南国流星怪奇譚 アナタハンの影 登場人物への考察②
さて、②ですが今回は、まあ…考察出来る箇所が少なく妄想多めになるのが痛い
さんざ考えたが、そのまま出すことにする
人物、栗林忠光について
剣術免許皆伝とか、何流だ!言え!
出身が東京だったことを考えると、当時はどんな流派が道場やってたか調べないといけないな。有名どころだと、幕末江戸三大道場だとかあるけれど…東京大きかったものなぁ…。
栗林の守役翁曰く、10年近くも積んできたとあれば、西村最年長として、少なくとも10歳より前から積んできている。年齢は20-10の何処かだろう。0歳から積ませるとか鬼畜か何かだからな、自己意識でいく様になったと考えれば…15寄り上で20より下の何処か。
病弱で女の子の格好に憧れ、そこから何を思ったか積み出したのだ。
10年積んでいて『時代遅れだ』と言うのなら、重みが違う。
…まあ、私の視点からだと、おい待て…そこで結論づけるな。と言い出したいところだが…まあよい。脱線が酷くなる。
挿絵を見る限り、小麦色の肌、茶髪ときているので、妾腹といっても本人のコンプレックスのありよう見るに混血ぽい。
兄として出てきた、松江正松が本来興るはずだった南洋興発の社長、松江春次と姓名が一緒なので、やはり名乗れていない。それにしてもまだ兄がいる様だが…流星禍で富ある者の救済の一つとして妾をたくさん取ったのだろうか。
で、どうにも無名世界観の繋がりとして名前といい容姿といい、ガンパレの若宮タイプに似ている。若宮康光、宮石忠光…そして栗林忠光…気になる。
カスパーを鍛えたのも、栗林。ピンクな会話をする中ではある。
栗林の方は、西村を野生の花の様にするつもりらしいが、そうであって欲しい。
私はブロマンスを読んでいるんであってBLを読んでいるのではない。BLにまで行くとなると、ちょっと続きを読みにくくなる。
人物、カスパーについて
ドイツ人の少年。元男娼。南洋育ちで親に捨てられた孤児。生きていくには、男娼をするしかなかったのだろうな…。
ドイツが第一次大戦で南洋支配権を喪失したのが、大正7年
物語が始まったのが大正20年
そう考えるとカスパーは最低でも13歳以上であることがわかる。
ドイツ語がしっかりしてたり、軍人が嫌いだったり、案外物心しっかりした頃に捨てられたのかもしれない。
余りの理不尽さに当てようのない怒りを覚えるが…その後人生を考えると、もっとなんで大人がしっかりしてやれなかったのだ。とも思う。
航法も教わってたり、銃もしっかり撃てることからできることは案外多いのだろう。ただ…頭の基準のどっかがピンクなのは問題である。
彼が自重しなくなるとBLに行きそうになるから勘弁願いたい。ブロマンス、ブロマンスですよ。
ところでカスパーと言うとドイツの伝説的な孤児カスパーがぐぐると出てくる。
まあ年代が違い過ぎて、カケラも似てないんだが…
こんなところであろうか…正直難しいんだよなぁこの2人はまだ情報が少なすぎる。
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