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YOSIGO展、補色にくらくらする。

渋谷の東急プラザで開催しているYOSIGO展を観に行ってきた。

YOSIGO 写真展 Holiday Memories -旅の瞬間-
会期:2024.10.1-12.26
場所:東急プラザ 渋谷 特設イベントスペース

最近、写真美術館に訪れてから写真鑑賞への興味が少し出てきた。
韓国で話題になったとネットの記事で取り上げられているのを見つけてぜひ観てみようと思った。


展示は「ツーリズムとレジャー」をテーマに、
YOSIGOさんが訪れたアジア・ヨーロッパの各国にセクションを分けたもの。
ちなみに写真撮影OKだった。
 
展示室に入るとまずはインタビュー動画が流れている。
YOSIGさんはスペイン出身の写真家。
グラフィックデザインに携わっていたこともあり、写真の構図や余白なんかにそのエッセンスが表れている。
驚いたのは色の鮮やかさと整えられた構図だった。


補色が織り成す遊園地のような色合い

特徴でもある豊かな色彩に脳内がパチパチと弾けるような楽しさが味わえた。
青い空の寒色の中に映える暖色の建物。
こんな色合いが同じ世界の中に存在するんだと少し不思議な気持ちになる。
日本に住んでいるからそう思うのだろうか?


平行・垂直、整えれた気持ちのいい世界
 

こんな光の取り入れ方があるだろうか…!
わくわくする建物


建物の写真が多くあった。
トリミングされた視界は物体と空間の分け方が綺麗で、
とても整えられている。
 
抽象画のような印象を与えるそれが見ていて気持ちいい。


足元に砂を敷き詰めた展示室があった。
ふわりと不安定な環境で写真を眺めるとは。

奥にはインパクト大のバナナ
足元

ビーチを撮った写真も多くあった。
海外だなぁという感想が漏れ出てくるくらい、
私にとっては身近ではない場所。


写真はその人が見た世界の切り取りであり、
その人の視界の追体験である。
 
自分が普段生きている景色とは違う現実を味わえるところが面白いなと最近思っている。
今後も写真展に意識的に訪れてみたいと思った。

お土産。事前予約でステッカー貰えました。

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