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写真美術館に訪れてみた
先週末、写真美術館に訪れてみた。
3階の展示室ではこんな企画展が。
TOPコレクション 見ることの重奏
会期:2024.7.18-10.6
場所:東京都写真美術館/恵比寿駅から徒歩約7分
東京都写真美術館(TOP)所蔵作品から「見ることの重奏」をテーマに、見るということを問い直す試みを行うという展示。
普段趣味でカメラを持ち歩くものの、
作品としての写真にはまだあまり興味が沸かずに写真の展示に足を運ぶことがなかった。
楽しめるかなぁと少し不安を持ちつつ3階へ上がる。
構図・色のコントラスト・対象物・時代背景。
そういった視点から写真を眺めたことはあまりなかったのでそうした見方ができたのはよかった。
特に構図や撮るモチーフなんかはアーティストによって個性が生まれ、
独特の世界観に面白味を感じた。
2人だけ感想を挙げてみようと思う。
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寺田真由美さんの写真は実際にある風景ではなく模型を撮ったものらしい。
計算された構図は不思議と存在感を生み、
作られた空間になにか独特な匂いが漂っているような錯覚があった。
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杉浦邦恵さんの写真は植物をモチーフにし、その形によって作品が作られていた。
時に装飾的に、時に生き生きと植物は画面を這い、
地にリズムを刻んでいく。
形に焦点を当てた作品だからこそ自然のものの魅力を考えられると感じた。
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大学時代に写真の授業は受けたし、
写真は生まれてからずっと身近な媒体として育ってきた。
それでもそれを”アート”として目にした時、
わたしはどうその作品を捉え、どう感想を抱けばいいのだろうか。
そんな疑問も生まれた今回の展示巡りだった。
そのうち写真鑑賞についても掘り下げなければ。
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鑑賞後は近くの備屋珈琲で。