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20250103
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去年末に、滞在時間おそらく7時間くらいという超弾丸で、久しぶりに小豆島に行った。連れて帰ってきたもの、あれこれ。美味しいんだよなぁ〜どれも。この中で特にお気に入りなのは、HOMEMAKERSのドレッシングと、小豆島唯一の酒蔵MORIKUNIのラスク。MORIKUNIは取材してコマキ手帖で紹介したいとずっと思っています。吟醸酒を作るときに米を削るわけですが、その時に出る米粉を使ってパンを作ってるんです。そのバーカリーのラスクです。この旅のInstagramリールをアップしたのでよければ見てね。
そうそう「#こまきっぷ」「#こまきっぷ土産」を付けてインスタには投稿してます。(取材ネタも言わば、全部こまきっぷなので付けきれてないものも…)
小豆島のことは、長年たくさん番組でも発信してきたけれど、しばらく話せていないので、かつてご紹介した人たちを改めて取材させていただくのも良いかもしれないですね。アップデート。
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私の小豆島はいつもこういう感じで、島の新鮮な食材を使った美味しいご飯と、それを囲む友達。そしてカメラを手放さず、ハッとした瞬間にシャッターを切る小豆島カメラたち。小豆島カメラが撮る写真は、それぞれに個性があるけど、みんなモノや人や景色を撮るというよりも、そこにある「心模様」を切り取っている。だから写真から滲み出る「この気持ちを感じたい」って思って、10年前、小豆島に通い始めた。
そう、小豆島カメラは10周年なんだそう。すごいよね。手分けして毎日写真を投稿する。10年もあれば、誰でも人生のステージが変化する。それぞれの次の扉を開ける時が来る。みんな色んなことを考えて、それぞれが次へと歩き出していて、すごく嬉しくなった。それと同時に自分のこの10年と、今の足元、この先のことも考えた。そうすると、1つやりたいことが思い浮かんだ。
ZINEを作りたい。
ZINE作ったら?って時々言われるのだけど、誰が読みたいねん!って思って全くその気にならなかった。過去に、ZINEじゃなくて「土井印」コーナーの本を作りませんか?というお話もあったのだけど、バタバタとしている間に流れてしまった。昔から書き物のお仕事は色々、連載も色々、インスタントオトメとか栞とか妄想のショートストーリーを披露したこともある。小豆島カメラからのご縁でPHOTOPRESSOでミニブックを作ったこともある。ブログなんて、途絶えながらも、2001年くらいからずっと書いてきた。(サービス終了でもう読めない!驚!)だけど、なんとなくZINEを作るということには心の中に大きな壁があって踏み出せなかった。
でも、今回の旅を経て、帰りのフェリーの中で、ふと思い浮かんだ。ZINEを作りたい。読みたい人がいるかどうか、誰かの役に立つかどうか、どんな評価を受けるか。そんなことはどうでもよくて、自分が作りたいから作るのがZINEなはず。私は職業病と言っても過言ではないほど、常に「届ける先」を考えて生きている。何をするのも、全部、届ける先を考えて生きてきた。今回の旅だって、新しく小豆島カメラのメンバーの1人が作ったゲストハウス「NOTEL」の取材も兼ねて。いつも私は取材を兼ねて、あちこちに行く。そのつもりじゃなく出かけても、結局ラジオで紹介したいことに旅先で出会う。「届ける先」ばかり考えている。「誰かの役に立つ」ことばかり意識している。もう病気だ。それに気づいた瞬間、泣きそうになった。
2025年も、色々と楽しそうな企てがすでにいくつもある。去年やろうと思っていたのに実現できなかった企画もある。あれ、どうしようかなとは思うけど、あれをやるには、やっぱり無理があるかもしれないな。だから実現しないのだと思う。ずっと願っていたらいつか実現するかもしれない、今じゃないのかも。独り言だな。
今年はZINEを作ってみたい。その時間、つくれるかな。
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