できることをやった、というお話
09月23日(日)新潟経営大学を会場に行ったイベント『 #スポーツの未来に僕たちができること 』を終えて1日経過しました。
「寂しい」とか「終わった」という感傷に浸る気持ちはイベントが終わった直後ぐらいにはあったのですが、今は一切湧いてきていません。
2月に些細なことから繋がったことを理由にイベント開催までなんとかこぎつけました。
当日の様子は、参加者の方がまとめてくれている記事がありますし、皆さんもそれぞれのアウトプットをされていると思いますから、そこに譲るとして、僕は主催した立場として、イベント開催後の今、抱いている率直な気持ちを書こうと思います。
今回のイベントはあくまでもきっかけです。
もちろん、Twitterでの繋がりを構築したところから始まった、僕と岡部恭英さん(@yasuokabe )との協働プロジェクトは区切りとして開催を終えました。
ただ、この単発のイベントをやって満足して終わってしまうのは本義ではなく、これを契機に地域ごとに動きが多発していくことにならないといけないと思ってます。
なので、イベントに参加し、なおかつ、これをお読みの方々は是非、岡部さんが言っていた『Action × Action × Action』を実践すべく、なんでもいいので動き続けましょう。
冒頭で僕は感傷的なものが湧いてこなくなった旨を記載しましたが、完全燃焼していないとかそんなことではなくて、それをしてしまうような状況にしていなかったということです。
どういうことかといえば、僕は「無理をして」イベント開催まで漕ぎ着けた訳ではないからです。
#我が家の嫁 的には「そんなことねーだろ!」って突っ込まれるかもしれませんが、僕は今回の件を振り返ってみても、背伸びをしたことは一切ありません。
「自分にできること」を繰り返した結果が今回のイベント開催だということは、イベント内で参加してくださっていた方々とお話しさせていただいた中でも述べました。
これは僕が今回のイベントを開催する過程で得た大きな教訓でもありますし、これは共有すべきことだと思うのです。
「自分にできること」というのは「自分が責任を持って取れる行動の範囲」であり、「自分の責任ではどうしようもない」ことは「自分にできること」ではないのです。
簡単な例を出せば、朝、初めて会った時にする挨拶をするかしないか、ということも自分にできることの範囲です。
Twitterで知りたい情報を検索し、それについてコメントをTweetするということはもちろん、自分にできる範囲。
言ってしまえば、そういうことの繰り返しを行ってきた結果が今回のイベント開催、ということになります。
糸井重里さんが「ちゃんと責任持ってできる人は目標が低い」ということをおっしゃっていて、そこに大きな影響を受けたことは間違いありません。
「できそうなこと」ではなくて、「できること」をやる。
これって、誰にでもできることです。ただ、その中での個人差はあると思います。
人と接することが得意な人もいれば苦手な人もいるでしょうし、発信を繰り返すことが得意な人もいれば苦手な人もいるでしょう。
得手不得手というのはあるとは思いますが、それはフィールドの違いなだけであり、その得意なフィールドでやればいいだけの話です。
継続的なものにしていくためには、背伸びをする人を増やすべきではないと僕は思っていて、身の丈にあった行動を取り続けられる人が増えることが何よりも重要であり本質的な、いわゆる「地方創生」に繋がるのだと思っています。
だから、当日は確かに疲労感というか、充足感みたいなものはありましたが、それを過ぎてからは割と日常的な感覚に戻っていて、「次へ」向かっています。
次も、できることの繰り返しをしながら、楽しそうなことをやりたいなって思います。