見出し画像

セクシュアリティについて考えた話

休み。

それ町の公式ガイドブック廻覧板を読んだ。

単行本未収録話や、作者がストーリーに仕掛けた伏線を作者本人が解説してくれたりと、こりゃぁぁ永久保存版。

良い休みだなぁ、と読了後スマホをピコピコいじってたらこないだの野球部の写真が出てきた。前夜祭含めて楽しかったな。

…そういえば、飲み会のときにこんなことあったな、と思い出した。

その辺の話を書いていく。

こないだ野球部で飲んだ日、酔っ払いたちは「彼女はいるの?」とか結婚観の話、性の話とかみんなオープンにしていた。酔っ払いたちに「けんていは彼女は?結婚とか考えないの?」と聞かれて、シラフ(車だったから)の僕はそのとき適当にあしらってたけど、実際どうなのか今考えてみると答えが出ない。

別に(今楽しいからなぁ)とも思うし(いても楽しめるっしょ)を行ったり来たりしてる。
てか(恋愛そもそも興味ある?)というのが昔からあった。そもそも(自身の性は?)みたいなのも。

退職エントリならぬセクシュアリティエントリ??な話。

その辺りを考えず生きてきたから大学時代に「4年間浮ついたことないのって、けんていだけじゃない?ゲイなの?」とよく聞かれた。

みんなきっと悪気なく聞いてきたと思うけど(思いたい)、なんか腹立ってきたな。

たしかに当時は今より性に関してオープンでなかったから知識に乏しいとはいえ、聞いてきた人間たちは「けんてい→女の子と付き合わない奴=ゲイ」みたいな構図を浮かべて、考え無しに聞いてきたのヤバ過ぎるな。
聞いてきた人間はみんな教員になっていったけど、セクシュアリティに対して大丈夫か教育機関…。

話を戻し、今回は自分の性について【①性的指向②ふるまう性③性自認】3つの観点から考える。経験則に基づく自己分析と、ネットにあったセクシュアリティ判断サイトからの分析、2つのやり方で探っていきたい。

まずは自己分析。

①性的指向について。

女性が好きだと思っている。

②ふるまう性

男性性だと思っているが女性性もありそう。これは難しい。自分に女性性があるのか、経験してきたことから分析して考えてみる。

小さい頃、妹のワンピースを着てすごくしっくりきたのもあったし、入学式のとき黒いランドセル背負ってたのに、赤い名札をもらった。温浴施設行くと、女性用ロッカー渡された。お化粧や女装は隠れてよくやっていた。男性に告白されたこと、性的欲求を求められたことがある。性別どちらともとれる服を着てきた。

「男性に告白〜」の件は、相手の性的指向の話になるからまた別モノだと思う、がひとまず。

後に書く③性自認の話にも繋がるが「女性だと思ってふるまう」というより「男だけど女性の格好をするのが好み。ただ普段より女性に間違われる」のがしっくりくる。よって、ふるまいとしては男性性である。

③性自認

男性。何をもって男性とするのか。示せる具体的行動が分からない。これ証明するの難しくない!?

ここまでをまとめる

①性的指向:女性
②ふるまう性:男性
③性自認:男性

一般的といいたくないけど、いわゆる男性性に生まれ女性性が好きな一般的なセクシュアリティなんだと思う。

続いて診断サイトでの結果。
100近くの設問に答えた。

1個目


結果は[Xジェンダー(両性)、ウーマセクシュアル、サピオセクシュアル、クエスチョニング、フィクトセクシュアル、サピオロマンティック]であった。

そのなかでウーマセクシュアル、クエスチョニングが自分に近い(体感として80%)かな〜と思った。

ウーマセクシュアル(ジニセクシュアル)とは、性的指向(どの性を好きになるか)が女性に向く性のあり方
ウーマセクシュアル/マセクシュアルとは?【ジニセクシュアル/アンドロセクシュアルとも】より引用
クエスチョニングとは、自身の性自認(自分の性を何と考えるか)や性的指向(どんな性を好きになるか)が定まっていない、もしくは意図的に定めていないセクシュアリティ
クエスチョニングとは【男性、女性、ゲイ、レズビアン……と決めなくていい】より引用



2個目の診断サイト

こころの性
シスジェンダー

恋愛指向
アロマンティック

性的指向
ヘテロセクシュアル
リスセクシュアル

表現したい性
ノンバイナリー

このなかでは、こころの性のシスジェンダー、恋愛指向のアロマンティックが当てはまると思った。

愛に恋愛感情がない。それがアロマンティックです。 
annne より引用
体の性とこころの性が一致している。それがシスジェンダーです。
anone より引用
そもそも、自分が男性であるか女性であるかの認識って生まれつき全てが決まっているのではなく、 生きてきた環境で左右されることが多いです。なので、生まれてから死ぬまで100%の男性・女性なんてないのかもしれませんね。
anone より引用

前回のパーソナリティ診断同様、カテゴライズされたからといって100%それであるわけではない。お化粧するのも好きだし女性用の服も着ていきたい。

今回の実施で、お化粧や女性の服を着ること「一般的に女性がしていること」を自分がしているのは、セクシュアリティによるものなのか?とモヤっていたけど「必ずそうであるわけではない」と分かってモヤが晴れた。

このあたりの話は「センシティブだ」「なんの根拠があって?」とか言われそうだから書くのをためらっていたけど(まあ今まで、どっちだろと気になることはあるな)とは思っていた。で、分からないから濁したり「バイです」と伝えたりしていた。伝えるたびに(本当にそうなのか?)とモヤっていた。今後伝えるときがあればモヤなく伝えられる。

自身についてなんとなく分かってるけど、言語化できないな〜ってものを診断によって「そうそうこれが言いたかった」と考えに近づけるのにはもってこいだし、自分への理解が強まったので良かったんじゃないかな。

セクシャリティは変化するものだから今後どう変化しようと、そのときのパートナーに説明して理解してもらえるなら嬉しいし説明を努めたい。もともとその辺りに理解納得してくれる方なら万々歳だけども!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?