Hello! Project 2021 秋 「続・花鳥風月」チーム風・大阪公演に行ってきた
2021年春に開催されたハロコン・花鳥風月がまさか帰ってきた!
前回は、金沢公演と奈良公演に参加。大阪も当たってたんだけどコロナの影響で中止。
夏のハロコン(Sapphire&Ruby)を経て、Hello! Project 2021 秋 「続・花鳥風月」として前回の公演を受けつつパワーアップして帰ってきた!!チーム風箱推しなほどチーム風が好きすぎるので、嬉しいよ……!おかえりなさい。
このツアー自体は9月から始まってたけど、やっとこさ参加。私にとってはこの大阪昼夜が最初で最後の続・風。かみしめるわよ。
会場はNHK大阪ホール。
大阪に住んでいたときはこどもとBKプラザにきたり、歴史博物館に来たりと割とおなじみの場所。まさかこのような形(とびっきり年下のアイドルを追いかけ)で舞い戻ってくることになろうとは。
NHKホールは満員御礼。コロナ対策で1席空け、着席、声援NGは変わらず。
それにしても回を追うごとに女ヲタちゃんが多いなと感じる。お手洗いも渋滞してたし。
昼・夜セトリは同じ。
昼公演は2階席中ほど。わーーー天井がちかーーーい♡
夜公演は1階席前ほど、だけど1番なので横そして後ろが壁。
この後ろが壁っていうのは、思う存分振りコピ(というほどのもんでもないけど)できるので楽しかった!!後ろの人の邪魔にならんしね。
いろんな視点から加賀さんを拝見できるので昼夜入れてよかったよ。
いよいよ開演。
何度来たって緊張するわ…はぁそろそろ加賀さんを謁見できる…!
------------以下盛大なネタバレ------------
01. SEXY BOY~そよ風に寄り添って~ [モーニング娘。]
前回と変わらない一曲目。分かっちゃいたけど「ふふふ」ってなってスタート2秒でギアはフルスロットル。チュインチュインと鳴るこの下世話なイントロ最高よ。パラパラを彷彿とさせるダンス最高よ。
風メンみんな好き、とかいいつつスタートが始まってしまったら結局加賀楓さんしか見えない。加賀さんしか見れない。他のメンバーもチラっと見るけど、やはり加賀さんが見たくて防振双眼鏡を固定してしまう。他のメンバーの陰に隠れてしまう場位置だって、加賀さんの一本の指の先端すら見逃したくなくてじっと追ってしまう。ああ。
この1曲目の前のオープニングダンスも前回と同じ音楽。フリはちょっと違ったかも。素人なので分からん。
夜公演のとき、暗い舞台にパッと楓ちゃんにピンライトが当たった瞬間、確実に目線いただいて召された(と思い込んでいる)とき、あまりの美しさと神々しさで震え上がった。ギリシャ彫刻やん、メトロポリタン美術館に収納されてる格調の高さやん。合掌。なむ~。
02. アツイ! [BEYOOOOONDS]
03. 初恋サンライズ [つばきファクトリー]
04. 伊達じゃないよ うちの 人生は [Juice=Juice]
こちらの前回と同じ曲。曲順が違うし、もうそれぞれが「自分のモノ」にしている余裕も感じられる。
加賀さんのソロも、決して力だけで押し切るんじゃなくて、ニュアンスで聞かせる。当たり前のようにピッチは外さない。歌声が好きやからたくさん聞けてそのたびに客席で泣けてきちゃう。尊い(てえてえ)。
昼も夜も、終始テンション高めでメンバーとアイコンタクトとってにこにこしてた加賀さん。加賀さん、アイドルやってくださってほんとうにありがとうございます。
05. 泳げないMermaid [アンジュルム]
新曲ゾーン突入!ここでもソロパートをちゃんとスコーンとキメてくる加賀さん。
なめらかで女性的なんだけど激しいダンスも、それはまるで波のように美しく、いつまでもずっと見ていたくなる。立ったり座ったり脚曲げたり伸ばしたり忙しそうなのに大変そうに見えない、さすがプロ。
06. ムキダシで向き合って [モーニング娘。'16]
うってかわってカクカクとヴォーグダンスのようなこの曲。長い手足がより長く見える。ここにきても毎秒「手が長い!顔がかわいい!背中がうつくしい!右肩がなめらか!!!」とお姿に感動してしまう。
サビのところで前かがみになるたびにお背中を拝見してしまい、童話の世界の湖面かと思うその鏡のような美しさにうっとり。
そしてここから怒涛のユニット曲コーナー。
07. さあ、早速盛りあげて 行こか~!! [メロン記念日] / 山﨑愛・橋迫・段原
08. ROCKエロティック [Berryz工房] / 加賀・佐々木
09. 愛ってもっと斬新 [℃-ute] / 川村・小野田・高瀬
10. マナーモード [アンジュルム] / 石田・秋山・八木・前田
11. 秋麗 [モーニング娘。] / 稲場・平井
いけませんいけませんいけませんいけませんーーーーーーーーー!!!!!
噂に聞いてた「りかでぃー」のロクエロ。ロッケロ。
初日のハーモニーホール座間の終演後、twitter上に「コンプラ大丈夫?」「死人でてない?」「さすがにセンシティブすぎる」とざわめきが止まらなかったROCKエロティック。これを見るまでは死ねん、と予習もしてはせ参じました。
バーン!とステージの上部に、運慶と快慶みたいに立つ加賀さんとりかこ。もうこの時点でかっこよくておなかいっぱいなんだけど、ここからグイグイ踊って舞って近づい…あかんあかん、これはあきません。と興奮、紅潮、硬直していたら終わった。夢物語か?
そもそも昼公演の一発目で歌割間違えて歌いそうになった加賀さんが満面の笑みをこぼしちゃったのを見て、そのかわいさに溶けていた数秒後、どちゃくそのエロさに急展開。
今までの人生で存在さえ知らなかった新しい扉が急に開きそうになったのを無理やり抑えた数分間。
ああチューニングされたい。
夜公演は距離も近かったのでよりくらってしまい、曲の終わりと同時に天を仰いでしまった。おお神よ。まだ余韻で酔いが抜けない。すごいものを見てしまった。
実際余波がまだ続いていて、ロッケロ由来の夢を見てしまってハラハラして目覚めた朝があったほど。そんなパフォーマンスだかを軽々とこなしてしまうお二方の恐ろしさよ。
ふぅ。
そのほか、どのユニットもクオリティ高かったけど、最後のみよちゃんとまなかんの「秋麗」むっちゃよかった。安定感あるみよちゃんの下ハモ、ふたりの声の相性。二人ユニットってスキルが際立つので味わいがいがありますね。
加賀さんがステージに出ていないときこそが、フラットに「ハロプロ」を堪能できる時間なので、加賀不在タイムのほうが記憶の定着はいい気がする。どないやのそれ。
そして、今回風唯一の新メン。やぎしおちゃんによるソロ歌唱。
12. 黄色い線の内側で並んでお待ちください [金澤朋子] / 八木栞
YOUTUBEでもなんども聞いてて音域と声色に合ってるなぁと聞いていたけど、夜公演で近くで聞くと、声の振動が伝わってきてびっくりしてしまった。さすが声楽たしなんでるやぎしおちゃん。ただ声がでかい、ではなく、ちゃんと体が楽器になって、声帯も横隔膜も素晴らしく震えている。まさにオペラにきたような錯覚。
このままハロ歌唱に染まらにきらず、声楽×ハロプロのやぎしろ独自路線を開拓してほしい。
そしてこちらも前回に引き続き、
ダンス部パフォーマンス
衣装が疑問でしかないんだけど、6人みなさん、かわいいしかっこいい。
だからこそ、なぜあの衣装なんだ????銀のもこもこギラギラベスト、脱げばよくない?
ダンスが終わってからMCタイム。
くるみんと昼はさおり、夜は橋迫鈴ちゃんでしばしトーク。
昼の部のさおり漫談がとても楽しかった。ちゃんと突っ込みどころをわきまえてる高瀬プロと、こちらも自分のキャラを分かったうえで暴走する小野田プロ。キャラは違えど実は仲がよさそう(実際写真集の報を受けて一番に連絡くれたのくるみんって言ってたし)なのもとてもよい。お強い二人だわ。
鈴ちゃんも、孫感が薄くなってきて、立派なアンジュルムやんちゃ小僧にパワーアップ。
そして怒涛のラストスパート。
お衣装は2019年アンコール衣装。いや好きだけど2年前のお衣装…!
13. Oh My Wish! [モーニング娘。'15]
14. Now Now Ningen [BEYOOOOONDS]
OMWのダンスはいつ見ても惚れ惚れしてしまう。もう国宝だわ。
後ろにのけぞったときの喉と顎のライン、ジャンプしたときの弓なりの姿勢、抱えられた右脚、ああすべてがもう世界遺産。美しすぎる。
でもヲタクは我がままな生き物だから、OMWを歌う加賀さんも拝見したいのです。絶対合う。
Now Now Ningenは「人間」の「人」のを加賀さんが担っていて、ちゃんと脚長メンとしての仕事もこなす。「人」のFSKも欲しい、だってヲタクは我がままな生き物だから。
15. カラダだけが大人になったんじゃない [Juice=Juice]
こちらで公開されているのを先に拝見。
「私は私だから」でモーゼの海割りのごとく前に出てくる加賀さんがかっこよい。輝いている。
キレのあるダンスもずっと見ていたい。
16. ガラクタDIAMOND [つばきファクトリー]
つばきの新曲。まさかハロコンでやるとは。
サビの「ガラクタのDIAMOND」のところのチャラい振付がとても好き。楓ちゃんの雰囲気に似合ってるから360度の映像ください。
つばきのこの曲は「ダイアモンドがはかなく割れそう」なのに風メンは「ダイアモンド握りつぶしそう」とか言われてたのも納得。強い。いや強がってんのかもしれないけど。
見入ってたらまさかの落ちサビが楓ちゃんんんん。繊細な歌声に今までとの緩急の差にまた魂が抜けそう。
17. ドンデンガエシ [アンジュルム]
こちらも前回から引き続き。
サビで右側と左側のヲタクがきっちりと分割してサイリウム振る様子が見たくて、昼公演では双眼鏡をすっと外したけど、統率された美しさがUSJかなんかのショー見てんのかと思った。
楽しい時間はあっという間。ほんとに秒で終わるけど満足度の高い時間。
一人ひとり名前を言って、ついに最後の曲。
18. 負けるな わっしょい! [モーニング娘。]
またお前か!!!!!!!!って分かっていたけど笑ってしまう。
いままでどちゃくそかっこよく踊り、ハードに歌い上げたうら若きハロメンちゃんたちが、急になにかに憑りつかれたようにテーレーレーレーテーレーテレレレと謎の電気音とともに滑稽な振りをしだす。けれども、かっこいい。混乱。
そして最終的にはこの曲で泣けてしまうし、このコロナ禍を乗り越えるテーマ曲というかモットーというか、聖書なのかもとすら思えてくる。超諦めない超諦めない超諦めない。
最後はいつだって笑顔で、真顔で、ステージで輝く加賀さんを見れて心が充足された秋のOSAKA。この時間をしがんでまた日常に舞い戻っていくのです。
帰りに寄ったスーパーで「八木ちゃんだ」と思ったけど微妙に違ったやつ。
この日の加賀楓ちゃんのブログ
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