ヴォレアス北海道が日本のプロスポーツクラブとして初めての『VOREAS GREEN DEAL宣言』を出したことを紹介したい
どうも、(おはよう!会えなかった時のために、こんにちは!こんばんは!おやすみなさい!)えんどうです。
環境問題って、みんなどう考えてるのだろうか。ぼくは大して考えていない。正直にいえば、そこまで考えたところで趨勢に影響を与えないだろうから興味や関心はあるだろうけど、そこまで熱心になることはない。
イマイチわからない環境問題から
だからと言って街中でポイ捨てをすることもないし、ゴミの分別はきちんと自治体の規則に照らして丁寧にやってはいる。それは環境がどうの河野と言うよりも、社会生活を営む上での矜恃みたいなものだ。そして、未来を担う存在である子どもたちと生活をする中で恥ずかしい姿や姿勢を見せたくない。
ただそれだけだ。同時に、それが最も重要なことなのかもしれないとも考えている。
以前、SDGsを懐疑的にみている旨のnoteを書いた。この動き自体を否定していると言うよりも、国連決議で出されたものであるにも関わらず、国連の常任理事国である中国やアメリカにバシッと規制をかけない時点で「それって...ねぇ...」感が出てしまうことに疑念を抱いている、とするものだ。
また、SDGsを謳い文句にすれば制度的に得をすることを利己的に活用する企業や個人がいることに対しても「どうなのかなぁ」感を抱いてることもあって、環境問題に対しては相変わらず「自分にできることは社会規範を守ること」だとしか考えておらず、それ以上もそれ以下もない。
そんなことをボケッした頭で考えていると、ヴォレアス北海道の池田さん @KenshiroIkeda が日本のスポーツクラブとして初となるGREEN DEAL宣言を出した。以下は全文を載せているnoteである。
詳細は池田さんのnoteに譲るとして、この宣言を出すに至るまでの苦悩や苦労を勝手に想像しつつエールを送るのと同時に、まったく関係のないヴォレアスも知らなければ池田さんも知らないし、何ならGREEN DEALなにそれ?おいしいの?新しいビール?ぐらいな人にも認知してもらう機会にしたいと考え、このnoteを書いている。
そう、完全に自己満足だ。しかし、根本的にこのnoteを書くこと自体がぼくの趣味で出来上がっている部分も否めないので別にそれで構わないだろう。
ヴォレアス北海道、そして池田さん
そもそも、ヴォレアス北海道ってチームが何のチームなのかを知らない人が多いだろう。北海道で知っている人、バレーボールに関係のある人ならば認知している人もいるだろうが、そうではない人はまったく知らないだろう。
端的にいうと、ヴォレアス北海道はバレーボールのプロクラブだ。日本初のプロバレーボールクラブ。それがヴォレアス北海道だ。A=B、B=C、だからC=Aなのだ。
少し長くなるが来歴を公式Webサイトから引用する。
日本初のプロバレーボールチームとして2016年10月に誕生しました。国内最高峰のバレーボールリーグ「V.LEAGUE」に2017/18シーズンより参戦し初年度で優勝(3部)、翌2018-19シーズンにおいても連覇を果たしました。2019-20シーズンはV.LEAGUE DIVISION2(2部)にカテゴリーをあげ、19勝1敗(2試合未消化)で準優勝。1部との入替戦出場権利を獲得するも、コロナにより入替戦が中止となったため2部に残留となりました。2020-21シーズンは同リーグで15勝3敗(2試合未消化)の準優勝。入替戦ではV1・大分に対して1勝1敗となり惜しくも昇格を逃しました。
最速最短でのV1リーグ昇格を目指していた2020年に新型コロナウィルス感染症の影響を受けて昇格戦に臨めない憂き目にあったが、翌シーズンでは二試合を未消化ながら準優勝(V2リーグ)。惜しくも昇格を逃したものの、しっかりと結果を残し続けている。
numberでも取り上げられたこともあるが、興行面ではなんといっても3部リーグながらもSS席10,000円というチケット料金が示すように、決して安くはない。(現在はさらに高額チケットになっている)
以下の記事が出された当時、V3リーグに属していたヴォレアスのチケット料金は、最も安い価格で2,500円。V3リーグはトップリーグから数えると3部。どう考えても価格設定がおかしいと感じるかもしれないが、下の記事を読み進めてもらえばわかるように体育会的なスポーツで終わることなく、あくまでもスポーツビジネス、エンターテインメントビジネスとしてヴォレアスのゲームを提供しているからこそのそれなのだ。
他にも電子チケットに向けて全力でシフトするなど、とにかく「できること」を全力で取り組みつつ、尚且つスポーツクラブの本質である「オラが街のクラブ」で「結果を出すこと」にこだわり続けている。
そんなヴォレアスを引っ張る池田さんがヴォレアスを作った理由は池田さん自身のことばで綴られている以下のnoteをご覧いただきたい。ぼくがここで何を書くよりも、自身が言語化したことばの方が重心と体温が乗っていることはいうまでもないのだから。
環境保全、持続可能な社会と経済的な発展
冒頭でも書いたが、正直なところ環境保全だとか持続可能な社会なんてものが何なのかは何を読んだところで、どんな情報を集めたとしても「わからない」。
ぼくからすると「やりたい」と思っている人がやるから意義や意味が生まれるのだろうと思っていて、それ以上でもそれ以下でもない。ただ、「自然」とは何なのか、ということは少し立ち止まって考えたりする。ぼくの中では養老孟司が超バカの壁の中で書いていることがしっくりきているので紹介しよう。
都市化するということは自然を排除するということです。脳で考えたものを具体的に形にしたものが都市です。自然はその反対側に位置しています。(『超バカの壁(新潮新書)』より)
自然って何だ
「脳で考えたものを具体的に形にしない・できないもの」
しっくりきているものの、これを自然の定義だとした場合、人間そのものは自然なのか。仮に人間が自然が生み出したものであるならば、人間が考え、創造するものもまた自然なのではないか、とか思ってしまうのである。
ぼくみたいな人間がそんなことを考えてしまうぐらいだから、経済的な活動と環境保全を両立させることってのは随分と難しいことなのかもしれない。
実際、上で書いているSDGsのように、中国が海洋ゴミの排出量で世界で一位であったり、石炭の需要が最も高いのはアジアだよ、なんてことを踏まえると経済的な成長や継続性と環境破壊(保全とは相反する行動)は致し方がないのかもしれない。
だから、今回のヴォレアスが出したGREEN DEAL宣言には価値があるのだ。
難しいんだよ。こんな風に「やります」っていうの。できなかったら指差されたりするから。出すのも勇気いるんだよ。それでも出した。日本のプロスポーツクラブとして初めて。
もう、あとは二番煎じだ。これからはどんなに早く出したところで二番煎じ感が滲み出る。それが悪いとは言わない。追随する人たちが増えることは環境保全や経済活動の両立に関する意識が醸成されている証明だからこそ、宣言を出して実際に行動する人たちが増えることには大いに賛成だ。
でも、初めの一歩を出すことは大変勇気のいることだ。
環境のこととか経済のことはよくわからないことだらけだが、そういう人たちを応援したいとは思う。
北海道で生まれたわけでもなければ行ったこともない。だけど、「ヴォレアス北海道」には親近感を抱いているし、実際、クラブTシャツも持っているから身近な存在だ。
これからも池田さんをはじめとしたヴォレアスに関わる人たちを応援しているし、応援していきたい。
ちなみに、ぼくは池田さんに会ったことはない。2018年から互いに認知をしているものの、会ったことはない。まぁ、池田さんからしたら2018年当時のぼくは会うだけの価値があったかもしれないが、今のぼくはとても会えたところで何を提供できる気もしない。
だが「えんどうが応援する人100人」の中の上位に入っていることは間違いない。そして、何度もいおう。会ったことはない。
池田さん、がんばってください!
じゃ、今回はこの辺で。
ではでは。
えんどう
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