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河井寛次郎記念館にて。

決まりのない美しさを見た。

生活動線を考えたら
なぜ?と思うものも
そこにあるべくしてある。

押し付けでもなく
誰かが決めた美しさでもなく
ただただ河井寛次郎の感性に
ひたひたに浸れる場所。

その日は寝不足だったからか
うるっとすらしてしまった。

陶工である河井寛次郎しか知らなかったが
キセルもイスも机も作り、
暮らしをデザインするとはこういうことね、と。

デザイナーじゃなくてもデザインしていいし
ライターじゃなくても書いていい。
決めてしまわぬ心地よさを
もう少し感じられたらいいな。

必ずまた。

この写真は待ち受けになりました

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