【禁煙・つまづきやすい三つの時期】
せっかく禁煙の成功が見えているのに吸ってしまうのはどんな時でしょうか?
●第1の時期
「禁煙するぞ❗️」という決心固めの時です。
「突然の禁煙は辛そうだから、少しずつ減らしていこう」
と思っている人はスタートする前から、禁煙はできないとギブアップしていることになります。
だから、やめなくてもいい節煙、
つまりタバコの本数を減らすことを選んでしまうのです。
★なぜ本数を減らすことがいけないのか?
どんどん本数を減らしていくとどんな気持ちになるでしょうか?
一本一本がとても大事になると思います。
一本吸ったら「あぁ、またしばらく吸えないな😩」と思い、次の一本を吸う時間が心待ちになってしまいます。
つまり、心理的依存が強くなり、止められない事が多いのです。
●第2の時期
禁煙をスタートしてから一週間までです 。
さらに、この時期は禁断症状が出やすい。
イライラ、不安、怒りっぽくなる、眠い、だるい、集中力が出ないなどです。
無意識に、つい箱に手が伸びるということも起きやすいです。
●第3の時期
禁煙の禁断症状も消え、
「いけるかも❗️」と自信がついてくる頃です。
ここはマラソンで言えば、折り返し地点を過ぎた辺り。
長く真っ直ぐで忍耐力が必要なところです。
「まあいっか」と流れてしまいがちな毎日が続くので気の緩みに要注意です❗️
さらに、予想がつかない場面での失敗もあります。
突然の出来事がきっかけとなり、再びタバコに手が伸びてしまう事も…。
会社の倒産
家族の死
転勤
離婚
など…。
起きるかもしれないとは分かっていつつも
こういう場合はどんなに能力のある人でも、自分の気持ちや行動をコントロールすることが難しくなってしまいます。
この一時的な自己管理能力の低下に、かつてタバコを吸っていた記憶が囁くのです。
「一本だけなら大丈夫吸ってしまいなよ😈」と 。
自己コントロール能力を磨くにはどうしたらよいのでしょうか?
成功した方はよく考えていると感じます。
禁煙成功にした人の事例を紹介すると、
・「とにかく 残りの人生健康が大事だ」って気づいたから
・「喫煙は、 確かにメリットはあったと思うけど天秤にかけるとデメリットが多かったな 」と気づいたから
・「これまで3回禁煙にチャレンジして、3ヶ月間だけ禁煙できた時、この時は我慢できず、吸ってしまったが、あの3ヶ月間は体調が良くなっていたな」
失敗も悪いことではないと思います😊
次のチャレンジに役立てられると言えるからです。
「じっくり変化を見届ける」という客観的に状況を分析できる能力は禁煙成功にはとても役立つ資質だと云われています。
禁煙に、意志の強さはあまり必要ありませ
ん。
禁煙につまづきそうになったら、
「よく考える」そんな簡単なことで、
乗り越えるかもしれません✨