素敵な絵を描きたい StableDiffusion 初心者が最初にやったこと
StableDiffusionで素敵な絵が描きたい
StableDiffusion Web UI を使って繊細な絵をかきたかったのですがなんか物足りない・・・
サンプリング方法は「DPM++2M Karras」です。
これはこれでかわいいんだけど、もうひとおし何か足りない・・・繊細じゃない・・・
何をすれば繊細な絵が作れるか?
繊細なきれいな絵をつくるためにはいろいろ方法がありそうですが、ざっと調べたところ
モデルの導入
プロンプトによる調整
ネガティブプロンプトを入れる
アップスケーラーを入れる
VEAで調整する
を見つけたのでとにかくやってみます。
ここで使っているモデルはAnythingというモデル。
ネガティブプロンプトって何入れればいいの?
必要最低限のネガティブプロンプトはこのくらい?
何をいれればいいかわからなかったのですが、「してほしくないこと」をいれればいいので、色々なサイトを調べて下記のプロンプトを入れました。
((Worse quality , low quality )) , normal quality , NSFW , missing limb , missing arm , extra limb , extra fingers , disconnected limbs , bad face , bad anatomy
Worse quality:最低品質
low quality:低い品質
normal quality:普通の品質
NSFW:成人向け画像(Not Safe For Work)
missing limb:手足がなくなる
missing arm:腕がなくなる
extra limb:手足が増える
extra fingers:指が増える
disconnected limbs:手足が切れる
bad face:顔が良くない
bad anatomy:悪い体の構造
調べると無限に出てくるので調節は必要そうです。
flat color, flat shading
↑これも入れておくとペタッとした印象じゃなくなるのでネガティブプロンプトに追加します。
((Worse quality , low quality )) , normal quality , NSFW , missing limb , missing arm , extra limb , extra fingers , disconnected limbs , bad face , bad anatomy,flat color, flat shading
これだけプロンプトに入れても物足りなさがある…
今回入れてませんが、いろんなネガティブプロンプトを使ってやってほしくないことを調節するとよさそうです。
アップスケーラーを入れる
アップスケーラー(Upscaler)とは画質をよくしてくれる機能。
繊細にしたいのでアップスケーラーを導入します。
アップスケーラー無しで作った画像がこちら。
元々入ってたアップスケーラーでとりあえず一回生成してみます。
今回は「Latent」を使いました。
もうちょっと良くしたいのでアップスケーラー調べて、「4x-Ultrasharp」を使います。
4x-Ultrasharp
DLしたらファイルを
「stable-diffusion-webui」→「models」→「ESRGAN」
に置く。UIを再起動したら「4x-UltraSharp」を選択して
同じプロンプトで生成
アップスケーラー入れるとこんなに違うんですね!
アップスケーラーの違いはまた今度比較してみることにします。
VAEというものがあるらしい
VAEとは画像の彩度が低い、細かい部分の崩れ、モヤモヤやくすみを解決してくれるっぽいのでとりえあえず入れたい。
(ライセンサー規約は必ず確認!)
VAEの置き場所は
「stable-diffusion-webui」→「models」→「VAE」
今回はおすすめされていた「Color101 VAE」を使用します。
Color101 VAE
生成された画像がこちら
彩度上がってクリアになりました。
他のやつも試してみたいので今度は「vae-ft-mse-840000-ema-pruned」というのを入れてみます。
「vae-ft-mse-840000-ema-pruned.safetensors」というファイルをDLして同じ場所に置いて再起動。
他にも、「Clear VAE」というのもよさそう
最初にやることまとめ
ネガティブプロンプトを書く
アップスケーラーを入れて画質を上げる
VAEを入れてくすみや無駄なものを取る
この3つで最初の画像からかなりレベルアップした気がします。
プロンプトの書き方やStableDiffusion自体の設定のいじり方がまだよくわかっていないので次回からまとめていきます。
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