チェサピーク・ベイ・レトリーバー CHESAPEAKE BAY RETRIEVER:近現代 アメリカ合衆国 6 2本足の犬 2025年1月11日 22:28 英国以外で作出された唯一のレトリーバーであるこの犬は、凍てつくような冷水にも適用できるように進化してきた。水中回収能力は極めて高く、ラブラドールレトリーバーよりもタフで、性質も鋭敏だと評する声さえある。過去200年間、猟犬として働いたが、現在はワーキング・トライアル(足跡追跡・障害物競走など警察犬の活動を模した競技)やアジリティー、オビディエンス競技でもその才能を開花させている。 この犬の起源については、米国の投資家ジョージ・ローの1845年の書簡に記録がある(1852年に出版)。カナダのニューファンドランド島を出港した英国の蒸気船が、米国東海岸のチェサピーク湾で難破し、ローに救助された。その貨物船に乗っていた2頭の子犬が、チェサピーク・ベイ・レトリーバーの先祖だ。ローはこの子犬を「ニューファンドランド」と記述している (が、実際には、もう少し小型の、現在は絶滅してしまったセント・ジョンズ・ウォータードッグだった可能性を指摘する声があり、私もこれを支持する)。 2頭の子犬は、 メリーランド州の別々の地域で、各種のレトリーバー、アイリッシュ・ウォーター・スパニエル、セター、ポインターなどと掛け合わされた。子孫たちは鴨猟で活躍した。1877年にボルチモアで開かれた家禽愛好家協会のドッグショーに出陳され、翌1878年にはAKCによって犬種として認定された。 いいなと思ったら応援しよう! 物心両面の応援は、いつでも歓迎しています。 皆様からのチップは、より良い作品づくりのために自由に使わせていただきます。 チップで応援する #犬 #ペット #犬のいる暮らし #犬写真 #ニューファンドランド #堀明フォトオフィス #レトリーバー #チェサピーク・ベイ・レトリーバー 6