見出し画像

許せない自分を許すことから。

1週間の自宅療養も本日で最終日です。熱は2日目で上がりきって、あとはいわゆる風邪の症状と対峙しているところです。

さて自宅療養は7日間でしたが、1日は短く、1週間は長かったという印象です。「後ろ向き」だと感じる瞬間はSNSを眺めたり動画を見たり、在宅ワークをしてやり過ごし、「前向き」だと感じられたらやるべきこと、考えるべきことを進める時間にあてていました。

冷静に考えると、今のところ驚くほどに全方面うまくいっていないという状況(!)なので、案の定ぶわっと不安にかられる瞬間もありつつ、開き直るしかない謎のポジティブハイテンションになることも。とはいえ結局は自分の行動次第なので、これからだと思っています。


それで、一旦保留にしていた自分と向き合う時間を作ることに。たまたま桜林さんの世界は「夢組」と「叶え組」でできている」という本を読む機会があったので、noteに書かれていた「自分を知るワーク」をしてみました。

ワーク1:感情を知る
好きなこと/うれしいこと/したいこと/楽しいこと
嫌なこと/苦手なこと/避けたいこと/苦痛なこと
を書き出す。

・自分がアガるポイントとサガるポイントを書き出し、知る。

ワーク2:性格や性質を知る
もともともっている自分の性格や性質を書きだす。

・変えられない持ち物を書き出し、知る。

ワーク3:できることを知る
できることを書き出す。
さらに、できるけどいやなこと/できるしやってもいいこと、に分ける。

・なるべく細分化して、自分の持ち物を書き出し、知る。

ワーク4:生活を知る
時間とお金の使い方について、現状を書き出す。
その後、希望や願望/不満を書き出す。

・限られたものの使い道や優先順位を考え、知る。

https://note.com/sac_ring/n/naf77f226a115



すると不思議なことに、「感情を知る」ワークの「嫌なこと/苦手なこと/避けたいこと/苦痛なこと」がなかなか書けません。

書けないときこそ、観察のチャンス!byサクちゃん


なぜ書けないのか、を知ることで、自分を知ることができるはず。
私はどうやら我慢が得意なようです。苦痛が目の前に現れた時、無意識に「我慢」を選択するように生きてきたのだと思います。だから嫌なことは全て「我慢BOX」に入れてきた。嫌だと認識しても「これは我慢できるから嫌なこととはいえない」と、ジャッジしていました。

それはいつの間にやら、知らないうちにです。かわいそうなやつとは思わないでください。多分そういう人はたくさんいるんじゃないかなと思います。

私はいつしか「優しい」とか「温かい」とか言ってもらえるようになっていました。けれど、自分は人に(自分にも)厳しいタイプだと自覚していたから全くピンときていませんでした。私の場合の優しさは、心の中で「ん?」と思うことがあっても、飲み込むようにしてきたから「言わない」優しさなのだと思います。それは言うことで傷つけ、傷つく経験をきちんとしてきたので、正しい選択だと思っています。

ただその反面、言わないことは楽な選択であることも自覚していました。言い方を考えなくてもいいから。角が立って、傷つけ、傷つく必要がないから。変わらないのは、楽なことなのです。逃げているという自覚があるので、「優しさ」で正当化していたようにも思います。

私の感情にフタをしていたのは、「変化に対する逃げ」「許さない自分を許していない」こと。


新しいクセをつけてみよう


私の感情にフタをするクセは、他人によって作られたものです。なので、新しいクセを見つけることで取り外すことができる。byサクちゃん

そもそも私の原液は「許し」であり「許せない」ことでもあると思いました。「嫌なこと」も「許せないこと」で考えるとスルスルと出てきました(!)「許せない自分」を許してみたのです。もちろん自分のことは棚に上げまくっています。けれど「ん?」となぜ思ったのか、何が許せなかったのかを伝えずとも言語化する必要はあるのだと感じました。

「伝えるかどうか」については、私があれもこれも許さなかったからといって、世界が良くなるとは思わないし、その人のためになるなんて思っていません。むしろ自分が全て正解だと思うことは危険だと思っています。だから、「許せない」という倍以上の気持ちで「許したい」というのも本心なのです。

他者を許しながらも、許せない自分も許してあげたい。そんな都合のいい解釈…でいいと思います。後者を忘れないでほしいと思います。「うんうん、許せないよね〜」で楽になることもあるのです。これからは「我慢BOX」ではなく、「お許しBOX」でジャッジをして、どうしても許せないなら伝えるスタンスで。今、足りていないのは伝える勇気と伝え方を試すことですね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?