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夫婦の時間をつくること

 我が家は3人の子どもと、ぼくと妻の大人2名で構成されています。

 ぼくと妻は共に働きに出ているため、平日の朝から"職場"へ向かう必要があり、その職場には"出勤時間"が設けられており、その時間に遅れるわけにはいきません。

 これは子どもと生活を共にする家庭で、夫婦が共に働きに出ている勤め人であれば、どこのご家庭でも時間の前後はあれど似たような状況なのだと思います。

 以前の記事(新しい環境への適応は誰にとって敷居が高いのか)にも書きましたが、我が家はこの春から夫婦の都合に子どもたちを付き合わせ、それまで通っていた保育園から別の保育園へ転園してもらい、彼らには新しい環境へ飛び込んでもらっています。

 平日は夫婦・子どもたちにとって、家族以外の人たちと過ごす時間が圧倒的に長いわけで、子どもたちは朝の保育開始時間から目一杯8時間以上を自宅とは異なる環境で過ごすことになっているわけです。

 特に三番目は0歳で入園しており、毎朝、ガシッとぼくから離されないように必死に抵抗しながら泣き崩れているため、「......すまん!!」と心に強く思いながら保育士さんに預け、部屋を後にすることを繰り返している毎日。

 長男に至っては、転園する前の保育園では男女の割合が6:4で、圧倒的に男子遊びの方が多かったのですが、新しい保育園では1:9と男子が少ないことから、遊び方が大いに変化した模様で、そこに物足りなさと適応するのに時間がかかっている様子。

 「もうちょっと、こんな風にして遊びたいんだよね。」

 そんな風に話す彼もまた、新しい環境に適応するのに時間を要しながらも、必死に足掻いているんですよね。

 次男も同じように転園先での適応がまだできていない様子で、転園前まではそれほど見せることのなかった母親へのベタベタ具合が増えていて、新しい保育園での生活に若干の不安と不満を口に出せず、態度で表す他ないのかもしれないなぁ、なんて思ってます。

日々、そんな風に忙(せわ)しない日常を送っている中で、時間的に余裕がないからといって子どもたちの様子を見ないわけにはいきませんし、少しでも彼らにとって精神的な拠り所として機能できるように努めているのは言うまでもありません。

 むしろ、仕事を行うことよりも遥かに我々夫婦にとっては重要な課題であり、大きな責任があるものだと認識しています。これは、ぼくたち夫婦が取り組む仕事には責任がないと言いたいのではなく、どちらが先なのか、何に重きを置いているのかといった優先順位の話で、それが高いのは家族との生活なのです。

 しかし、そんな忙しない日常を送る中で、明らかにかけてくるものが夫婦の時間で、子どもたちを見守る大切なパートナーであるはずの夫婦間で意思の疎通を図るための絶対的な時間が取りづらくなってきていることを新しい環境になってから如実に感じています。

 三男を寝かしつけるのは、望んでやっているのもあり、ぼくの役割となっています。長男や次男は毎晩、どちらが母親の隣を独占できるのかと常に言い争いとポジション争いに必死。

 三男を寝かしつけ、長男と次男が寝るまでの時間は長くても2時間。その間、家事をできる限り翌日に持ち越さないよう、一通り行いますが、長男と次男をほったらかしにするわけにもいかず、どちらかが相手をします。

 Amazonプライムの会員でもあるので、好きな番組を見せていればいいかとも思うのですが、「本を読んでもらいたい」「字の練習をしたい」「〇〇で一緒に遊びたい」と、具体的に要望を出してきてくれる場合もあり、それを断る理由として家事を優先することは、ぼくや妻にはできませんし、したくありません。

 そうなると、ぼくたちが彼らの様子や認識を同期する機会が目減りしていくことになり、お互いにうまくいかないことがあればイライラし、そのイライラが子どもたちに向いてしまうこともあり、どうにかせねばならないなぁ、と思っていたのです。

 そこで先日、子どもたちを保育園に預けている間に同期時間(共に出かけ、歩き、話す時間)をつくることができたのですが、とても効果があり、お互いに彼らに対しての認識を合わせることはもちろん、それ以外の時間に対して、もしくはお互いのやり方に対しての意見交換をすることで、明らかに精神的な平穏を得ることができました。

 忙しない日常を過ごしていると、どうしても悪いところばかりを目にしやすくなってしまいますが、相互に認識を合わせる同期時間を平日の中の数分や数十分でも大事だとは思いますが、お互いに休みを合わせて長時間の同期時間を設けることもすごく意義があり、大切なことなのだと認識できました。

 今後も定期的につくっていくことが、子どもたちにとってはもちろん、ぼくたちの関係を保つためにも不可欠なのだなぁ、と強く感じた次第なので、お互いに「また、つくろうか。」と。

 おすすめです。


 今日もお読みいただき、ありがとうございます。毎日が課題だらけですが、その分、楽しいことや考える機会にもなっているので、毎日が興奮することだらけです。


ぼく:遠藤 涼介/Endo-san (@ryosuke_endo

#スポみら (元 #スポーツの未来に僕たちができること )オーガナイザー。 第一弾、新潟経営大学イベントの資金調達を目的に行ったクラウドファンディングは3サイトで募集し、すべて目標達成(総合達成率140%)#新潟 を #許容度の高い エリアにすべく活動

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ゑんどう ≒ 遠藤 涼介
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