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転職回数の多少について

はじめましての方から頻繁に起こしいただく方まで、ようこそ。 どうも、ゑんどう @ryosuke_endo です。

このnoteでは、特に読む必要がないと感じられることかもしれないけれど、ぼくがだれかと対面して話したい”雑談”を文字化するものなので、そんな雑談にお付き合いくださる方は、ぜひ読み進めてください。

はじめに

ぼくは一般的な就労者よりも転職回数の多い人間だ。

前向きな転職で「栄転」などと前職のお客さんから囃し立てられたこともあれば、後ろ指を指されるような形で転職してしまったこと、さらには体調不良で継続が困難な状況になってしまったことなど、何だか盛りだくさんの離職と転職を繰り返している。

これまでに所属してきた最長の組織は義務教育期間の小学校6年間で、次点は5年間。つまり、所属しながら仕事をすることで身銭を稼ぐことができるのは決して長くはない期間なのである。

いま、自身の就労体験を振り返りながら思い返してみたところ、個人事業主から会社員などを厳密に計算すると9回も計上できることに気づき、驚愕している。(所属が変わらずに就労形態が変わったことも含めている)

さて今回は、この「転職回数の多少」が就労生活においてどのような影響を及ぼしているのかを考えてみたい。

書類選考の比重が高い場合は不利

転職の回数や在籍雇用形態の変化などがあると、履歴書がとても長くなるため、記載しきれなくなってくる。

これが面倒なのもあり、ぼくは履歴書を手書きすることはない。必要な場合は厚生労働省あたりからサンプルをダウンロードし、電子上で制作したものをPDF化して応募先に送信する。

手書きの場合、いくら丁寧に書いたところで字が汚い特性までは修正が効かないだろうから、電子上で制作した方が相手にとっても読みやすいものになるはずだ。

人事側に立ったこともある人間の視点を持つと、手書きで魂を込めて制作してきた履歴書を拝見することもあるため、大層な履歴書を拝見したりしようものなら圧倒されることもなくはない。

ただ、書類における重要な情報は内容である。

ぼくのような離職・転職歴が多い人間は書類選考の比重が高い、つまり選考過程において書類選考がふるいにかける位置づけとなっている場合には不採用通知が届きやすい。

「いや、書類選考はふるいにかけるものだろう」といった意見はもっともだが、事業者によっては中途採用に置いて重要なのは履歴書ではなく職務経歴書だとするところもある。

むしろ、そちらのほうが重要な情報だろう。これまでに所属してきた事業者と、その中で何をどうやって実行してきたのかを明示することになるからだ。

履歴書が果たして必要なのかどうかは大きく議論されて欲しいし、職務経歴書だけで済ませられるような状態になってほしい。

ぼくがどんな願望をもって提出したところで、離職や転職回数が多ければ多いほど「継続できないやつ」や「我慢ができないやつ」といったレッテルを貼られつつ見られてしまうのは致し方がない。

そのように評価される事業者とは縁がなかったことになるのは、ある意味では必然的なのだろうし、その事業者内で就労している人々は最低でも◯年や〇〇年といった就労をされているのだろう。

非常に残念ではあるが、自分の職歴の多さが足を引っ張ることは存分にしてあることだ。

面談や面接まで進めると有利(?)

反面、書類選考を通過し面談や面接にまで駒を進めると有利な状況になるのだろうか。

有利か不利でいうと、これまでの職務経歴を懇切丁寧に説明できるのであれば不利にはならない。有利になるのかと言われると、少し答えに窮してしまう。

なぜなら、面接をする側に立ったとしたら、その職務歴について質問をせざるを得ないからだ。善くも悪くも面接官とはそういうものである。

中には「そんな風に働いてて恥ずかしくないのか」といった具合に、少し説教じみた言い方で雇用する側は立場が上であると公言するような言動や態度を取ってくる事業者(人事担当者/決裁権者)もいた。

強みというよりも「おもしろがってもらえるかどうか」が職務経歴の多い人間は重要度が高い、とぼくは考えている。

職務経歴に記載されている事業者の数が多ければ多いほど、応募している母数があり、そこから選別(選抜)されて所属・記載するに至っているわけだから、経験値は転職未経験者よりは多い。

職種だけでなく業種まで変更することもあれば、職種のみならず業種における「素人」を経験しているはずで、初心者目線が常に持てている人材であると受け取ることもできる。

長く慣習として定着している業務工程や意志過程に対し、慣習に染まっていない立場からのフラットな意見や主張を通してもらうことで組織の活発化を図ろうというのだ。

あとはオープンポジション的な募集をしている事業者には受入れてもらいやすい傾向もある。

いずれにしても、オンラインでもリアル対面でも「話す態度や姿勢」がみられることで書類上の印象とは異なった情報を受け取ることができる面談や面接の場で、どうプレゼンするのかだ。

せっかくプレゼンの機会をもらえているのだから、そこで自分の魅力と事業者に不足している点を合わせて合致する想定をしてもらい、雇用するだけの価値があるのかを前向きになってもらう。

いわば勝負の時間なわけだが、ただただ転職をしてきただけの場合、そのあたりを言語化できないことも多い。転職相談なんかに乗っていると、そのあたりに苦しんでいる人が少なくない。

それを踏まえると、書類制作から自分の言葉で表現できるよう、しっかりと深堀って自分史をつくることが必要だ。どれだけ自分の経歴に向き合い、言語化したのかは商品知識と身につけるのと同じぐらいに重要な行為だ。

おわりに

結局、転職回数の多少が転職にとって有利なのか不利なのかは、職務経歴に対しての向き合い方で決まってくる。

いい加減な転職や離職などを繰り返していれば、他人への説明もうまくできないし、それを聞いた他人も腹落ち感のないイマイチな反応を取る他になくなってしまう。

自分のことをわかっているのは誰よりも自分なのだが、自分をメタ認知しながら言語化することは自分のことだからこそやりづらい。

ときには目を覆いたくなるような出来事がフラッシュバックしてくることもあるだろうし、それによって滅入ってしまうこともあるかもしれない。

陰と陽なんて言葉を使うとしたら、陽の部分を出すためには陰の部分に向き合うことが必要だ。

書類上の自分がどうやったら魅力的になるのか。書類に落とし込んだ言葉を面接の場でどう表現するのか。

面接の場ってのは、自分という商材をプレゼンするための機会なのだ。気張りすぎてもダメだが、気乗りしない状態での説明もNGだろう。

まぁ、ぼくみたいな平々凡々と面接の場にサンダルを履いていってしまうような人間には言われたくないものである。

ではでは。

ゑんどう

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ゑんどう ≒ 遠藤 涼介
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