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釈迦堂遺跡博物館

日本遺産「星降る中部高地の縄文世界」を巡る旅 

中央高速自動車道の釈迦堂PAに隣接する釈迦堂遺跡博物館。
山梨県東京から車で約1時間ちょっとと、訪れるにはアクセス抜群です。
中央道の工事の際に出土した30トンにも及ぶ縄文土器や土偶を収蔵しています。

二階の常設展示場に足を踏み入れると、まず目に入るのがライトアップされたショーケースに展示された「土偶!土偶!!土偶!!!」
釈迦堂遺跡では何と1,116点もの土偶が出土したそうです。

キラ星の如き土偶!土偶‼!土偶!!!

土偶さんたちのお顔をじっくり見ると、表情豊かで個性的。
釈迦堂遺跡の名前を冠した「しゃかちゃん」
あどけないお顔がとても可愛いです。
お隣に並ぶ「しゃっこちゃん」の、ちょっといたずらな表情もとても魅力的。

大好きな土偶をぐるりとじっくり見ることができます

歩き進めると、奥の方には「土器の森」が・・・。
緻密な文様や美しいフォルムの土器の数々。

ひときわ目を惹くのは「水煙文土器」美しい曲線、ダイナミックな躯体。
森の王者の風格です。

これを作った縄文人って、ほんとすごい!

この博物館の中で私の一番好きな展示は、ちいさな子供の手の跡がついた土塊。
きっと、パパやママが土器を作っている隣で、粘土をこねこねしていたのでしょうね(笑)
縄文時代の家族の情景が目に浮かび、ほっこりあたたかい気持ちになります。

釈迦堂の縄文ファミリー

釈迦堂遺跡博物館では折々に企画展も開催され、いろんな角度から縄文時代を紹介してくれます。何度訪れても新しい発見があって、楽しいですよ!

博物館のホールから眺める甲府盆地もとても美しいです。
桃の花の季節は眼下に広がるピンクのジュータンに思わずうっとり・・・。


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