20250105
今年は、いつもの何かを離れて、新しい何かがやってくる一年になるのかもしれない。巳年だから脱皮するのか、否か。なんと大袈裟な。
私はね、とにかく、えべっさんが好きなんです。ご存知の方も多いと思いますが。一年でいちばん好きな3日間なんです。十日戎が。毎日お参りします。過去、時間にゆとりがあった頃は、遠方のえべっさんにもお参りしたり、神社にインタビューに行ったり。1人でニコニコお参りしているところを友達に見つかって心配されることも。私は貧乏DJの時代が長くて、結構な年齢になるまで500円以上の買い物に躊躇してたんです。古着好きですが、そもそもは衣装代を抑えるため&ガリガリだったので洋服がどれもこれも大きくて合わず、日本人が小さかった頃の服を探して、仕方なく古着を掘るようになったんですね。大きく話が逸れましたが、そんな私にも、えべっさんは平等に景気が良いご機嫌なムードを振りまいてくれるんです。夜に行くと夜空をバックに露天が紅白金色に輝き、えべっさんの笑顔が至る所に配置され、賑々しい「商売繁盛で〜」の歌が響き、大勢の人がみんな懐の紐が緩んで、あっちもこっちもご機嫌さん。(たまに酔って壊れてる人もいるけど。)
境内で、福笹にキラキラした和装のお嬢さんが縁起物をつけてくれて、シャーンと鈴を鳴らしてもらう。あれって魔法の音色やと思う。パァ〜っと気持ちが明るくなる。今年も仕事がんばれそうな気がする。ちなみに私は福笹をもらって帰るようになってからは、毎年少しずつだけ「去年より商売繁盛しますように」という願掛けで、少しずつだけ金額を上乗せしてきて、今はもう同じ金額に固定してます。欲張るとあかん。まず1/9の宵えびすに去年の笹をお返しして、3日間せいぜい楽しく露天でお金を使って遊ばせてもらって、新しい福笹は、最終日の「残り福」に頂くようにしてます。残り福でいいんです。これマイルール。
と、まぁ、本当に十日戎が好きで、毎年、こんな調子なんですが。今年はなんと十日戎いけないのですよ。寂しい。ということで、ひと足早くお礼参りをして去年の福笹をお返ししてきました。新しい福笹は知人にゆだねます。あの鈴の音を浴びないのは、なんとなく寂しいですが、笹が浴びてくれたらそれで大丈夫。
そして、FM802のお膝元の大阪天満宮にも、新年のご挨拶まいり。ここで4冊目のご朱印帳がいっぱいに。結願。新年早々に。嬉しい。いつもと違うのは不安もあるけど、そのどきどきする気持ちはきっと大事なことだから。