◎手帖P1「お茶を点てる」
2019/10/02、10/09OA
「可愛いおばあちゃんになる」という目標に向けて、いつか習ってみたいと思っていた茶道。9/20にオープンしたばかり、大丸心斎橋店本館8階にある「茶論(サロン)」で店長・岡田さんに稽古していただきました。
心斎橋のど真ん中のデパートだというのを忘れてしまうような、清々しい茶室。畳ではなくテーブルスタイルで茶道を学ぶことができます。
今回受けた体験稽古は、お茶を2杯いただきます。まずは先生が点てたお茶、次に自分で点ててお菓子といただきます。
放送では実際にお茶を点てる音も交えながらお届けしました。岡田さんの泡の点てる音はとても心地いいですが、とっても難しいんです。うまく点てるコツも教えていただけました。とはいえ、すぐに出来るわけもなく・・・。
そして「茶論」では、実際にお茶を点てる練習、お茶をいただく練習だけではなく、モニターとテキストを使って、お茶の歴史など、茶道という文化についての知識を学ぶことができます。ひとつひとつ理由を聞くと、納得できる話が多く、この「なるほど」感がスッキリ気持ちがいいんです。また、腑に落ちると「やってみようかな?」と扉が開きますよね。
お茶をいただく時間は、戦国時代には、武士が刀を置いて茶室に入り、ホッと安らぐことができる時間だったそう!それで戦国武将がのめり込んだとか。ご存知でした?現代でも忙しく働いている方にこそ、刀を置いて、茶道で「間」のある時間を体験してほしいと、岡田さんは仰っていました。
実は、茶論では、畳ではなくテーブルで茶道を学ぶのですが、
これは、現代の日常に茶道を溶け込ませるため。テーブルでもきちんと所作があって、気づきはたくさんある、初めてでも、心構えはなくていい!気軽にきて欲しい!とおっしゃっていました。
ちなみに、そんな茶論の店長岡田さんが、刀を置いて心安らぐ時間は、やっぱり「茶道の稽古をしている時間」なんだとか!
「茶を以って美を論ず」
茶論さんのコンセプトであるこの言葉通り、お茶を通して、美意識や自分の価値観と出会い、人生を豊かに。
茶道を始めやすい、もっともっと深めたくなる環境が茶論には揃っています。今回土井さんが体験したのは、コースを選択する前の体験稽古。初級コース、中級コース、上級コースがあり、
それぞれ全6回。チケット制になっていて、ネット予約もできます。詳しくはホームページを。