エベレスト街道旅行記23-25日目(2022/05/10-12)カトマンズ観光(ビムセンタワー)→カトマンズ→成田
さて、ここからはさしたるイベントもなくなってきたのでまとめて書きますw
23日目ですが、朝にPCR検査を受けました。これは帰国のために必要な72時間前の検体採取のものです。
日本で受けるPCRは唾液だけ取る奴が多いですが、鼻と咽頭拭いという長い綿棒で鼻と喉をツンツンするちょっと痛いやつです。ホテルのレストランのテラスでやったのですが、アフターコロナだと思っている国の人たちはなんで検査受けてるんだろう、もしかして感染者?と思っていたかもしれません。
検査の後はちょっと買い物をしようと出歩きました。
30分ほど歩いたところにあるバートバテニという日本のスーパーみたいなところが買い出しに向いていそうなので、そこに行くことにしました。というかそういうでかいスーパーがその辺にしかありません。近いところは個人商店ばかり。
朝のタメル地区は人が多く、バイクがひっきりなしに通ります。
途中でビムセンタワー跡の近くを通るので、ついでにみることにしました。
ビムセンタワーはネパールで一番高い建物だったのですが、2015年のネパール地震で崩れ、以降はそこは広場として使われています。が、
なんか立ってる〜〜!!!
実は去年再建されたらしいです。ネパールで一番高い建物が復活していました。ただ近くで見てもそこまで高さは感じません。
ネパールを一望するならスワヤンブナートとかの方が良さげではあります。なので外観を見るだけで退散。
そこからしばらく歩いてバートバテニに着きます。
田舎のイオン感がすごいです。入ってないテナントも多いですが。
家電も売っていて少し懐かしい気持ちすらあります。
お菓子の袋がパンパンなのですが、カトマンズも標高が1300mほどあります。日本で言えば十分高くて涼しいエリアです。
お土産何がいいかなと色々見てたのですが、案外ネパール産の物は少ないですね。お菓子とかはインド産がとても多かったです。
バートバテニの前にはネパールでは貴重な信号機がありました。みんなが守っているかは不明です。
信号機の情報によると、この日は30℃らしいですが、日本より過ごしやすいです。おそらく先述の標高もあるのかなと。
帰りは軍人のお姉さんについて難しい交差点を突破しました。こういう強そうな人がいると交差点が楽。
昼はネパールではクオリティの高いに日本食を出すという「絆」に行ってみました。実はここ、移転したばかりらしい。今週オープンとかそういうレベル。
天丼のクオリティの高さにびっくりしました。野菜とかエビとかは確かに日本のやつとは違うのだけど揚げ方とかは最高でした。
このあとはタメル地区でお買い物の続きを。昼過ぎのこの時間は人少ないことに気づきました。みんな出勤しているのかな?
そして帰ってきたら、部屋の鍵が開かない(部屋はカードキーですがエラーになる)
受付に行ったら、ツインを使いたいお客さんがいるので部屋を変えてくれと言われました。荷物の移動がめんどくさかったのですが、
変わった先がセミスイートルームでめちゃ広い。
さらに風呂付き!!
これはもう入るしかない!!!
久々の湯船に浸かりたくて、時間早いけどとりあえず風呂を張りました。日本に帰る前に風呂!!そして家の風呂より広い!!!
風呂上がりには紅茶を飲んだりしながらセミスイートを優雅に過ごしました。
ゴロゴロしていたら電話が鳴り、結果が来たと連絡が。
書類を受け取り、無事陰性ゲット!!!これで帰ることができそうです。
出国のためにはいろいろ手続きが必要で、まずネパールの出発フォームの登録です。これはプリントアウトが必要なのですがホテルでやってくれました。また日本での検疫の簡略化のためにMySOSというアプリの登録をします。一気に日本が現実的になりました。
さて、夜はいままでのお疲れを兼ねて、ホテルのご飯にしました。1食はツアー代に含まれていたので。ビールとタカリセットをいただきました。さすがのホテルクオリティ、うますぎる!!
さて、翌日です。チェックアウトは遅めの12時なので、また風呂に入ったりしながら過ごします。
チェックアウト時のやりとり、というか今までも感じていたのですが、ネパール人の英語はすごく聞き取りにくい・・・。自分のリスニング能力かと思ったんですが、欧米系の人とはちゃんと話せるので、訛りが難しいのかなと思いました。
チェックアウトした後、飛行機までの時間を潰したいのですが、飛行機が23時・・・。迎えの車は20時にくるのでかなりの長時間を潰さないといけません。
なにはなくとも12時過ぎなので昼飯。とりあえず前にチョプシーを食べたところで、今度はチャイニーズチョプシーにトライ。
味付けは普通のかた焼きそばで、具だけネパール風でチキンやベーコン、卵が散らばっているというものでした。これは美味しかった。
まだまだ暇なので、カトマンズのスタバ的存在というヒマラヤン・ジャヴァへ。入っているところもちょっとしたショッピングモール的なところだし、中はスタバ的おしゃれ感。
ここでどうにかこうにか16時まで時間を潰しました。これで半分w
後の時間をどう潰すか、少し肩が凝った感じがするのでマッサージでも行こうかなと思いましたが、カトマンズのマッサージ屋はエロが多いらしいのでこわくてやめました。現金の持ち合わせもほとんどないし。ホテルのでやろうかなと思ったけど、またヌルヌルにされるのもやだなと。風呂入れないし。
そんなこんなでブラブラしてたら17:00すぎに。そういえば、タメル地区にあるコインの木というコインが大量にくっついてる木が気になってたんですが、まだ見てないのでそれを見に行くことにしようと。
で現場に着いたのですが、それらしきものは無し。もしかして撤去されたか?と思ってふと見ると、
完全ガードされてました。
全然正体がわからない・・・これに数珠を押し付けてる人とかもいたのできっとこれなんでしょう。
ともあれ見つけることは出来ました。
後はタメル地区のストゥーバに行ったり。
ちょっと早いけど夜にしよう、とホテルの前のムクティナートタカリキッチンへ。
ここはマジでパパドがうまいので大正解です。
今回はスペシャルディドセットにしました。ディドを一度も食っていなかった。ディドはいわゆるそばがきです。
食べ終わったら大体迎えの1時間前、ということでホテルに戻り車を待ちます。ほどなくしてお迎え登場。
さよならカトマンズ!!カトマンズって最初写真で見た時美しい街だと思ったし、いいところもいっぱいあったけど総体してはやかましくて、あんまり好きにはなれませんでした。ネパールの山はとても綺麗だし、ダルバートはうまいんだけど。
夜のカトマンズは信号も機能していました。信号を使わないのは昼だけなのでしょうか。
空港に着いたのですが、入り口がチェックインカウンターと直結していて、ゲートがわからないと入ることすらできません。
着いた時にはまだ該当のゲートがわからず、少し外で待つ羽目に。ものすごい人。
ちょっと待つとゲートがオープンし、荷物チェックへ。
金属探知機検査で検査後になんか言われ、ポカンとしてたら、ネパール人かと思ったみたいなことを言われました。お前らなんでこういう時だけネパール人扱いしてくるの。
列に並んでたらネパール語で話しかけられるし。それなら何事も旅行者価格ではなく現地価格適応してくれ。
並んでるんだか並んでないんだかよくわからないチェックインカウンターを抜けて、出国審査も受けて、セキュリティチェック。なぜか靴まで脱がされる。チェックは全部軍人がやってるのですが、高校生の部活みたいな雰囲気もありました。厳しいんだけどなんか緩い雰囲気というか。ずっとペットボトル投げて遊んでる人もいたし。
トリブバン空港のセキュリティチェックが終わり、待合室に通されますが、全ての便が一緒くたになっています。また小さい空港なのでボーディングブリッジなどなく、全員がタラップまでバスで案内されます。タラップなので後ろからも乗れるのが良いところか。
そして無事、カトマンズを後にします。深夜便なので眠いですが機内食は食べたいのでそこまでは起きています。
機内食はチェティナードチキンカレーでした。何気にちゃんとしたスパイス使ってて良さげです。
飛行機は早朝のシンガポールに到着しました。エベレスト街道、カトマンズと渡り歩いていると本当に大都会です。てかチャンギ空港は日本よりも都会なので・・・。
出発ゲートが別ターミナルで遠かったのでスカイトレインで移動です。スカイトレインまでも少し歩きますが。チャンギはデカすぎるので空港の中を列車が走っているのです。行き先がここでいいか聞かれるのですが、俺も詳しくない・・・あまり知らない土地で道を聞かれる率の高さよ。
チャンギでカルチャーショックだったのはトイレに紙流していいことでした。紙をゴミ箱に捨てる生活にすっかり慣れてしまった。
トランジットまでの3時間をグダグダ過ごしながら、いよいよ成田への飛行機に!!
眠さマックスだったのでとりあえず寝ます。寝ているうちに飛行機は飛び立ちました。
機内食は焼きそばとチキンソーセージという何とも言えない選択肢。全く焼きそばの気分じゃなかったのでチキンソーセージとなりました。
行きはネットにつながっていなかったのがつらくて仕方がなかったのですが、山でネット断ちしたせいか案外平気です。
到着時の日本は曇りで何も見えません。高度を下げて久々に見た日本の印象は「薄っ!!」でした。まぁ日本の中でも一番薄い千葉県なので・・・
入国後は色々めんどくさい手続きが待ってます。写真は撮れないので文字だけです。
まずは検疫です。事前に質問票はワクチン接種証明の登録をしてるとファストトラックというのに回されるのですが、これが全然ファストではないです。登録すると出てくるQRコードの画面を表示するのですが、それを読み取ることなく便名の確認などをします。
そして検査へ。唾液をとるタイプです。検体採取後は口頭で今後やって欲しい手続きの説明を受けるのですが、ネパールは待機無しなので特に細かい説明はなし。
そしてまた列に並ぶのですが、これがすごい待たされる。やっとここでQRコードを読み取ります。あと何時間待ちますか?って聞いたら最大2時間って言われてゲッソリ。飯も飲み物も手に入らないし。
そして陰性の人の検査番号が口頭で読み上げられます。スピーカーの調子が悪くて何言ってるか時々わからないです。英語でも読み上げるのですが完全に日本語発音です。
ここで1時間半待たされた結果、自分の番号が読み上げられた瞬間は合格発表かというレベルで飛び上がってしまいました。
検疫さえ終われば、いつも通りの入国審査と税関チェックで終了です。長かった!!!3時間ぐらいかかりました。
帰ってしまえばいつもの日本・・・。こうして怒涛のエベレスト街道旅行は終わりを告げたのでした。
トレッキングは正直しんどいし、ルクラの飛行機のギャンブル度合いは精神的に疲れるし、エベレスト街道は満喫できたのでもういいかな、でもアンナプルナとかランタン方面は別の魅力がありそうなので行ってみたいな、という気持ちです。行ってみたい場所がまた増えてしまいました。
さて、最後はこの旅のTIPS的なまとめをしますので、もう少しお付き合いください。