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#何気ないツイートから始まる物語 (18話)〈クラウドファンディングの目標達成へ〉

何気ないツイートをきっかけに、スポーツビジネス界の大物と地方都市に住む一般人であるぼくがイベントを企画・実施することになり、その後の人生に大きな影響を与えることになったことを記した、ちょっとした物語。

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前回まで
クラウドファンディングの成功を目指して結成されたサポーティングチームの中からプロボノ的に営業をしてくれる人も、プレスリリースを制作してくれる人もいれば、それをメディアへ配布してくれる人、法務的な相談に乗ってくれる人など「スポーツ」を合言葉にして、たくさんの人たちが支援してくれた。

120名以上の方々が誇りを持ってサポートしてくれた

多くの人たちが各々の専門領域を活かしつつ、もしくは自らのネットワークを駆使してサポートしてくれたおかげで、イベントの資金調達を目的としたクラウドファンディングの募集終了まで残り二日時点で達成率45%といったところまで到達することができた。

そう、多くの人にサポートしてもらえたからこそ、目標額までは到達できなかったかもしれないが、目標とする半額程度までは調達することができたこと自体は不足はあるかもしれないが、それなりに満足することができていた。

このクラウドファンディングを立ち上げていなければ、交友を持つことすらできなかった人たちがいて、まだ顔も合わせたこともないような人たちが、自身の資産ともいえる交友関係やネットワークを駆使し、はたまた自身の専門的なスキルや知識を活かし、同じように集まってくれた人たちと共同でチームを組んでプロジェクトの進行を支援してくれたこと。

ぼくなんかがいうのは、おこがましい部分があるのは承知の上でものをいえば、サポーティングチームへ参加してくれた上に能動的にプロジェクトへ関わってくれた人も、読むだけにになってしまったものの、投稿に対しての反応をしてくれた人たちも、それぞれに本業に対しての誇りみたいなものを垣間見せてくれた。

おそらく、ぼくがプロジェクトの起案者だったから、というのはあると思うが、こうやって日々の業務なりプロジェクトは進行していくのか、と遠いところを見るような心持ちで活動を見れる機会に恵まれたことを嬉しく思う。

クラウドファンディングの目標金額には到達できなかったとしても、イベントの開催自体は決めていたからこそ、ぼくは身銭を切ってでもやるつもりでいたし、残り二日の厳しい状況をみて、覚悟を決めたところもあった。

福田拓哉さんのNewsPicks連載へ掲載が後押し

そんな風にして覚悟を決めていたところ、プロジェクト自体の背中を押し続けてくれた福田拓哉さんが、クラウドファンディングを始めたあたりから「いいことがある」と述べ続けていたことが、急に動き出した。

ある日、「取材させて」と連絡をもらい、今回のプロジェクトに関わる人たちの行動や言動を受け取ってきた立場として、また、地方に在住する本当に無名な個人として、田舎にいながらでも個人の想いと行動が伴い、そこに共感性があれば、何かしらの動きができるのだと証明したいのだと述べた。

クラウドファンディングの残り期間が2日となった時点で、目標額まで50%にも満たない状況に福田さんも悔しさを感じつつ、この記事の公開について媒体社であるNewsPicksと協議してくれた。

結果として、福田さんの働きかけと、NewsPicks側が理解をしてくレたおかげで、クラウドファンディングの締め切り前日となる08/25に公開され、サポーティングチーム内のメンバーをはじめ、実際に支援をしてくれた人たちからのコメントがたくさん並んだ。

そのコメントを一つずつ、噛み締めつつ、自分の目と脳に染み込ませていく時間は、本当に格別な想いがした。

クラウドファンディングが成功できるかどうかは起案者の熱はもちろんだが、そこに関わる人たちの熱の量も質も大切だ。そして、それはテキストとして書き起こされるものだったり、動画で配信されるものなり、いろいろとあったりするのだが、福田拓哉さんが書いたテキストに、それぞれのコメントに対しての熱量が重なることによって、とてつもない分量のテキストコンテンツとして仕上がった。

コメントまで含めた素晴らしいコンテンツだと思うし、ぜひ、リンクから記事はもちろんだが、コメントまで目を通してもらいたい。これだけの人たちが新潟っていう田舎町にいる無名の個人が働きかけている事柄に対して希望を抱いてくれた証左なのだと思うと、胸が暑くなる。

クラウドファンディングの成功

結果、08/25の福田拓哉さんの記事公開を起点にし、2週間ほどだったクラウドファンディングのクライマックスを迎える。

タイミングを同じくして、有志で営業をしてくれていた人たちからも朗報が舞い込んでくることになったため、多くの支援金額が同じタイミングで集まることとなり、08/25を終えた段階で三サイトで募集していたクラウドファンディングも部分的に目標額を達成しはじめた。

記事の反響は、記事単体のみに関わらず、FacebookやTwitterを介してコメント欄にある熱量が、コメント主が抱えるそれぞれの友人・知人たちにまで伝搬したこともあり、急速に認知を獲得。

リターンとして、Web視聴を提供していたことも奏功し、世界中からご支援いただくこととなった。中にはフランスのパリからWeb視聴をしてくださった方もいたし、現地参加のリターンにはブラジルのリオから支援を申し出てくれた人も。

以下はイベント後の報告などで利用した図表だが、締め切りの2日前から自体が急速的に動き出し、結果として目標額を大きく超え、140%ほどの達成となった。

191123_NewsPicksコミュニティイベント

正直、クラウドファンディングの締め切り時間が迫る中でも、支援が増えていく様子をリアルタイムで見ていて、実感を抱くのに時間がかかった。

「個人発の取り組み」でしかないのにも関わらず、ここまでの金額ではなく想いが届くことを噛み締める機会などなかったからだ。

ただ、結果として、事実として、Twitterでやりとりを始めた、ほんの小さなところから始まったプロジェクトも、多くの支援者を募るような機会になれるんだと実感することになったし、その事実にぼく自身が興奮した。

そして、やっぱり、うれしかった。

ご支援いただきました皆さん、本当にありがとうございました。

次回、新たなゲスト登壇者の決定

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地方に住む「普通の人」であるぼくが、ある業界の大物に何気ないツイートで絡んだところから、イベントを企画・実施するところまでを追ったちょっと…

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