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統計外事態 感想②

この話は、まだロンリー・タイムズの話であるところが至る所に散りばめられている。
数宝さんが猫を猫として認識しており、知的生命体として認識していないあたりうかがえる。
対して、【我】は猫を知的生命体と認識し、接している…つまり【我】【私】においては世界はロンリー・タイムズではない。
元からそうなんだろうけど、この言葉はヒトの主観でしかないんだなぁ。


舞台が日本である為、伊藤さんちが登場している。そして数宝さんは外注としてそこに従事しているわけだ。
そもそも人が減り過ぎて、伊藤さんちの外注化が止まらない。
2041年でコロナ禍及び人口減少でとんでもないとこまで来ている。
拡張現実のARグラスは出ているが、どうやら流行ってない。
この時点で、この作品の中にも伊藤さんちは存在し、プリントブレインやセルクラ世界線と外れている。

て言うかぁ飲む携帯とかもう製造元があそこしかねぇなだろうガァ!
【我】と【私】の製造元もここなんじゃなかろうか。まあ世界で流行ってるが日本で流行っていないのが救いだろう。


セルクラワールドと違う形でのゴージャス・タイムズの始まりな気はする。
Fと違う感じで生まれ落ちたFに似た存在。


結構お話の中で情報が散りばめられているのでもっと読み込まないとねー

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