また、くるね!
SNSのタイムラインやフィードが保育園関連で埋め尽くされてましたね。
我が家も先日からしつこいくらいに投稿していましたが、長男と次男が四月(もう来週ですね!笑)から、これまで通っていた保育園とは異なる園へ。
長男も次男も、それぞれ四年と二年間、通い続けた保育園。
次男は怪しいですが、長男の記憶にはしっかりと定着していることもあると思いますし、写真や動画もありますから、将来、断片的にかもしれないけど、思い出すこともあるかもしれません。
長男は、いわゆる年中クラスで、周りの子たちは話すことはもちろんだけれど、字を書くことができることもいれば、読むことができることもいますし、絵を描くことがものすごく上手な子もいたり。
その子たちが担任保育士の呼びかけに応じ、それぞれに我が家の長男に対し、思い思いの絵や文字を使った制作物を用意してくれて、最終登園日となった03/29に渡してくれました。
それぞれに我が家の長男との思い出を綴ったものや、絵として表現してくれたもの、あったかい言葉でどうにかして伝えようとしてくれるものなど、本当に見るだけで嬉しくなるものばかりで、担任の保育士さんたちも書いてくれており、それを目にした長男はとても嬉しそうな表情で見つめていたのが印象的で、「よかったね」なんて声をかけると小さく「うん」とうなづき、なんとなく感情を噛みしめているようでした。
朝、ぼくも休みを取得し、家族全員で歩いて登園することに。
家族全員で歩いて登園する、なんてことは長い期間をあけてできていなかったことでもありますので、二人はとても満足そう。
まぁ、この時点で母親は、いやいや、前日の夜からダメでした。ずっとウルウルどころか鼻水を垂らしながら涙を流しているような状態。わからないでもないですが、それを見た長男は気丈に「泣かないの」なんて慰めてあげていて、どちらが保育園を離れる当事者なのかがわからなくなってしまいました。
年度末であるため、次年度からの過ごす部屋へ入ることになっており、彼らも普段とは異なる場所へ靴を置き、いつも自分たちよりも年上の子たちが過ごしていた場所へ赴きます。
「けど、次からは違う保育園だよね」
長男が言います。それを聞いた母親は、また鼻をすすり出すわけですが、長男の言い方に感傷的なものは混ざっていない印象。あくまでも前向きに、次からは異なる場所へ行くことへ期待を込めた確認をしてきたような言葉づかいでした。
夕方になり、彼らを迎えに行った際には、母親の涙腺が崩壊していたものの、彼らはニコニコと迎えに行ったぼくたちを迎えてくれました。
「みんな、最後だから優しかった」
長男が自宅に戻ってきて述べた言葉なのですが、どういったものかなぁ...なんて思いながらも、「そうか、よかったね。」なんて有り体な言葉を返すことしかできませんでした。
ただ、ぼくは彼が保育園を去る際にいった一言で十分だったんだろうし、涙を流しながら寂しがることなんてないんだな、と思えたのです。
「また、来るね!」
そう、またいつでも会えますし、いつだって遊ぶことができます。会おうと思えば、その気になれば、そう思って行動すれば、そうすることができるし、その環境があるんです。
それを、一言で、適切な声量と態度、姿勢で、まっすぐに伝えることができた長男を誇らしく、そして、羨ましくも感じた保育園の最終登園日でした。
また来週からは転園先で、どんな友人たちと出会い、どんな風にして遊ぶことができるのか。楽しみです。
また、彼らが保育園に通うようになってから、保育園に対するイメージがさっぱりと変わることになったのですが、それはまた別の機会に書くことにします。
今日もお読みいただき、ありがとうございます。忘れ物をしたので、再び行くことになりました。
ぼく:遠藤 涼介/Endo-san (@ryosuke_endo)
#スポみら (元 #スポーツの未来に僕たちができること )オーガナイザー。 第一弾、新潟経営大学イベントの資金調達を目的に行ったクラウドファンディングは3サイトで募集し、すべて目標達成(総合達成率140%)#新潟 を #許容度の高い エリアにすべく活動中