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いきなりオシッコ採れますか?

日頃から歯磨きすることの重要性を頻繁に投稿していますが、同じように、いざという時に「オシッコは採れるか」を考えてみましょう。

定期的な健康診断として、広く知られているものには血液検査があります。

成犬成猫期までは年に1回程度、シニア期では年に2回の定期血液検査をおススメする病院が多いです。
具体的な頻度は獣医師の考えにもよるので、かかりつけの先生に確認してみましょう。

血液検査と同じくらいメジャーなものに、「尿検査」があります。

細菌検査や正確な結果を求める場合などは、お腹に針を刺して採尿する必要がありますが、排尿したものをご家族の手で採取し検査する方法でも、様々な情報が得られますし、最も非侵襲的(動物に痛みや負担がない)な検査でもあります。

若いうちは、頻繁にオシッコの検査をすることはないかもしれませんが、シニアになると、特に異常がみられなくても、なるべく定期的に尿検査をするといいでしょう。

尿検査は、腎疾患の早期発見にもつながることもありますので、特に異常がなくても3ヶ月に1回程度の頻度での検査を行うといいといわれています。SDMAやFGF-23は、早期発見という点では優れていますが、コストの面では尿検査に劣ります。


シニア期になってから円滑に尿検査が行えるよう、小さなうちから尿検査を想定して練習してみるのもいいでしょう。

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