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大衆浴場で観察できる"いろいろな人たち"の話

どうも、ゑんどう(@ryosuke_endo)です。

土日の大衆浴場には行きたいとは思わないのですよ。なぜなら、混んでいるから。混雑が嫌いなんですよね。ラーメン屋さんに並ぶ、なんてこともできればやりたくないぐらい、ぼくは混雑している状況や場所が嫌い…いや、苦手か。苦手なんです。

だから、「サウナイキタイ」とか思ったとしても、可能な限り平日の午前中に行きたいわけです。休日の夕方とか、サウナ室が満杯になるぐらいに男性諸氏が裸で汗を流してる空間に入りたいだなんて微塵も思わないのですよ。

しかしですね、我が家で共に暮らす三名の子どもたちと行くのであれば休日ぐらいなわけで、平日の日中ってのは理想ではあるものの難しい。これを書いている時点では、まだ三男くんが未就学児ですのでサウナに行くことはしませんから、文字通り、お風呂に入るわけですね。

お風呂に入って「(あ゛ぁ〜!!)」とか声に出さないよう漏れ出る息を人にかからないよう吐き出したら、冷静に周りを見渡しているといろいろな人がいるんですよ。本当に。

今回は、そんないろんな人観察日記を書いてみることにしました。

「そんなところからも…」と学びだと思える体毛を携える人

体毛って生えるじゃないですか。

ヒゲもそうだし、脇や股間にも生えてしまいますが、それを言うなら髪の毛だって体毛です。一説によると、身体の大事な部分に生えるだなんて主張を見聞きしますから、我々人類はそういった進化を遂げてきた生物なのかもしれませんよね。

憎き鼻毛だって、鼻の中で懸命に吸気によって外部から侵入してこようとする異物を引っ掛けて身体内への侵入を防ごうとしているわけですから、大事な箇所に生えるのだって主張を後押しする役割を担ってくれています。

大衆浴場はお風呂ですので、男湯に入ってくる人たちは当然ながら一様に裸です。

ぼくも中肉中背の身体を見せびらかすつもりはないのですが、お風呂ですから他人の目に触れるのは仕方がないことだと覚悟しながら入浴しています。

ぼくは体毛が薄い方ではあるため、立派な胸毛は生えていませんし、腕や大腿部にある毛も決してジャングルにはならないほどで済んでいます。

可能なことなら除去してしまいたい気持ちはあるものの、そこにお金をかけるのかと考え込んでしまうと、他にお金をかけるべきところがあるだろうってことから除去には至っていません。

この日も、子どもたちの様子を伺いながら、いろいろな人がいろいろな体型と体毛を持っているのだってことを観察しながら気づきを得ていたわけですが、衝撃的な箇所に体毛を携えている人を確認してしまいました。

文章にするのは若干の困難な部分があるのですが、こう、背中の腰と肩甲骨の間に横一文字型で生える背毛?腰毛?を携えてらっしゃる方がいて、「そんなところにも生えるものなのか!」と学びを得ることに。

もし、身体の大事な箇所を守るために…といった主張が真なのだとしたら、たしかにそこに衝撃を浴びせられれば身体的な損傷があるでしょうし、致命傷となってしまうような箇所ではあるわけで、納得できなくはありません。

処理するのが大変だろうなぁ…と思ったりもしましたが、大変であるが故に処理することを諦めているのかもしれないし、友人同士ではネタにして披露しているのかもしれません。

他にも、臀部を丸々と覆うような体毛を携えている人もいれば、脇と胸を横断するようなシルクロード的な体毛を携えている方もおり、人にはいろいろな種類の体毛があるのだと学びになることが大衆浴場にはあるのです。

肛門を見せつけながら後方にシャワーを飛ばし他人に浴びせる人

大衆浴場の利点は、同時に複数の人が身体を洗うことができる点でしょう。

我が家も、自宅でお風呂に入るとしても子どもたち三名とぼくが同時に身体を洗うことはできません。シャワーは一つしかありません。複数のシャワー台が用意されている家庭なんてものがあるのかのしれませんが、もし、複数代のシャワーを構えている風呂場をお持ちの方は、ぜひ遊びにいかせてください。

大衆浴場であれば複数人が同時に洗うことも可能です。シャワーがたくさんありますし、何よりも洗剤が複数用意されていますからね。三男くんをぼくが担当しますが、長男くんと次男くんは自らの意思で身体を洗い、終われば「じゃ、先に入ってるね!」なんて言い、そそくさとお風呂に向かいます。

三男くんも洗い終えたら「待ってー!」なんて言いながら後を追うわけですが、それを目視で追いかけながら座席を整えていると、少し離れた洗い場から怒号にも似た声が聞こえてきます。

「おい!やめ…やめろ!おい!おい!!」

穏やかな声ではありませんから、思わず驚きます。何が起こったのか。もしかしたら、事件に発展するようなことが起こっているのかもしれません。仮にそうなのだとしたら、ぼくは止められるのか。仲介をすることによって自らの身体に危険があるかもしれない。でも、止めるべきだよな…。

そんなことを考えながら声のする方向を見てみると、一人のシニア男性がシャワーを浴びせられており、うまく話ができない様子でした。そのシャワーが飛んでくる方向を見てみると、同じくシニア男性が大股を開いて立ちながらシャワーを股間部に当てている様子

おそらく、シャワーを放出している男性は自らの股間部にある泡を除去しようと大股を開いて流しているのですが、後方にシャワーが飛んでいくことまで想定していなかったらしく、たまたま後方にいたシニア男性の顔面から上半身を丸ごと飲み込むような形で浴びせていました。

いくら洗体しているものとはいえ、知らない男性の股間を通ったシャワーと肛門を見せびらかすような姿勢は気持ちのいいものではありませんから、浴びせられている男性は必死に止めようと声を荒げていたのですが、浴びせられているためうまく声を発することができません。

浴びせている側も浴びせている側で、後方からの声はシャワー音にかき消されていることと、自らの洗いたい箇所に全集中していることもあり、後方に向けて臀部を突き出しながら後方の男性に浴びせ続ける始末。

まるで地獄のような光景を目にし、どうなるのかと心配ではありましたが、浴びせる側の男性が気づき、浴びせることをやめます。浴びせられている側が「飛んできているから!気をつけてよ!」なんて声をかけると浴びせていた側の男性が「すいません」と言い、おさまったようです。

その刹那、浴びせていた側は再び同じ体勢で同じ箇所を流しはじめ、後方から「だーかーらー!!!」と、まるでコントのような光景を目にすることになりました。

水風呂に入る際には他人に吐息が掛からないよう気をつけてほしい

水風呂に入るときって、ものすごい低い声が出るじゃないですか。

「う゛あ゛ぁ…」みたいな。

あれ、周りに誰もいないのであれば周りに吐き散らしても構わないと思いますが、目の前に人がいるのであれば我慢して欲しいものです。

コロナ禍前までは水風呂に頭から入る人とかもいましたが、いまでは張り紙に「頭からは入らない」とか「汗は流してから入ってください」、「タオルは水の中に入れないで」といった注意書きがあるため、そういった行為に及ぶ人はほぼいなくなりました。

その注意書きの中に、ぜひ「吐息を他人にかけない」ことも項目として増やして欲しくありませんか。

おじさんたち、いや、おじさんたちでなくてもお兄さんたちですら、胃の底から湧き上がってくる吐息なんてものはクサいのです。それはもう、とてもクサい。何の成分が入り混じっているのかを考えたくもないほどにクサいのです。

清潔感も何もないニオイに、せっかく水風呂で火照った身体を冷やしているのに気分を害さざるを得ません。勘弁してもらいたいです。

この日も子どもたちを見ながら、ちょっと熱めのお風呂に長時間入っていたため、水風呂で鎮静化しようと入っていると一人のミドル男性がサウナから出てきて水をぶっかけて入ってきました。

周りのことなど気にせず、立ちながら何度も頭から水を浴びる豪快な姿勢に圧倒されたのも束の間、彼は入るなり「あ」とか「お」とか「う」に濁点をつけたような低い声で唸り出します。

その声は足の先からすべての悪いものを呼気として前方に飛ばしてくるわけですが、その前方にはぼくがいます。ずっと吐き続けているのです。いつ、息を吸っているのかわからないほどに、ずっとずっと発する母音を変えて濁点をつけながら吐き続けています。

その声と共に、異様なニオイを嗅がなければならない状態に陥り、酸素不足になってしまったぼくはそそくさと水風呂を後にするわけですが、彼の連続呼気の仕組みが全く理解できないだけでなく、他人に自らの呼気を浴びせ続けている状況は少し鑑みて欲しいものです。

ぼくはどうしているのかといえば、上の歯を下顎よりも前に出して息が下に吐き出されるように、しかも吐き出される量も抑えています。そうすることで呼気の量を制御できることもありますが、何よりも他人に自らの吐息を浴びせないためです。

まぁ、ぼくが気をつけているからといって、周りの人たちにまで強制する権限も何もないわけですが。

おわりに

まだまだ他にも、あるのですが、あまりにも長くなってくるのもどうかと思いますので、この辺りでやめておきます。

また、学びのある光景があれば共有がてら書くことにしますが、そんなにジロジロと他人の体や仕草を見てしまう男色なわけではありませんので悪しからず。

ではでは。
ゑんどう(@ryosuke_endo)


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ゑんどう ≒ 遠藤 涼介
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