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ノヴァスコシアダックトーリングレトリーバーの成長記録 はじめに

 2024年9月末、我が家にノヴァ・スコシア・ダック・トーリング・レトリーバー(通称「トーラー」)の子犬がやってきました。オリバーと命名。日本で本格的なブリーディングが始まってまだ数年のこの犬種、日本語のウェブ上には(当然ですが)数少ない飼い主さん達のSNS投稿以外に飼育情報が見当たりません。個人的に「お迎え前に○○の情報があったら良かったな〜」と思うことが結構あり…そう思うならまずは自分から!ということで、うちの子の成長記録を残してみようかと思います。


【成長記録リンク集】


・・こちらに成長記録のURLを随時追加・・・

 ①お迎え当日編(主に移動について)
        https://note.com/dogs_lab/n/n5082510532c2

 ②お迎え直後(生後約60日の情報)
 ③



【当note執筆者/「犬ラボ」について】

 フォトグラファー。
 JKC会員で愛犬飼育管理士。(なりました)
 私は犬専門のフォトグラファーです。正確に言うと「犬専門に移行中のカメラマン」でしょうか。
 もともとは、企業広告などのモデル撮影を専門とする商業フォトグラファーです。得意なのはメイクなどのビューティージャンルの撮影かと思います(※わんこを撮っているとなぜか勘違いされがちですが、アマチュアではなくギャランティを頂く職業カメラマンです!笑)
 そんな私が、2016年頃に趣味で「よそ様の愛犬」の撮影を始め、2018年から専用のSNSを開始。そちらが楽しくなり、現在は犬専門の商業フォトグラファーに移行しようと悪戦苦闘中。犬の撮影は誰でも簡単にできるように思えますが、細部にこだわると本当に難しく奥が深い…。
 2018年頃から始めたインスタアカウントがこちらの↓↓↓「犬ラボ」です

 こちら↑のほぼすべてのスナップ撮影が、街なかで偶然出会ったわんこを撮影させて頂いたものです(ヤラセ無しです!)

2023年の撮影の一部。ようやっとる。

 当時、(私が知る限り)日本のSNSやWEBメディアで継続的な犬のストリートスナップ集は見当たりませんでした。あっても短期の企画。たぶん、手間がかかるわりにお金儲けに繋がらないからでしょうね。そもそも多くの人は他人の飼い犬にあまり興味がない?
「それなら自分でやれば(妻より)」
…ということで始まった犬ラボ。紆余曲折を経て、2019年頃からは「犬種」にフォーカスした、記録のようなお写真を撮るスタイルになってきました。私にとってはポケモンGO感覚。
 
2023年頃から、TikTokやインスタで「ストリートスナップ動画」(あの「ストリートスナップを撮ってる者なんですけど~」から始まるインタビュー動画です)が大流行。その犬バージョンも人気です。…なのですが、今後も私は「犬種」にこだわった、図鑑のようなスナップアカウントを続けていきたいと考えております。キラキラ成分はありませんが、犬種オタク寄りの犬好きの方々には楽しんで頂けるかと思います(ニッチなニーズすぎる)

 ちなみに2024年12月現在、「犬ラボ」では、JKCが公認する194犬種のうち130~140犬種ほどを撮影させて頂きました。リアルタイムで飼育されている犬は194犬種より大幅に少ないはずなので、現在日本にいる犬種の大半を撮影したことになります。すべて偶然の出会いでのスナップ撮影なので、かなり良い数字ではないでしょうか。今後も増え続けたら、日本の愛玩犬の歴史の記録にわずかながら貢献できるかも。

 スナップ撮影では、おそらく日本での飼育実績がほぼ無いような超希少犬種との出会いもありましたが、個人的には自分が大好きなレトリーバーの6犬種すべてを偶然のスナップで撮影できたことにオタク的な感動をおぼえます。やったぜ。
 「レトリーバーが好き」といえば、うちにいたわんこの中でも中学生~20代まで飼っていたゴールデンレトリーバーくんの思い出が特に強いです。「犬が好き」の原体験とはまた別の礎という感じでしょうか。皆さんにもそういうの、ありますよね? いつかまたレトリーバーを飼いたいと、ずっと思っていました。


【トーラーお迎えの経緯】

 まだコロナ禍が色濃く残る頃、お散歩中のわんこを見てびっくり! トーラーでした。飼い主さんに「日本にいるんですね!」(原文ママ)と言ったのを覚えています。撮影もさせて頂きました。日本でトーラーのブリーディングが行われていることを教えて頂きました。知らなかった。

 その1年後、なんと今度は、実際にトーラーをブリーディングされている方とその愛犬2頭に偶然お会いしました。それが、オリバーのお母さん犬です。撮影。…な、なんて素晴らしいわんこなんだ…感動。私が「そろそろ犬を飼いたい」と話すと、飼い主さんが「来年以降にブリーディングする予定なので、よかったらトーラーどうですか?😄」と冗談ぽくおっしゃったのが今でも鮮明に思い出されます。本当に鮮明に。

左がオリバーのお母さん、右がおばあちゃん

 数年後のわんこお迎えを漠然と考えていたのですが、思いが一気に加速。トーラーのウェイティングリストに申し込んでしまいました。それでも、予約がかなり入っているということ(最長で5年待った方もいるそうです)で、いつのお迎えになるか想像もつきませんでした。

 ところで、自分の理想は「大好きな犬種」と「あまり引き取り手がいなさそうな大型の保護犬」との多頭飼いです。トーラーの申し込みはしましたが、タイミング的にまず最初は大型の保護犬を迎えることになるかな…と予想。保護団体さんのイベントに行き、大型のクレートを購入して諸々を準備開始。まさにその時に、数年かかると思っていたトーラーのブリーディングのお話が。正直かなり悩みましたね…。このあたりは機会があれば書きたいと思います。

 ・・・と、お迎えの経緯は以上です。個人的な事情・私情だらけの文章になりましたが、今後はもっと端的な飼育情報を書いていこうかと思います!

生後60日ごろのオリバー


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