大日本除虫菊株式会社=キンチョー

昨日の読売新聞夕刊を読んでいて、
へえそうなんやー!ということがあった。

和歌山県有田市の名産はみかんと
もう一つ蚊取り線香だという記事。
なんとなく蚊取り線香の産地という
ことは知っていたのですが。

キンチョーの創業者の上山さんは、
みかん農家の生まれでみかんを作っていたそう。
なんでも福沢諭吉と仲良しだったそうだ。
その紹介でアメリカ人の人を紹介され
みかん渡したところ、お礼にと
菊の花の種を渡されたそうだ。

ふむふむと読み進んでいたのですが、
ちょっとひっかかったのが菊と蚊取り線香。
何の関係があるんだろうと思いました。

で、びっくり。蚊取り線香の材料って
菊だったんですね!!!知ってました?
知らなかったの私だけ?だから
キンチョーの社名が大日本除虫菊!

生きて半世紀近くになるのに知らなかった。
言い訳をすると、子供の頃から、住宅地で育ち
蚊取り線香を家で使ったことがない。
使っていたのは薄い板のようなものを刺した
電気で使う虫よけだったと記憶しています。

つい数年前、田舎で、蚊取り線香をつけてと
地元民に頼まれ、缶から出して火をつけた。
その時も私は無知で、ぐるぐるが2個いちで
収納されているとは知らず、割らずに
ぐるぐる2個に火をつけて爆笑されたのです。
ええええーぐるぐる外せるの?折れないの?
と、同じようにびっくりしたのです。

蚊取り線香で数年のうちに2回も驚くなんて。
ゆかりがないとはいえ、無知すぎてすみません。
今日はちゃんと知ろうと、wikiで読んでみたら、
キンチョーのぐるぐるは火をつけると7時間
燃えるように工夫されているとか。
7時間は寝ている時間なんだそう。
すごい心遣いで作っているだなぁ。

蚊取り線香の成分が菊だと知ったばかりですが、
すでに随分前に、化学合成で成分が作れるように
なってしまい、今は菊を使っていないそう。
名残で有田には菊がさきほこっている
場所があるというお話でありました。

知ったつもりで生きているけど、
まだまだ知らないことが多いんだなぁ。
アホって人生楽しめますね。

私はずっとこのブタさんのを愛用しています。


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チュウ@元バセドウ病
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