#EXODUS ヘ提出しました
出版社である幻冬社とクラウドファンディング大手のCAMPFIREとがタッグを組み、クラウドファンディングから出版を試みようとする新しい企画であるEXODUSへ、岡部恭英さん(@yasuokabe)とTwitterで繋がったところからイベントを企画・実施するまでの軌跡を書いた作品を提出しました。
(EXODUS公式サイトより)
一次審査を通過することができたので、二次審査として【序章(5,000字以上)】と【プロフィール】の提出が04/10までとされていたのですが、それぞれ用意し期日である04/10に提出することができました。
序章とはいえ、一つの文章を形にするために校正や編集作業を自分で行ったわけですが、いわゆる編集者と呼ばれ仕事を行なっている人たちのスゴさを如実に感じる機会になりました。
読み手の前提認識を甘く見ているがために、説明を加えなければならないことも書いてなかったり、それをわかりやすく読みやすい文章で、尚且つクドくならない表現を整えて行くのは敷居の高いもので、大きな苦戦を強いられ続けました。
条件としての5,000字を超える文章を書くのは決して苦ではなかったのですが、それ以上に「てにをは」はもちろん、Webライクな文章ではなく書籍的な文章を目指す上での表現として「という」を削るなど、経験からくる体験言葉を書くのではなく、事実に基づきながらも感情を乗せた文章を書けるように工夫をするのは自分の想定をはるかに超える大変さがありました。
舐めていた、といえば確かに舐めていたのだと思います。今でも舐めているのかもしれません。「企画に応募したら出版することができそうだ!」と意気揚々と乗っかってるわけですからね。
文章を書いている中で「編集者」として活動されている方々の、noteをはじめとしたテキストや、書かれた、もしくは編集をされていた本を読みながら進めてきましたが、改めてその完成度に感嘆とすることになりました。
「すばらしいテキストや本からは声が聞こえる」なんて言ってるぼくですが、その声を引き出してる、もしくは本から声が発せられるような素地を作っているのが編集者と呼ばれる方々なのだと今頃ながら気づいたのです。
本が形として出るには、いうまでもなく文章を書く人、つまり書き手が必要な訳ですが、編集者はその書き手である演者を単独で舞台にあげる演出家といえます。
当人が書く内容が聴衆、つまり読み手・受け取り手に響くことを感じるからこそ、舞台にあげるために試行錯誤し、うまく引き出すような構成を考えるわけですが、あまりにも演出じみた書き方でもダメで、うまく書き手側がノリノリで感情を乗せられる環境を用意してあげる人が編集者。
わざとらしくなく、かと言って硬すぎず、書き手の言葉がテキストにのって読み手の目から耳に抜けていくような構成を練りに練るわけです。
俄(にわか)ではありますが、それを感じることができた、実感することができたのは本を読んでいく上でも、こうやってnoteで書いていく上でも大きな参考になりましたし、何よりも勉強になりました。そして、編集者の方々に大きな尊敬を抱く形になりました。
その機会を与えてくれたEXODUSには感謝していますし、その機会に乗ることができる事実としての体験を与えてくださった岡部さんや福田拓哉さん(@takuya_fukuda)をはじめとした、#スポみら に関わってくださった多くのみなさんに感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。
企画が通ることは、ぼくの虚栄心や自己満足を満たすためといえば、その通りなのかもしれません。ただ、ぼくがそれ以上に思っているのは、「形になること」「形にすること」は共に汗をかいてくださった方はもちろん、応援してくださった方、支援を申し出てくださった方、叱咤してくださった方など、この1年間で関わることができた多くのみなさんに対して、一つの恩返しになるのだと考えています。
勝手な思い込みかもしれませんが、形になること・することは何をおいても大切なことで、それは有形無形を問いません。その過程と結果が可視化されていて、記録として残せることができれば形になります。それを見た人、読んだ人の思い出に刻まれていることが思い起こされたり、感情が揺れ動くこと、それをするためには形にすることが絶対に不可欠なのです。
そんな意味でも、ぜひ企画が通ってほしいと願っていますし、それをみなさんにご報告できることを期待してもいます。もし、通らなかったとしても、書き続けて形にします。
ひとまず、提出のご報告でした。
今日もお読みいただき、ありがとうございます。ますます本を読むことだったり、こんな風に書くことが楽しくなりそうです。
ぼく:遠藤 涼介/Endo-san (@ryosuke_endo)
#スポみら (元 #スポーツの未来に僕たちができること )オーガナイザー。 第一弾、新潟経営大学イベントの資金調達を目的に行ったクラウドファンディングは3サイトで募集し、すべて目標達成(総合達成率140%)#新潟 を #許容度の高い エリアにすべく活動