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#noteとのつきあいかた 、というお話
いわゆるブログというのとはちょっと違うnoteというサービス。
ぼくはこのサービスが好きで、なぜ好きなのかと聞かれれば、サイトデザインもそうだし、読み込みたくなる動線もそうだし、中の人達が改善情報を発信し続けたりしてくれることも含めて好きです。
そして、いわゆるブログを書いている人たちがnoteで文章を書いているのと、noteで読みたくなる文章を書いてくれる人の間では大きな隔たりがあるような気がしています。
いちユーザーの意見として、それを書きたいと思います。noteというサービスが好きで、文章を読むのが好きな人としての意見を。
他のブログ記事やアフィリエイト記事でもなんでもいいんですけど、その中で見られるような「目次」はハッキリいって見づらくなる大きな要因だと感じます。
noteって、書き手が隣で話をしてくれるようなフレンドリー具合が特徴で、それが教科書みたいな講義をしてくれるような態度を取ってしまうのはマイナスなんじゃないか、と。
「読んでほしいところはここですよ!」
「ほら、こんな情報がはいってるんですよ!」
みたいな書き方をされると少し読むのがしんどい気持ちになります。
結果、そういうnote内にある文章って"余計な画面スクロール"を「結果的に求めてしまう」ことになるので、そうなるとぼくは離脱ユーザーになっちゃいます。
(ありすぎると)目次でゲンナリするんです。
本を読むとすると、目次を見るのは見ますが、本って読み飛ばせるじゃないですか。
けどWeb上で書かれている文章って、画面のスクロールという切っても離せない挙動が生じますので、目に入ってきてしまう。
それがつらい。
結局、ぼくはnoteでいろんな方の文章に触れている中で、本を読むときでも人の話を聞くときのように、その人なりのことばの使い方や表現、惹き込ませ方などを楽しんでいるんだということを気づかせてもらいました。
そういう意味でいうと(多すぎる)目次は不要で、それがあるがために読む気持ちをへし折られるという...。
Piace of cakeのCXO深津さんのnoteチームの価値を綴った『ブランド・バリュー』という記事は、Web文章の目次が苦手なぼくでもすんなりと内容に入っていけます。(そもそもこれは目次のようであって目次ではない、というツッコミはご遠慮ください)
このぐらいなら、まだ文章に対して邪魔をしないというか、気を削がれずに文章へ入っていけます。
ま、程度の問題ってことになりますが『noteに目次は不向きだと感じている』いうのはぼくの意見ですからね。別にいいか。
だから、自分が書く場合に気をつけているのが、こんな風に「誰かに対して話しかけているような文体にすること」を心がけてます。
そら、誤字とか脱字もありますけど、それが紙ではないWeb文章の良さですよね、とも思います。
ぼくにとっては毎日記事を更新することとともに、他の人達が書き連ねることばに触れることは非常に有意義な時間をもたらしてくれる時間になっています。
本を読むようになったのも、ブログを読んで活字に慣れたことが大きな理由です。
ぼくの親とかそれ以上に人たちから「活字に触れるのはいいことだぞ」などといわれてきたのですが、それがいまとなっては様々な新聞や書籍だけではなく、PCはもちろん、スマートフォンやタブレットなどさまざまな様相を呈し、情報をもたらしてくれます。
その一つがブログでしょうし、多くの文章を書くのが上手な人達のことばに触れてきたからこそ、ぼくもその一員になりたいと思い、こうやって文章を連ねています。
べつに何者になろうとも、なれるとも思っていません。
ただ、ほんの小さなクリエイターであったとしても、たしかになれる場所で、それを許してくれる(提供してくれる)場所にいることが楽しく、そして嬉しいと感じます。
べつにぼくの書いた文章が世界を変えるとはおもっていませんし、地域を変えるとも思えません。
けど、少なくとも読んでくれる人はタイトルから興味を持ってもらい、わざわざクリックなり、タップをしてくれて入ってきてくれるわけです。
クリックやタップはノックだと思っていて、わざわざ部屋を見つけて入ってきてくれる人にたいして敵対的な態度で臨もうとは思いません。
もちろん実質的に受け入れるわけではないので表現は難しいのですが、あくまでもぼくにできるのは入ってきてくれた人がすんなりと読める状況や文章を書くことだけです。
そんな柔らかい雰囲気をnoteには感じていますし、これからもいい感じのサービスとして期待させていただきたいと思います。
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