しんどい時に聴いてた曲たち②
この記事の続きというか、第2弾です。
時に一緒にどん底まで落ちてくれて、時に回らない思考に突き刺さり無理やり叩き起こす曲たち。
そんな曲を6曲ほど貼っていこうと思う。なぜ6曲なのかというと今思いつくのが6曲だから。
私は聴く音楽のジャンルがめちゃめちゃ偏ってる割に、ジャンル不問で貼っているのでとんでもないことになっているが、良かったら見てって下さい。
今回はV系が多い気がする。
聴きやすいようにApple Musicから貼っている為、Apple Musicにないものは貼ってないよ。
CHAQLA./イエス
ぐらぐら脳みそで思考を煮込んでいる時に聴くと突き刺さる曲。CHAQLA.の楽曲は基本的に歌詞が良い。前向きなんだけど強制されるようなしんどさは感じない、今までにない感覚。病んでる時に前向きな曲聴くと、
「黙れ!!!!!!!!!!!!!!!!!」って思う卑屈人間だけど、CHAQLA.の曲はならない。不思議。
イエスの曲調はミドルテンポのハードロックで、私の中では明るい方ではあるけれど、サビ後半のベースのフレーズがしんどい時に泣けるくらい美しい。
何より、「心を騙すほど 変わりたいと思えど 変わらない自分を “許す”」という歌詞に何度救われているかわからない。「変わっていこう!」という前向きな歌詞は腐る程あるけど、変わらないことを認めてくれる歌詞って中々ない気がする。イエス!
ちなみにサムネイルはCHAQLA.ののあかさんを描いたものです。
えんそく/首吊り先輩がいる
物語調の曲で、とある少年が学校で噂になっている首吊りの先輩の幽霊に出会う話。サビの青空を背景にロープの揺れる場面の表現が詩的で美しい。自死を選び、他人に傷を残してやろうという主人公の心象風景がリアルで共感できるし、終わり方も決して前向きではないけど、取り敢えず進もうという姿勢がしんどい時に沁みる。寄り添ってくれている気がする。
Chanty/春煩い
人との別れを抽象的に描いた曲は多いけれど、これは複雑な胸中をストレートに描いていてとても刺さる。「あやっぱ春は嫌いだ」という歌い出しから続く恨み言は、ぐるぐる考えては吐き出せない気持ちを綺麗に拭い取ってくれるように感じる。
Chantyの作り出す開けるような美麗な曲調と芥さんの透き通った歌声だからこそ、春という季節の美しさを残したまま、聴いている人間の持つぐちゃぐちゃな感情に向き合ってくれているように思える。
でも実際春に聴くと刺さりすぎて具合悪くなる時もある不思議な曲。
キズ/鬼
例によってキズ。この曲の歌詞はキズの中でも割と前向きな気がする。「一緒に死のうよ」と平成で歌ってた来夢さんが、「君といたいから死にたくないな」と歌っているのが何だかグッとくる。
希死念慮にぶん殴られてる時にこの曲のイントロが流れると、殴りつけてきていた希死念慮くんが一瞬フッと大人しくなる感覚がある。楽曲としての完成度が高いので、多分一気に世界観に引き込まれるから意識が希死念慮に向かなくなるんだと思う。
篠澤広/光景
学園アイドルマスターのキャラクターの曲です。最近学マスを始めたのだけど楽曲がどれもよくて、その中でもこの曲は独特の浮遊感がささくれだった心を包み込んでくれるのでお気に入り。歌詞が刺さる~とかではないが、とにかく曲調が柔らかくてすごく癒される。柔らかいだけじゃなくて、サンバのリズムがあったり変拍子があったりして技巧的なのも聴いてて引き込まれる。篠澤さんの声も空から降り注ぐような柔らかさと透明感があって浄化される感じがある。担当は倉本千奈ちゃんだけど。
9mm Parabellum bullet/Heat-Island
個人的に9mmで1,2位を争う名曲だと思っている。
イントロの静と動がぐちゃぐちゃの情緒に寄り添ってくれる。勢いのある曲調にのせられた「もし僕が本物の勇者ならばもう死んでいるよ」という弱音が突き抜けて、地に落ちた心を突き刺して持ち上げてくれる。中村さんのシャウトも叫びたい気持ちを代弁してくれているような気がして、何だか気が楽になる、そんな曲。
とりあえず思いつくだけ貼りました。また発掘したら書くかも。
音楽に縋りながら今日もやっていこうね。