスタートします。

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木材の切り出し(最初はDIOスタッフが発起人さんにやり方を教えて、今度は発起人さんが教えています)

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建物を支える「単管」の打ち込み。一本一本、みんなで交互に打ち込みました。写真の下の方に並んでいるのが、地面に打ち込んでいる杭です。(けっこうな本数ありますよね・・・全部手で打ち込みました)

タンカンうち


 打ち込みが終わりました。写真では見えにくいですが、みんなの背後にある杭の上に、木で四角く土台を組んでいます。(みんなだんだんたくましくなってきたなあ)

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小さな看板も作りました。(かわいい!)

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柱を立てました。イメージがどんどん膨らんでいきます。

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柱の建てて、壁に構造を強くする合板(構造用合板といいます)を施工しました。(屋根を支える「垂木」が、空に向かって羽のように広がって見えますね。)

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壁下地に防水シート(白いシート)を貼ってから、壁の仕上げは杉の板を横に重ね貼りしていきます。壁板のペンキもみんなで塗装しました。

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工事中、このプロジェクトに参加したみんなの「夢」をかいたサインボード。お手伝いに来てくれた人は、自分の名前を書いたり、一言メッセージを書いたりできます。(このボードは、最終的に建物のどこかに使います。この工事をお手伝いした人だけの特別の記念です)いつかまたこの現場に来たときには、自分の名前がどこにあるか楽しみですね。

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いつでも見えるように、サインボートは天井板の材料として使いました。(将来、ここに来る度に、みんなで一緒に工事した時のことを思い出してほしいな)

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いよいよ完成が近づいてきました。真ん中の壁にプロジェクトのロゴを設置するために、最初にコピーした紙を貼ってサイズを現場で調整します。パソコン上の図面と実際の現場では、サイズの感覚が違うこともあるので、現場で調整します。

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看板のロゴは手作り。自分たちで製作・取り付けまで行いました。

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看板の設置が完了して、記念写真!

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■完成

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■発起人さんより

“若者たちでつくる” 
  Take off project   for inclusive community
 皆さんのおかげで無事完成しました。TEAM DIOはじめ多くの方々に手伝って頂き本当ありがとうございました🙇‍♂️
 若者がやった事のない建設の仕事を実際プロの方から指示があり、気づいて、考えて、行動する。
 日々建物が積み重なって行くように、若者たちも経験値と自信を日々積み上げて行く姿を見ることができたのは嬉しいかったです。若者たちひとり一人が「作業スピードが上がっていく自分、作業しても身体が痛くない、身体の使い方が分かってきた。成長を感じた!」
 今回のprojectを通して自分自身の成長を感じ、うまく行かない時を楽しみながら、自分と向き合い、共に良さを生かし合った最高時間でした。今回projectを立ち上げて良かったです。作りたかったinclusive communityが出来て良かったです。(コロナが終息したら、お披露目会したいと思います!またご連絡しまーす🙌)これバネに私もtake offして行きます!

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■発起人さんFacebookページ


■株式会社ミライデザインワークス/チームDIO の活動については・・・

 僕たちは、発起人さんと設計相談したり、工事をしながら、毎日いろいろな建築現場のストーリーを発信しています。詳しくは、、、、

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