原則子連れのワーケーション実践者の #妙高ワーケーション の感想と #親子ワーケーション のすゝめ
どうも、ゑんどうです。
これを公開した日は #妙高ワーケーション の最終日。
子どもたちは笹寿司づくりにコースターづくりなどを経て、室内プログラムを満喫する予定ですが、ボクをはじめとした親御さんたちはワーク・ワーク・ワークです。
とはいえ、子どもたちが参加するプロジェクトとワーク環境が断絶されているわけではないため、ワイワイとガヤガヤとした環境になるのでしょう。
2022年に初めて開催された #親子ワーケーション でしたが、初回の参加者として、また、1年ぶりの参加者としての雑感を書いていきます。
これを読んでもらいたいのは、従業員を抱える経営層や事業責任者とワーケーションに興味があるんだけど…なんて一歩どころか半歩踏み出すのに勇気が必要な人です。
前回同様、子どもも含めて満足。だから増えてほしい。
言わずもがな、です。
いや、根本的には子どもたちが満足であればボクは大満足なので、ボクの満足度は大して重要ではありません。
ボクは引きこもり在宅ワーカーなため、基本的に生活圏と就労環境が切ってもきれない状況と環境です。(詳細はこちらで記載していますのでお時間があれば…)
ボクにとって仕事などで遠征する場合には、子どもを連れ立っていくことが前提なのです。単独で仕事に出向くことなど、これから少なくとも5年間はありえないでしょう。
だからこそ、親子で堂々と連れ立っていける親子ワーケーションの機会は増えてほしいと考えています。というか、ワーケーションって企画でなくてもいい。子どもたちが楽しめる環境を用意できるのであれば、ボクはどこでだって仕事をします。
彼らに出会いと体験をワンセットにして用意してくれる環境が全国の自治体に用意されているのであれば、ボクはドンドンと飛び出していきたいし、そこで彼らの関係人口を創出していきたい。
ボクは各地で仕事をもらえるようにがんばればいいだけで、そこにボク自身は仕事を入り口にした関係人口が創出されることは願ってもないことですし、何よりも知っている人が増えるのはとても嬉しい。
ただ、やっぱりそれよりも大事にしたいのは、子どもたちの出会いの機会が増えることであり、それがもっと認識として当然のように普及されることは、日中、子どもと一緒に過ごしながら仕事をする人たちにとっても大きな機会になることは間違いありません。
なぜなら、ボクは学校に通うことができない児童とともに過ごしながら仕事をしている当事者だからで、その楽しさも苦しさも十分に理解しているからです。
もっと子連れでもワークできる機会が増えてほしい
旅行はいいんですよ、旅行は。旅行は旅行として旅行然としたものを個人で勝手に企画しますし、旅行を目一杯楽しむことが目的なのですから。
ワーケーションの目的はワークです。仕事をすることを前提にしながら、仕事前後の時間を旅行”的”に過ごすってことがポイントなはずで、バケーションはメインになりえません。なり得るはずがないのです。
だったら、子連れでもワークできる、子連れだから安心してワークができる環境や状況が増えることって、安心して子どもを増やすための大切な材料ではないでしょうか。
昭和や平成の初期は女性の社会進出もそれほど声高に言われていませんでしたし、祖父母がいる中でいざとなれば子どもたちと預けられる環境って、大人の目がたくさんある状況ですから、子どもたちを生命の危険に晒す危険性は少なかったはずです。
それって「安心」じゃないですか。
いま、共働き世帯で核家族が増えていますが、それは共働きでなければ生活ができないからです。社会保障費などを含めた国民負担率が約50%なので、所得の半分は税金として国に納めているような状況。
はて、一体、誰のために生活をするための仕事をしているのだろうか、と疑問に思える日は少なくありません。
だったら、せめて子どもたちを安心して任せられるような状況を社会実装していくことしか、働く上での安心を提供することってできないじゃないですか。
チームビルディングなどの遠征費を福利厚生に
ここからは経営者などの「会社でお金を出す側」として君臨している方々に向けてのお願いというか、相談事項です。
ぜひ、ワーケーションの費用を福利厚生費として捻出してもらえませんかね。
会社の飲み会費用をいくらか補助しているのだとしたら、その回数を減らし、年に一回でもいいから親子ワーケーションとチームビルディングを一体化させた企画にでも注ぎ込んでもらえたらなぁ…なんて思うのです。
従業員で社員旅行に行くついでに、ワーケーション的な企画を一つ、打っていただけないでしょうかね。
もちろん、できる事業者はテレワークやリモートワークが制度内に組み込めるだけでなく、通常運用をしたとて、大して業務に支障が出るほどではない業態に限られるでしょうが、可能な事業者さんはぜひとも検討していただけると幸いです。
もし、仮に取り組めるよ!とか相談してもいい?なんて人たちがいたら、妙高の方々でもワーケーション協会の方々であろうとおつなぎしますので、然るべき企画を壁打ちしながら立て、実行してみてください。
その結果、従業員のお子さんたちが安心した場合、それは親御さんたちである従業員の安心につながりますし、安心できる職場環境では生産性の向上も期待できるでしょうから株主の利益にもなります。
最後は、なんだか烏滸がましいことを書いた気もしますが、誇張も何もない当事者としての嘘偽りのない意見です。少しでも気に留めていただけて、行動を喚起するきっかけになったのだとしたら幸いです。
まぁ、ボクはフリーランスなのでカイシャインではないのですが。
おわりに
2泊3日の工程なんて、あっという間ですね。
特に二日目なんて子どもたちと物理的な距離を離された上でのワークでしたから、本当にあっという間でした。そういえば、長男くんが不登校となり、フリーランス在宅ワーカーとなって以降、なんだか久しぶりな気がします。
あんまり機会がないんですよね。単独で仕事に没頭するだけの時間。
根本的に自堕落な人間なので、オフィス的な環境は必要だとは思いながらも、オフィスに行くことが億劫なワガママ人間なために在宅ワーカーなのですが、いずれにしても没頭する時間が貴重であることを確認できたことは本当に貴重な時間でした。
企画をいただいた一般社団法人妙高市グリーン・ツーリズム推進協議会のみなさん、参加者のご家族のみなさん、ありがとうございました!
またお会いできるのを楽しみにしております。
ではでは。
ゑんどう(@ryosuke_endo)
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