海も山も捨てがたく(3)
2011年の6月。念願の写真の場所に行ってこれました。
場所は北海道上士幌町糠平湖にかかる、旧国鉄士幌線跡のタウシュベツ川橋梁です。この独特のアーチは景観の保全と当時の技術で竣工され、旧士幌線跡にはこの様なアーチ橋が多数存知されています。
ただし、とても行き難いのと自然たっぷりなので大型動物に注意が必要です。単独行動は避けてNPO東大雪自然ガイドセンター主催のツアーで行った方がベターだと思います。
この様な遺構を産業考古学資産として踏破や調査をするのも私のライフワークとなっています。古くは東京陸軍兵廠電気鉄道、伊豆箱根鉄道駿豆線旧線、清水港線などの踏査を小学生時代からやっていたので根っからの物好きだと思います。故・宮脇俊三先生や故・堀淳一先生の著書も読み漁りました。歴代の地形図を読むのも時間を忘れるくらいに没頭してしまう(汗)。
だいぶ話が脱線しましたが、隠された歴史の風景を感ずるのも良いと思います。
※現地へは帯広空港やJR帯広駅からも結構な距離があります。私の場合は幌加温泉泊でしたが、コンビニはおろか携帯の電波も無い様な場所でしたので、行く場合はしっかりとプランニングして無理の無い様にしてください。
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