顔を合わせずに当日を迎える、というお話
今回、僕はあるイベントの主宰を務めているワケですが、もう開催間近なんですね。今日が21日で開催が23日なので、直近も直近で、「マジか」って感じです...。
ここにきて家族の体調がすぐれない(次男⇒長男⇒我が家の嫁:イマココ)という状況に陥っており、なかなかに思うようにことが運べない感じになっています。
元は僕のわがままですから、家族がピンチの時には最大限サポートしなければなりませんが、この直近も直近の状況では流石に板挟み的な、どちらに対しても心苦しい的な状態になっておりますです、はい。
ま、やるしかないですね。
で、今回、僕が主宰するイベントは「スポーツ」をきっかけに地方に住む人たちを活発に動ける、もしくはそういう雰囲気を作りましょう!という趣旨のもとで行います。
活発に動けるってどういうことかと言えば、リスクをとって動けるかっていうことと、それをバカにするのではなくて支援・応援できるような雰囲気にあるのかってことです。
僕は以前にも記事にしているのですが、日本は失われて20年とか30年ってやたらと耳にするようになりました。
その失われた20年とか30年というのは平成の大部分、もしくは丸ごとなわけで「その表現はそもそもやばくないか」とも思うわけですし、そんなこと言ったら思い切りその時代を駆け抜けてきた僕たち30代の人生すら否定されているような気もします。
しかし、ITの活用に...とか、すぐれた産業を生むことが...とか中国の人口ボーナスによって...とか本当にいろんなことが言われてますし、それらはもっともな意見であり事実なんでしょう。
けど結局は、失敗に許容できるような雰囲気であったり、失敗することに対して臆病になってしまうことが原因でそうなったんじゃないんですか。
リスクをとって行動しようとする奴を後ろから指差して笑うだけで、なんのフォローもしない人たちが多かったんじゃないんですか。
失われた20年とか30年とか言われてるのは、そういった「バカを馬鹿にする人たち」がいたせいなんじゃないかって。
自分が体験・経験したことがないことをやろうとする人を「よし、そうか。いいね、それ。頑張ろうぜ。やってやろうぜ。」って背中を押すのではなく、「そんなのうまくいくはずないじゃん。社会はそんなに甘くないよ。」と、やってもいないから検証のしようもないのに、ハナから失敗からのダメージ前提で話をする人たちばかりでは、足の踏み出しようがなくなってしまうのは当然じゃないですか。
目の前にある事実を見ることしかできないのであれば、未来なんて作ることできません。未来を作るためには数多の失敗が必要で、失敗がなければ成功や理想、そして未来への足がかりさえつかめません。
だから、そんななんとなく、というかあまりにも強い保守的で詰まらない失敗前提に話をされる人たちの多さに辟易としていたこともあり、「できないでしょ」ということを吹き飛ばす意味で、今回、僕は主宰としてやっています。
そして、そのイベントのゲストは...
UEFAチャンピオンズリーグの運営に携わる初めての日本人である岡部恭英さん。
新潟市出身でバッチリスタートアップとして失敗を繰り返しながら前進を続けていて、HADOの産みの親である福田浩士さん。
日本の指導者のあり方に疑義を呈しながら、指導者の枠に囚われず、そもそもフットボールの魅力について文化論的に発信を続けている河内一馬さん。
IT企業を創業し代表を退いた際に、プロサッカークラブへ"転職"をし、マーケティング戦略の指揮をとる「えとみほ」こと江藤美帆さん。
MAZDA Zoom-Zoomスタジアムの設計・竣工を代表例に、スポーツ施設の設計に関わっており、そもそもスポーツ施設のあり方を変えるべく奔走されている上林 功さん。
といった面々です。
ちなみに彼らとは一切面識がありません。イベント当日に顔を合わせることになります。「初めまして」がイベント当日です。
けど、それができるのが現代ですから、活かさない手はありません。
今回のイベント、数々の失敗もありましたし、成功もありました。それらを鑑みても、良いイベントになるし、なっているのではないかと思っています。
スポーツの枠に囚われず、エンターテイメントとして、空間ビジネスとしてスポーツを考えて、それらをビジネス化できる人を産むキッカケにしたいんです。
現状、それを扱っている人には、その可能性をもっと広げてもらう機会にしてもらいたい。
そんなことをスポーツの外からやってやろうって企画です。
あなたも一本、この企画に乗りませんか?
参加お待ちしています!
そういえば、今朝(09/21)の朝刊に載りました!地元紙である #新潟日報 に。