マドリアワールドの魔法について考える
最近遊んでいる
Aの魔法陣Ver6のサプリメント#2 オールドスクールファンタジーの公式世界観、マドリアワールドの魔法について考える。
最近は、対抗魔法で精霊の力を借りる魔法が抑制されたりと…まぁ、不自由したんで、ちょっと考えてみようと思い書き綴っております。
この世界の魔法は、
肉体と技、天使、悪魔、妖怪、精霊の五種類に分類される。
まとめると、下記のようになる
妖怪:乳の女神、女神マドリア、雄牛グドリア、魚の神エルキック、豚邪神ブホ、兎の女神、歌の女神シレン、戦士グドリア、斧の神グドリズ、火の神グドウィリス、踊り子マドリア、羊の女神
精霊:エルフの祖霊、太陽、月、土、水の神ラーダラーダ、ゴブリンの祖霊、狼の祖霊、泥沼、のんびり幽霊、死、嘆き、沈黙、風、夢
肉体と技:ドワーフの鍛錬、鍛冶の神ドワワフンフ、女戦士団、神娼団、人馬
天使:爆裂大自在神、勇者王<サイプレスマウント>、大地神<ウルセト>、数学神タゴラ、草の女神
悪魔:繁殖王<プロパゲーター>、再生王<リジェネーター>、騎士の守護聖イギセト、鉄の聖人ゴウガ、剣の聖人グフト、詩の女神ノウルン、邪悪王、疫病王、羊角
なかなかこう並べてみると、結構法則性がありそうな名前の群れ。
一個ずつ考えていきましょうね。
簡単そうなところから、
■【肉体と技】の魔法について
内容を見る限り、この体系の魔法は熟練した技術を魔法と称しているだけのような気がする。習得して、研鑽を繰り返せば使える。
私の愛する武芸武術もその類だろう。鍛えて、己の中に価値を蓄え、使う。
そう考えると鍛冶の神ドワワフンフというのは、かつて神業と称される腕前のドワーフ…ドワーフの祖、故人だったのやも知れぬ。霊魂として残っているのではなく、技術として根ざしているのだろう。
そう考えてくと、誰かが優れた技術を持ち、弟子を取って後世まで伝えていくと、新しい肉体と技の魔法体形を作れるかもしれない。夢があるね。
■【精霊】魔法について
精霊は、自然、感情、霊魂に関するものが一括りで精霊扱いされていると推測する。エルフや狼やらゴブリンやらは霊魂だものなぁ。
自然系の精霊は、多くのファンタジーで語られるようなご利益が多い。
ただ感情系が本当によくわからない。死、嘆き、沈黙などのネガティブなものがどういう役回りなのか…。要研究だろう。
■【妖怪】の魔法について
妖怪は、実体があるようなのだ。【どこにいるのか】の質問で、大体居場所が判明している。そういう意味で、彼らは実に妖怪なのだろう。
かつては実体があったり、と例外もあるようだが…死しても恩恵があるご様子(例:戦士グドリア)
贄を受け取り、恩恵を与える…取引のできる物の怪。
面白い点として、名前があるものとないものが存在している。
なんでだろう、命名ルールは悪魔とも天使とも違う。
マドリアワールドに古代から存在している存在故に、この世界の人々に名付けられてきているのだろう。
馬の女神たるケンタウロス祖先は、人に奴隷のように扱われていた、そして死しているということだけはわかっている。…妖怪かはわからないが、祖霊だったかもしれないが加護がない。…祖先から憐れまれているから信仰すらないのかもしれない。
面白い存在ではあるのだが、信仰が廃れ贄が献上されなくなったとき…彼らは飢え、食べ物を得ようと動き、そして討たれ…魔法も消え失せるのやもしれぬ。
■【天使】魔法について
天使はこの世界において不思議な存在だ。
勇者王<サイプレスマウント>は、かつてこの地で死んだという。
大地神<ウルセト>は、このウルセト大陸と同名などだといい、この地そのものが大地神などだという。
信仰により恩恵を与える不思議な存在。
■【悪魔】魔法について
悪魔は面白いことに、こちらの世界への明確な侵犯欲がある。
異界に存在し、生贄(魂や肉だろう)を依代に出現しようとしている者もいれば、すでに出現して自身の信奉者とともにあるものもいる。(例:騎士の守護聖イギセト、羊角)
ひょっとしてなんだが、彼らに魔法的な価値を払い続けたり、魔法を行使し続けることで、実体がない場合は、彼らはマドリアワールドに出現するのではなかろうか。
大体こんなもんだろう。設定があり、それをあれこれ考えるのは実に楽しいね。
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