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プロジェクトが長引くの3つの理由
なかなか終わらない。
決まらない。
決めてもらえない。
決着がつかない。
という場合、多くの場合がプロジェクトをリードする人が「決めない」から長引きます。
決めるのはクライアントさんかもしれませんが、決めるようにリードができているか?
無駄なことしてないか?
常に振り返りながら進めていくことが大事だなと思いますし、まぁ別に私が完璧にできてるわけではありません。
ですが、「ここに気をつけている」という箇所を3つ上げてみたいと思います
理由1:打合せで決めない
打合せが、物事を次に進める場になっていない。
どういうことかというと・・・
例で考えてみましょう。
友達と3人で旅行に行くための計画を立てる為に会いました。
私は沖縄に行きたい。友達は京都に行きたい。もう1人は北海道に行きたい。
うーん、どうしようね?全部行きたいね、よさそうだね〜
沖縄行けば泳げるよ!
京都だと神社仏閣巡れるよ!
北海道だとご飯たくさん食べたいね!
それぞれ良いところがあるから・・・決まらないね〜うーん、うーん、じゃぁ結局どこに行けば良いのか、それぞれ良いところを出し合って残りはメールで決めようか。
・・・・これではせっかく時間をとって何のために集まったのかわかりません。次にコマを進めることもできていないです。
おそらくこのグループは、メールでも散々悩んで、結局消去法で決めて、夏の旅行の予定が秋になって、じゃあ無難に京都かな。となる感じです。
じゃぁ、どうすればよかったのか?
うーん、どうしようね?全部行きたいね、よさそうだね〜
沖縄行けば泳げるよ!
京都だと神社仏閣巡れるよ!
北海道だとご飯たくさん食べたいね!
迷うね〜
あ、じゃぁさ!1年かけて全部行こうよ〜
今は夏だし、今沖縄いけば夏を楽しめるし、
冬は北海道で雪まつりがあるし、
京都はいつ行っても綺麗だしね!鴨川にお花見行ったら楽しそう〜
そうだね!そうしよう。
じゃぁ日程いつにする〜?どうやっていく〜?ホテルどうしよう〜?
・・・楽しそうな旅行になりそうです。
ポイントとしては、
あ、じゃぁさ!1年かけて全部行こうよ〜
今は夏だし、今沖縄いけば夏を楽しめるし、
冬は北海道で雪まつりがあるし、
京都はいつ行っても綺麗だしね!鴨川にお花見行ったら楽しそう〜
という発言。
それぞれの良さと、その先の未来が想像できるように具体的に言語化しています。
未来が想像できるように具体的に言語化。って打合せでもとても大事。
わざわざパンフレットがなくても言葉だけで充分に伝わります。
雪まつりって何?鴨川ってどこ?というメンバーがいたら検索して見せてあげればOKです。
往々にして、打合せが前者のものになっている場合はメッセージのやり取りが長引くし、なかなか終わりませんし、長いからといって満足度が上がるわけでもありません。
自分がリードしてるだろうか。ということを振り返ってみましょう。
理由2:舵を握っていない
理由1と似ているのですが、プロジェクトを進めるための舵を誰も握っていない、もしくは自分が進める立場なのに、舵を誰かに握らせている。
という場合は、根本的にダメです。
何がダメかというと、舵を握ってないと、理由1で出てきた、「こうしてみよう!」という提案に耳を傾けてもらえないからです。
舵を握れない原因は、色々あると思うのですが、
そもそも、自分が舵を握れてないことにも気づいてないかも!
場をリードして行く人がいないなら、率先して舵を握る。
舵を握らせてくれるから握るんじゃなくて、自分が握りにいくから、次から「どうぞ握って下さい」と言ってもらえます。
まずは、自分から動くことが大事。
理由3:決められない
決められない。
話が進まない大きな理由はこれにつきます。決められない。
どうしたらいいか、という決めることを人に任せてる。責任転嫁をしていることに気づいていないというケースもあるかもしれません。
例えば・・・・
とあるAさんとBさんが住んでいる家で、冷蔵庫に卵と鶏肉しかない。Aさんがご飯を作る。という状況で考えてみましょう。
A「ねぇ、今日の晩ごはん、卵と鶏肉でもいい?」
B「牛肉がいいな〜」
A「えっ牛肉ない・・・どうしよう〜もうこんな時間だけど買いに行こうかな・・・?」
B「え、だったらいいよ。卵と鶏肉で」
A「そおー?えー悪いなー」
と言いながら鶏肉と卵でご飯を作る
・・・この状況、お互いが気持ちいいでしょうか? 最初から鶏肉と卵だけでなんとかしようとしているのであれば潔くそう決めればいいのに、相手に決めさせてます。
これは優しさ・・・では無いかな。と思います。
ちなみにこの感じだとAさんは牛肉を買いに行く気は最初からない。笑
A「今日鶏肉と卵しか無いからから〜親子丼がいい?それとも鶏肉焼いたのと、卵焼きがいい?」
B「親子丼がいいかな〜」
A「はーい!」
と、なると、そもそもBさんから「牛肉がいい」というのは出てこないです。だって無いんだもん、鶏肉しか。
もしくは、
A「晩ごはん何がいい?」
B「牛丼がいいかなぁ」
A「はーい。じゃぁちょっと買い物いってくるわ〜」
でもいいかもしれない。
まぁ何でもいいんですけど、なんせ、「自分で決める気があるのかどうか」っていうところが大事。
何でもかんでも聞くことが優しさとは限らない、ということですね。
文章とか例題にすると「いやいや当たり前でしょ」と思うこともあるかもしれませんが、実際にはやっちゃってることが多い3点です。
私ができてるから言ってるんじゃなくて、気をつけてる。という話。
なかなか進まないなーという時はこの3つ、振り返ってみましょう。