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【#子育て】子供達と一緒にAIとの向き合い方を勉強してみた【家族会議】
WWDC 2024でApple関連のOSが大幅にアップデートされることになりました。
その中でも
『Apple intelligence』や『chatGPT統合』などの発表もあり、
子供達が普段使うスマホにもそれが入ってくることになります。
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これで生成AIを利用する人が爆増するはず。
これまでは、いうて生成AIって何?みたいな人が多かったはず。
自分から取りに行かなければ触れることもなかったAIたち。
仕事をやる上でどんどんつかていこうなって意味で僕も頑張って啓蒙してきました。
日本はiPhone大国です。
なのでiOSにこれらが組み込まれたらみんなが自然と使うものとして認知されることになります。
もちろん子供達にも。
AIを扱う仕事をする身として、
そしてAIが当たり前になった時代に生まれた子供達の親として、
その便利さと危険性について教えるのは親の役目である
って事で、ひさびさになりますがドイ家の『家族会議』
【AIとの向き合い方】編
をお送りします。
前段が長くなりましたが、
子供達の反応とともにぜひ参考にしてください。
うちはたびたび家族会議をします。
大前提として、スマホもSNSもネットもPCも危険性がないなんてことはありません、それゆえに
親がしっかり使いこなして勉強して
子供に教えていく必要があると思っています。
SNSなどの使いこなしに関してはすでに子供達のほうが上だ思って居ますが、
そういうのも『親が知らない』という状態が危険⚠️ですよね。
AIに関してもそう。
AIよくわからないから、触らせないだなんて有り得ないです。
iPhoneが入ってきた時に、すぐ手に取った僕と、
『ボタンがないから不安なんだよねー』
とかいってたあなたたち!!とでは雲泥の差があるのです。
もうみんなスマホ使ってるでしょ?
AIもそうなってきています。
あなたが知らないだけであらゆる仕事にAIは使われて居て、そして当たり前になってるんです。
AIを使うか使わないかの議論はもう終わっている。
※※※
早速、妻に連絡
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うちの子供達は3姉妹でJK2名JS1名です。
女の子ならではの使い方もあるかもしれませんねぇ。
親からもたらす情報は最低限にしかならないので、
受け手側である子供達次第なところはあります。
会話してみるのが大事、
親がどう考えているか、
なにをどこまで許されるのか、
子供達が使っていくことを前提に会話してみます。
レジュメ
AIとは
chatGPTとは
chatGPTを使ってみよう
AIのウソの正体(ハルシネーション)
AIと仲良くなる方法
「AIとは、」に関しては度々会話をしているけども改めて
お話していきます。
AIとは、
使いこなせたらちょっとかっこいい便利なヤーツである
これで十分だ。
うちの子たちはSiriは幼少のころから使いこなしています。
三女なんかは2歳ごろからSiriを友達くらいのあつかいだ。
僕「chatGPTはSiriとはちょっとちがってすごく頭のいいAIなんだ」
娘「なにが?」
僕「chatGPTはたくさんのことを勉強していていろんなことを知っているから、すぐに何者にもなれるって特徴があるの」
例えば、大阪人にもなれるよ。
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僕は「chatGPTみたいな生成AIを使う時にはこうやって、何者かになってもらうと楽しい」
たとえば算数についてききたければ「あなたは算数の先生です」って決めてあげたら、算数の先生として答えてくれるよ。
ダンスの先生であれば振り付けまでしてくれる。
そんなAIも最近はあるよ。
AIはたくさんのことを勉強しすぎているから、
まずは何に詳しいのかを絞る意味でもキャラ付けしてあげるといいんだ。
娘「Googleとなにがちがうの?」
僕「検索との違いは、AIは提案してくれたり、作業を手伝ってくれたりするよ。そしてネットにはない自分たちの情報もみてくれるよ」
検索は、自分自身が知っていないと答えに辿り着けない。
知らないものは探せない(クエリを作れない)んだ。
生成AIやこんどiPhoneに入ってくるApple Intelligenceは聞いたことに答えてくれるだけではなく、いろんなお願いを聞いてくれるし、iPhoneの中にあるアプリをつかっていろいろ便利な使い方も教えてくれると思うよ。
例えば、「ママが帰ってくるまでの時間は?」って聞いたとすると、
Apple Intelligenceは共有されているママの予定を見てその場所から家までの帰宅時間を計算して答えてくれるよ。
GoogleなどのWeb検索ではできないことだね。
でもね、AIがたまに間違ったことを言うこともあるのよ
それをハルシネーションっていうよ。AIの嘘みたいにいうことがあるね。
娘「なんで?だめじゃん」
僕「そうだね、だめなんだけど、、、みんなはちゃんと相手に質問ってできる?ちゃんと聞かないと、相手が勘違いして間違ったことをいうかもしれないよね」
そう、それと同じでAIはめちゃくちゃ頭がいいので
僕たちの言葉足らずでさえ補完して回答しようとする。
すると、たまにまちがっちゃうんだ。勘違いして、
お察ししすぎたんだね。
だから、使う側のみんなが気をつけないといけない。
さっきの大阪弁のドラえもんの説明をもう一回見てみようか。
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みんなはドラえもんは知っているけれど、
ドラえもんに詳しいわけじゃないよね。
この文章の中に「ちょっとだけ嘘」があったら気づくかな???
娘「わからんかも」
そうでしょう?パパも多分わからない。
パパ的には、
それでも、ドラえもんはいつも優しくて、のび太を見守りながら助けてくれるんやで。
ここは怪しい。
ドラえもんはそんなにのび太に優しくないんだ。時には厳しいお友達なの。
それはさておき、そうやって間違った情報が入ってくるかもしれないから
全く知らないことを聞くのはちょっと危ないの。
だから、自分が知っていることについて「提案」してもらったり、
わかりやすく説明してもらったり、
まとめてもらったりは便利かもしれないね。
あくまで自分のサポート役だと思った方がいいね。
お勉強に使うのはアリだと思うよ。
読書感想文を5パターンだしてとか
数学とかなら、テスト問題をつくってもらったり、
それの解説をしてもらったり、
それからAIって疲れないし嫌な顔しない(そもそも顔がない)から
何度聞いても答えてくれるよ。
それにどんどんみんなのことも勉強してくれる。
一番注意しなきゃいけないのは、個人情報を入力してはいけないってこと。
住所とか電話番号とか、もちろん他人の情報もだね。
生成AIのサービスはつねに会話した内容をつかって勉強して賢くなろうとしているよ。
だから誰かが入力した内容を他の誰かが聞いてしまったら答えちゃうかも。
この辺はAIを作る人たちも一生懸命に正しく使われるように頑張って作っているけど、使う人がダメダメだと誰かを傷つけることになるからね。注意しよう。
そのかわり、「好み」とか「生活習慣(起きる時間とか寝る時間、ご飯食べる時間)」とか「健康状態」とかは学習してもらってもいいと思っているよ。
そうすると、生成AIは自分のことをわかってくれるパーソナライズされたAIになるよ。
君たちの好みをわかったAIに育ってくれるということ。
AIといっしょに推し活もできるかもしれない
娘「アニメも?歌い手も?」
そうだね。君らよりはもっとくわしいだろうね。
いまはまだあんまりAI使っことがないからイメージ湧かないかもしれないけど今後は使っていきながら慣れていこうか。
これからAIと一緒に生活するのが当たり前になるよ。
みんながiPhone持っているのと同じようにすぐに普通の話になってくる。
だから今のうちに「知って」「触って」「感じる」ことをしてみて。
娘たち「はーい、いつから?」
もうすぐ。
使わせないとはパパは言わない
使う時の心構えをどんどん教えてあげる
そのためにパパも勉強しとくから。
AIのことはAIに聞くのが一番いいよね。きっと。
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【あとがき】
親が勉強すべきと、自分で言ってて恥ずかしくなる。
子供達は肌感でデバイスを操り僕らとは違う感覚でどんどん取り入れていっている。
AIもきっとそうなるはず。
SNSの使い方すら僕らとは違うし、きっと見ている世界が違う。
長女からは「フォロワーがなかなか伸びないどうしたらいい?」
と聞かれたことがある
僕がXのフォロワーが600くらいでまだ人権がないわーといってるのに、
娘はその時点で3000フォロワー超えていたのだ。
これて、たぶん世界が違っていて
僕がみているフォロワー数の世界とは違うんだろうということ。
娘の身近なお友達はほとんどが数千超えていて、
そういうSNSの使い方になっていると言うこと
僕ら大人が見ているXの世界とちがうんだ。
それくらい同じプラットフォームを使っていても
ユーザー層がちがって、使い方もつながり方も違う。
AIもそうなるはず。
僕は感覚的に、JOJOのスタンドのようにAIを使う。
だけど、彼女らは例えばポケモンのように使うかもしれない。
未来が楽しみだからこそ、
事前に会話しておくのが大事。
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