#91【オフ企画・FA解禁】
ドラフトが終了したすぐの7月1日にFAが解禁。解禁日に合わせて各チームが今シーズンのチーム編成をするのが毎年恒例。
今シーズンは例年に比べFA有資格者が多く、近年稀に見る忙しい1日でした。
特にナッシュビル・プレデターズは動きまくった。ライトニングの象徴的存在・スタンコス、ベガスのエース・マルシェッソーなどなど積極補強。すでにヨッシ、オライリーなどのスター選手が在籍しているので、初のスタンレーカップ獲得を本気で目指している事が伺えます。
まずはFA前の動き
この時点で割と戦力整理は順調だったが、得点力あるFW を取れていないなという印象
FA解禁後
※AHLとの2WAY契約選手は記載しません
以上!そしてグレアGM は「ほぼこれで終了」とインタビューで発言しておりましたので、戦力は整ったようです。
では感想を述べます。
昨シーズンのような足りないポジションに当て込んだだけの戦力調整ではなく、今シーズンは戦力補強になっているので、少しは上位を目指す姿勢があるなと感じました。というかそのようなチーム作りをしないとSmith、Celebriniなどを「飼い殺し」してしまいますからね、、、
ただ、センタープレイヤーのWennbergを獲得したということはキャプテンのCoutureが本来のパフォーマンスを発揮できない可能性があることを示唆しているなと感じました。
そしてDF補強をしなかったのは予想外でした。なのでThrun、Emberson、Mkhamudulinにかなり期待している可能性もあります。
で現状のメンバーはこんな感じでしょう。
確実に昨シーズンより良いメンバーが揃っています。
守備力が高いF Wがたくさんいるので、昨年ほど守備が崩壊するというケールは減少するはず。そしてFirst Lineが昨年の経験を活かし、ブレイクすれば得点力もUPします。
そこにCelebrini、Bordeleau、Smithが期待通りもしくは期待以上の活躍をした場合は勝率5割も目指せるようなメンバーではないでしょうか。
ただ、DF、GKはかなり頑張らないといけません。DFに関してはEmbersonとの契約延長が微妙、若手DF達の育成があまり進んでいないこともあり、8月あたりにトレードで実績のあるDFを獲得する可能性があります。プロスペクトが飽和状態になってきているので、「放出候補」は十分に揃っていますので、、、
ではシーズンまで残り3ヶ月。契約した選手の皆様にはトレーニングを頑張っていただき、首脳陣、幹部はチームの方向性をしっかりと決めて頂きたいなと思います。
私はこの3ヶ月で日本のアイスホッケーについて、思いを書きたいと思います。
ということで本日は「オフ企画・FA解禁」をお届けいたしました。
読んでくれて、ありがとうございました。