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打たれ弱い若者はどうして打たれ弱いのか。
高度経済成長期まっただなかを過ごしてきたシニア世代を中心に「最近の若者は打たれ弱い!俺の頃は…」という話をよく聞きます。
打たれ強く、ガツガツやっていける人を「マッチョ系」と自分は呼んでいるのですが、確かにマッチョ系より草食系な若者が多くなったような感じはしています。
ちょっと前に中学生のときの家庭科の先生と会う機会があり、昔といまで中学生が変わったという話を伺いました。最近の中学生はとにかく家庭科の授業で手を切るというのです。
なるほど、こういうところに若者の打たれ弱さが繋がっているのだなと感じています。
なぜ最近の中学生は手を切るのか
どうして中学生たちが手を切るのかというと、昔に比べると圧倒的に包丁を家庭で触らせていないことが原因じゃないかと先生は話されていました。
こどもの数が減ると、こどもを見る大人が増えます。とくにひとりっ子だと親がこどもを大切に育てるので、怪我をさせない、危険なことをさせない傾向が強くなります。
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