マイカーで埼玉からロシア・バイカル湖へ(2019) #4 ダリネレチェンスク
ウラジオストックで車を受け取ってからの続き
・8/21[8日目(ロシア3日目)]
ウラジオストック→ダリネレチェンスク 曇りのち雨
自宅を出発して8日、ウラジオストックを出発するこの日がこの旅行の本当の始まりかもしれない。
市街地の渋滞回避のため早起きをし、8時頃に出発。
中心街は一方通行ばかりのため主要道路に出るまでなかなか大変だった。Maps.meのナビゲーションシステムが無ければ一生出られなかったかもしれない。
道路には穴が多いのでそれを避けるために蛇行しなければならず、運転中は油断できない。前走車に倣って走ると良い感じで道路の穴を回避できる。
しばらく走って都市部を抜けると高規格の高速道路のようなきれいな道になり、更に走ると道幅の広い二車線道路が延々と続く。
この辺のドライバーは、対向車が来ていても容赦なく追い越していくのでかなり気を使う。
ただ、追い付かれて右ウインカーを点けて右に寄ると追い越したあとほとんどの車がサンキューハザードで合図してくれる。横断歩道で必ず止まってくれるところもそうだが、マナーやルールを守るところはきっちり守ったり実行するのは国民性なのか、単に罰則が厳しいのか。それ以外のところではかなり酷いけれども。
ロシアに入って初めてガソリンを入れた。スタンドの窓口の奥にいるお姉さんにレーン番号、種類、量を伝え先払いするスタイル。どのように注文すればいいかわからないので、「30л Aи95」と記入したノートを渡して意思を伝えた。(30L オクタン95ガソリン)
ビザと復路便の関係で事前に行程を決めてはいたが、実際にロシアでは一日でどれほど走れるか全くわからなかったのと、予約サイトでは良い感じの宿が無かったためこの日は宿を予約していなかった。
午後2時くらいにウラジオストックとハバロフスクの中間地点に位置するダリネレチェンスクという街に近づいた。やや早いが初日ということもありこの街で宿泊することにした。
「ベッドで寝たければ”гостиница”(英:Hotel)の看板を探せ」
という先人の教えを元にダリネレチェンスクの市街地を走っていたところ、大通りにちょうどその文字の看板があったのでそこに泊まることにした。
朝食付き一泊二人3000RUB(4800円)。
内装の雰囲気は豪奢でソ連時代を思わせる趣きのある建物。
駐車場が敷地内なのと2日ぶりの個室ということで安心して眠ることができそう。
外がまだ明るいので散歩ついでに近所にレストランがないか探してみるも見当たらず、酒屋のような店で軽食を購入しそれを夕食にした。
ちゃんとした食事はハバロフスクまで我慢しよう。
Vladivostok to Dalnerechensk
宿泊地:Гостиница Центральная (Central Hotel https://imanhotel.ru)
(Ulitsa Lenina, 76, Dalnerechensk, Primorsky Krai, Russia 692132)
走行距離:415km
市街地を抜けるとバイパスの様になる
ウラジオストックのある半島から渡るニスコヴォドニ・モスト(直訳するとLow-Water Bridge)という長大な橋
しばらくは綺麗な高速道路の様な道が続く
北海道っぽい
しばらくすると片側一車線に
ウラジオストックから離れるほど工事している区間が増える
道路脇の売店で昼食。魚のパイだと思う。一緒に買ったレモンティーっぽい飲料が結構美味しくてロシア滞在中はよく購入していた
宿泊したホテル。飛び込みだったが無事に宿泊できた
日本のカーナビゲーションでは最小縮尺で現在地が表示できる。タイムゾーンには対応していないのでここでは表示が一時間遅れ
ガソリンのレシート。95ガソリン43.40RUB/Lを20Lで計868RUB(約1400円)。ロシアのガソリン価格はおおよそ70円/L、日本の半額(2019年時点)なのでとても嬉しい
ロシアの子供向けアニメ。テレビの内容より配線の雑さが気になってしまう
#5 [9日目(ロシア4日目)]へ続く