エネルギー管理士(電気分野)とは
エネルギー管理士とは
「エネルギーの使用の合理化等に関する法律」(以下「省エネ法」という。)では、一定量以上のエネルギー使用工場又は事業場は、エネルギー管理指定工場等(一種、二種)として指定されることとなり、そのうちの第一種エネルギー管理指定工場等(事務所、オフィスビル等を除く製造業等の5業種)はエネルギーの使用量の区分に応じて、エネルギー管理士免状の交付を受けている方のうちから、1人から最大4人のエネルギー管理者を選任しなければならないこととなっています。
上記をざっくりとまとめると大規模な製造業、電気供給業、ガス供給業、熱供給業では、必ず必要となる法定資格と思ってもらっていいと思います。しかし、大手の会社が対象になることから優秀な人に講習なりで資格を取得させるでしょうから転職には効果がないと言われたことがあります。真偽は不明ですが資格だけでなく仕事の経験で転職するものだと思います。なのでここでは置いときます。
熱分野と電気分野がありますが熱分野の方が難易度は簡単とのことですが私は熱分野の勉強をしたことがないので問題を見ても判断できませんでした。
問題の難易度は電験3種に匹敵すると思います。出題範囲の広さは電験2種に迫るものがありますが計算問題が過去問年分の対策で十分パターンの理解ができるので電験3種に近いと思います。私は同じ年に電験3種を受験しましたが理論と機械が科目合格、電力と法規が不合格でした。エネルギー管理士は1年の勉強で一発合格でした。自己採点では電力50,法規32点とかでした。法律関係はエネルギー管理士の方が圧倒的に簡単です。科目1の問3がパターンと簡単な公式の暗記で対応可能なためですね。過去問題種は下記URLの本を購入して解説を読んでみてください。
無料のサイトで解説がしっかりしているものがないため過去問集を購入するのがいいと思います。
3年間の科目合格制度(コロナ禍での特別措置で1年延長していますがあくまでも特例なので)があるため勉強時間が足りない場合は科目合格に専念するのがいいと思います。
各科目の勉強法やらは次のnoteに記載します。エネルギー管理士に興味をもたれた場合はぜひ合格体験記についても一読いただければと思います。
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