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LINEからSignalに移行して半年が経った

メッセンジャーアプリの引っ越し

2021年3月に発覚したLINEの個人情報問題をきっかけに、LINEを止めて別のメッセンジャーアプリに移行する事を決めました。
実はこの問題よりも前にLINE止めたいなぁーとは思っていたんですが、連絡先の人にも移行を促さないといけないので、よほどの理由が無いと厳しいので結局LINEを使い続けていました。
しかし、この個人情報問題は移行の理由としては結構大きいと思ったので、これをきっかけに移行しました。移行先はSignalを選んだのですが、それを選んだ理由や、移行して半年経ったので使い勝手とかを書いていこうと思います。

移行先は?

さて、まず問題になってくるのが移行先です。まず最初に候補として上がったのが「WhatsApp」でした。日本で使っている人は少ないと思いますが、世界で最も普及しているメッセンジャーアプリと言われているのがこの「WhatsApp」です。それだけ普及しているという事は歴史も長く、実績も積まれているという事で安心できるかな?という感じです。

Signalとの出会い

ですが、今回移行先に求めるのは「安全性」です。WhatsAppもこれだけ普及しているので当然安全性は担保されていると思います。
そんな中で見つけたのが「Signal」です。

公式ページに入るといきなり「プライバシーを強固に保護」という事で、「お!?」ってなりました。詳しく読んでみると、
・エンドツーエンドの暗号化により会話の安全性担保
・クライアント、サーバーはすべてオープンソースで公開されている
・テキストだけではなく通話も可能
・広告、トラッキングなし
・企業ではなく非営利団体による運営
という事で、まさに私が望んでいたメッセンジャーアプリでした。とにかく「プライバシー保護」や「安全性」に特化したメッセンジャーアプリのようです。
ということでLINEからSignalに移行する事にしました。

移行して半年

さて、Signalを使い初めて半年とちょっと経過しましたので、使い勝手やLINEの違いなどを書いてみようと思います。
まず、メッセンジャーアプリなので当然メインは「メッセージのやりとり」なのですが、特に問題なく可能です。通話も何回かやってみましたが特に途切れるようなこともなくクリアでした。
スマホの他、デスクトップアプリも使っているのですがこちらも使用感に関しては特に問題ありませんでした。

比較してみて

まず大きな違いは連絡先の交換方式です。
LINEしか使っていない人は馴染みがないかもしれませんが、Signalも先程上げたWhatsAppも、連絡先の追加は電話帳と同期します。つまり電話番号を登録しないとSignal上でやりとりができないのです。LINEの場合は電話番号ではなくIDを交換して「友だち」として連絡先を追加できるので、ここが大きな違いでしょうか。

2024/05/07追記
Signalのアップデートにより、電話番号を公開せずに連絡先を交換できるようになりました。これでよりセキュアなものになりました。

あとはやはりLINEの「スタンプ」の存在は大きいですね。簡単な返信であればスタンプ1つで対応できるあの手軽さはやはり強いです。あとは自分の好きな漫画やアニメのスタンプが追加されると欲しくなりますね。ここはやはりLINEの強みといった所でしょうか。
一応Signalにもスタンプ機能によく似た「ステッカー」という機能はあります。

移行してよかったか?

結論としては「移行してよかった」です。LINEのスタンプは魅力的ですが、メッセージをやりとりする上で「安全性」や「プライバシー」は大事にしたいので、それを全面に押し出しているSignalは今後も使っていきたいです。
皆さんも気になったらぜひ。

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